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2011/05/03

ビンラーディン暗殺作戦の所要時間は40分

読売新聞では40分たらずと書かれていましたが、40分も作戦を遂行する余裕があったとも言えます。

作戦わずか40分、命令はビンラーディン殺害

【ワシントン=黒瀬悦成】米軍による国際テロ組織「アル・カーイダ」指導者ウサマ・ビンラーディン(54)の追跡、殺害作戦は、どのように進行したのか、米政府高官の証言などから、米政府による長年の情報収集活動と周到な作戦計画、高度な作戦遂行能力が浮かび上がってきた。

 ビンラーディンが潜伏していたのは、これまで指摘されたアフガニスタン・パキスタン国境の山岳地帯の洞窟ではなく、パキスタンの首都イスラマバードに近いアボタバードの「100万ドル(約8100万円)の豪邸」(米政府高官)だった。その巨大な豪邸をヘリコプター数機に分乗した米特殊作戦チームの精鋭が急襲したのは、現地時間2日午前1時(日本時間同5時)過ぎだった。

 米政府高官によると、作戦チームは米海軍特殊部隊(SEALS)の隊員。中央情報局(CIA)要員が加わったとの情報もある。作戦チームとの銃撃戦で、応戦したビンラーディンは頭部を撃ち抜かれて死亡した。このほか、3人の男も射殺され、米当局は、1人がビンラーディンの息子、2人は連絡員の兄弟とみているという。また、数人の女性や子どももおり、女性1人が人間の盾として戦闘員に殺されたほか、別の女性2人が負傷した。

 米ABCテレビが放送した襲撃現場の映像には、寝室の床に血だまりがあり、ベッドの上に寝具が散乱していた。別の部屋には簡易台所があり、壊れたコンピューターもあったが、ハードドライブは引き抜かれていたという

 作戦の途中、故障した1機のヘリを搭乗員らが機密保持のため爆破処理する騒ぎはあったが、NBCテレビによると、ただちに予備のヘリ1機が現場に到着。作戦チームはビンラーディンの遺体を別のヘリに積み込み、現場を離れた。作戦に要した時間は40分足らず。米側に人的被害はなかった

 米バージニア州ラングレーにあるCIA本部の会議室では、パネッタCIA長官らが作戦を同時進行で見守った。ロイター通信によると、作戦チームはビンラーディンを殺害するよう命令を受けており、拘束は念頭になかったという。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110503-OYT1T00074.htm

特殊作戦が敵の勢力圏で行われる場合、作戦の成否と兵員の生死は作戦完了までに要する時間に反比例します。作戦時間が短ければ短いほど成功する確率が高いということです。

ちなみに駐英イラン大使館占拠事件では、SASが15分で建物への突入、人質の救出、テロリストの制圧が完了しています

この報道だと実際にビンラーディンを殺害するまでに要した時間はわかりませんが、何か捜索をして40分かかったのかもしれません。40分も現場にいられるというのは、敵の増援が来ない確証があったということもでもあるでしょう。

最初のニュースでは部族が裏切ったのかと思いましたが、実際がパキスタンの首都イスラマバード近郊の高級邸宅に潜伏していたそうで、部族地域からパキスタンの首都近くに移ったのがビンラーディンにとっては仇になったと言えるかもしれません。潜伏することで増援は得られない孤立無援の状況を自ら作り出してしまったようです。

他国の主権を侵害して行われた特殊作戦は今回が初めてではなく、イスラエル軍がウガンダのエンベデ空港に捕らわれていた自国民を救出すべく実行した、エンテベ空港奇襲作戦があります。

イスラエル軍特殊部隊はやばいです。


ユダヤ系アメリカ人がハマスと戦う対テロ部隊に入隊してから除隊するまでの実話です。

SEALsは個々の能力を高めつつ、グループで助けあいながら活動することを教え込みます。

これでまだ養成訓練の第一段階の振り分けでしかないという。

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