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2011/04/18

へうげもの 第2話 茶室のファンタジー

鉄甲船を自慢する織田信長にも、物怖じせず、いささか足らずと言い放ち、鉄甲船を黒く塗ることを進める千利休(宗易)。茶道の巨人であるだけでなく、図体も巨人です。

鉄甲船の鉄を集めたのは今井宗久だという小説がありました。

妻おせんとの夜の業務においても、故郷から送られてきた茶器志野茶碗と奥方の乳房を比較検討する古田左介は数寄者です。乳房には画竜点睛、乳首があるって説明には吹きました。それで乳白色の志野茶碗には赤い何かが必要だという結論に。(「荒木」も乳白色に赤い文様が入ってます)

おせんの兄、中川清秀に左介が茶を立てて、自分は荒木村重の家臣で本願寺勢征伐にこれから出陣するって言うので、村重って信長に反旗を翻すよなあと思っていたら、5分後には村重が謀反。清秀も村重に従います。展開速いですなあ。

謀反鎮圧に向かった信長がかぶってる眼鏡付きの鉄仮面は面白い。

左介は信長の命で清秀の説得交渉に遣わされます。左介は白具足で表れ、おせんを引っ張り出してきて、清秀が矛を降ろさねば妹おせんを切ると脅します。清秀は信長に恭順の意を示します。高山右近も離反した村重は城を包囲されるも、家来を置き去りにして茶器を持って脱出。

左介は地下の脱出路で茶器を背負って逃げる村重を発見。数寄者を捨て、村重の首を挙げて立身出世をしようと心に誓っていたにもかかわらず、村重の草花文染付茶碗「荒木」を見て、すべて吹っ飛び、「荒木」に魅せられ村重を逃がしてしまいます。

後日、左介は千宗易に茶に招かれ(雪駄って千利休の考案なの?)、茶室に入って無限の空間を感じてしまいます。そして宗易が左介に茶を立て、出した器が「荒木」。

利休に始まり、利休に終わる。いいですよ。

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