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2011/05/30

JIN-仁-第7話 

タイプスリップする人は日本史を勉強しておかないといけないのですね。しかし高校でも龍馬の暗殺日までは教えないような。

最後は咲さんが、臆病なジェダイ候補生を導くジェダイマスターに見える第7話。

坂本龍馬が死んだ日と一緒ですねと現代の病室で未来(ミキ)が呟いているところで、仁が目を覚ます。仁は江戸へ向かう船の船室で寝ていた。なんでこんな夢を見るのかと当惑する。

一方、橘恭太郎は、倒幕を企む謀反人とされた坂本龍馬の監視役(表向きは「奥詰歩兵頭」に命じられる。

仁友堂に戻ってきた仁は、玄関一杯に乾かしているペニシリンの製造許可状を目にする。そこに咲が帰ってきて、仁の足を洗ってやる。照れる仁に、未来ではこんなことしないのかと聞く。(っていうか男の足洗うって夫婦じゃないのでしょうか。江戸時代は水虫がなかったとか)。そこに恭太郎がやって来る。龍馬と会ったのかと仁に尋ねる。意見の食い違い(武力倒幕を是とするかどうか)で喧嘩別れしたと仁が答える。恭太郎は、世情が落ち着くまで龍馬とは会わない方がいいと仁に忠告する。

恭太郎が帰ったとあと、咲は仁に龍馬のことは恭太郎には教えない方がいいと言う。兄の栄達よりも仁先生を取るか、咲さん。

その頃、龍馬は後藤象二郎と会っていた。(龍馬伝と同じように怒ってる)後藤は龍馬伝と同じく、龍馬に土佐が時勢に乗り遅れないために力を貸せと恫喝する。策がいるのぉと龍馬がとぼけた顔で後藤に言う。そして龍馬は四侯会議に土佐を組み込んだ。

1867年春、薩摩が土佐、宇和島、越前をまじえて、将軍慶喜とともに今後の日本についての話し合う会議が開催された。だが薩摩の真の目的は、天皇の前で長州の処分をとかせ、長州とともに倒幕の準備を進めることだ。そう勝海舟は睨んでいた。龍馬の暗殺の日のことを考えた仁が、またも頭痛に襲われる。仁は考えた

<何か歴史の修正力を欺ける方法はないのか?>

仁のもとに龍馬から偽名での手紙が届く。それは龍馬と仁が長崎で撮影した「ホトガラ」であった。裏には龍馬の書いた句が書かれていた。

長芋に中より 

出でたる虫たちの

江戸の芋にも 

すくいたるかな

長芋は薩長ではないかと咲が言う。薩長から出たモノが江戸を「巣くう」と仁は解釈し、龍馬は武力倒幕を突き進み、江戸を火の海にする気だという意味に取った。それを恭太郎が聞いていた。野風からも手紙が届いていた、幕府からの許可が下りてルロンとの結婚が認められ、挙式に出て欲しいということであった。咲は野風が別れ際に言ったことから、自分が未来の先祖であると仁と話していたのを聞かれたのではないかと疑っていた。

仁と咲が横浜外人居住区のルロン邸を訪れる。珈琲に驚く咲。そこに野風が現れて、咲にはくつろげないかもしれないけれど、心よりもてなしますと部屋に案内する。同じ部屋で?と野風が聞くと、別の部屋でお願いしますと仁が苦笑いする。

咲は野風に、どうして自分にだけくつろげないかもしれないと言ったのとか聞いてみるが、うまいこと野風にはぐらかされてしまう。夕食のシャンペンのシュワシュワに驚く咲。野風が仁と咲はいつ夫婦になるのかと聞くと、仁がバツが悪そうに咲にプロポーズを断られたと言おうとすると、咲は仁に全部言われてはマズイとシャンパンを一気飲みして、さらにワインもがぶ飲みして、酔いつぶれて仁に寝室に運ばれる。野風さんは本当に幸せなのでしょうかね。ほんとうはお芝居なのではないでしょうかと、口走る。声が大きいと仁が止める。では、よいのでしょうか、私も、よいのでございましょうか、幸せになりましてもと咲が言う。何を言ってるんですかと仁が当惑。わたしはオババになってしまいますよと咲が笑う。元々オババのオババですけどねと床に寝てしまう。

仁がダイニングに戻ると野風が待っていた。診てもらいたい病人がいるという。その部屋へ仁を連れて行くと、野風が着物を脱いだ。もう一度最後に自分のすべてを診てもらおうと、病人は自分だと。脇にしこりがあると言われ、驚く仁。

野風を触診したあと仁は黙っているが、動揺を隠せない。野風が正直に教えて欲しいと頼む。仁は腋窩リンパ節への癌の転移が10カ所あると告げる。野風が咳き込む。肺への癌の転移を示すモノであった。すいませんでしたと、仁が土下座する。あの時、もっとリンパを徹底して郭清していれば、こんなことにならなかったのにと仁が悔やむ。(確か乳房の形の残すために乳房の全摘出はやめたような)。

謝ることではございませんと野風が言う。

あの時、死んでしまうはずだったあちきが、助かったばかりか、このような幸せな人生を送れているのでありんす。先生には感謝しかござりんせん。

そしてもうひとつだけよろしいですかと野風が尋ねた。

子に岩(癌)は回りんすか?

野風は身ごもっていたのだった。子供に癌が転移することはない仁が答える。ではいつまで生きていられんしょうと野風が聞く。転移性乳癌の生存率は二割で五年だと仁が答える。二年と野風が呟き、目を伏せる。仁は慌てて、もっと長く生きられる場合もあると付け加える。野風の目が潤む。

そんなに?二年も……それならこの子を抱けんすなぁ……

野風が腹に手を当てる。

笑い顔を見ることも、声を聞くこともできんすんなぁ……

手をつなぎ歩くことも、できるやもしれません……

いい話です。

ここがエンディングだったら平井堅の瞳を閉じてとか流れるところです。

野風は妊娠のことはルロンに教えたが、癌のことは黙っているという。妊娠・出産は母胎に負担が大きく、出産はやめるように仁は勧める。少なくともルロンには教えた方がいいと。けんど、治せんでしょうと野風が笑う。

この子はあちきの夢なのでありんすよ。あちきはこの先、そう長くは生きられんせんけんど、この子は何十年も、生きていけんしょう。この子が子を持てば、それこそ百年、二百年、後の世まであちきの血は流れ続けるのでありんしょう。その営みの中で、あちきは永久に生き続け、その子の血となり、肉となり、目となり、見ることができんしょう。

未来が別の人間として生まれ変わることが歴史の修正力によって阻まれないようにできるのだろうかと仁は思った。

一転、人気のない深夜、仁友堂の仁の部屋に恭太郎が忍び込み、龍馬が仁に送った手紙を盗み取る。山田たちに感づかれるものの、うまく逃げ出した。

ドジッ子咲さんが朝寝坊。昨晩のことは覚えてないらしい。何か妙なことを言ってなかったかと仁に聞く。すると野風が先生にいつ結婚してくださるのかとそこで叫んでおられんしたよと耳元で囁いた。驚く咲。戯れありんすと野風が笑う。安堵する咲に、これまた戯れでありんすと野風が笑う。からかわれて咲が怒りだす。用意が出来たら天主堂に来るように言って野風は挙式の準備に出て行った。

仁は咲に野風の癌と転移と妊娠のことを教えた。咲は仁に子供を安全に取り上げる方法はないかと聞いたが、仁は自分には産科の経験が少なく、帝王切開もこの時代の麻酔では子供が死んでしまうため、産婆に取り上げてもらうのが一番体に負担が少ない方法だと答えた。咲が仁に聞き返す(ドジッ子なのに勘が鋭い)、野風の出産を通して、野風とその子供に歴史の修正力が働くのを恐れているのかと。仁はお初を手術で死なせてしまったときのことを思い出していた。野風の目の前で子供を死なせてしまうことを、仁は恐れていた。そんな仁と咲とのやり取りを野風は知らず、天主堂での挙式を待っていた。

挙式はつつがなく執り行われた。天主堂からルロンとウェディングドレスを着た野風が出てきて、参列者が二人を祝福する。笑顔を振りまく野風を見る仁の顔は暗く沈んでいた。幸せとは言えない人生の中で、やっと掴んだひとつの夢。自分は野風に助けられてきたのに、俺はその夢すら叶えてやることはできないのだろうか?

野風さんの夢は叶うのではないでしょうかと、咲が言う。

未来の人間である先生が歴史を変えることに対して、歴史は修正を加えようとするのかもしれません。けれど、もし、これは野風さんが、この時代の人間が強い意志を持って、未来を変えたいと願ったのだとしたら、それはもはや修正されるべき歴史ではなく、ただの歴史なのではないでしょうか。

仁が当惑する。咲が答える。

野風さんはおそらくご存じなんです。先生が未来から来たということも、先生の思い人が自分の子孫かもしれないということも。だから命をかけても、産みたいんです……後の世で、先生と出会うべきお方を野風さんは、もう一度、つくって差し上げようとしておられるのではないでしょうか?かような夢を握りつぶすほど天は無慈悲ではないと。

(野風の執念というか根性というか女は強い)

仁が持っていた未来の写真がなくなったのも、新しい未来が生まれるからだと。

野風がブーケを咲に投げた。咲がそれを受け取った。

咲が仁に頼んだ。自分に咲の子供を取り上げさせてもらえないかと。仁には関係ない、自分の歴史にするために。よろしくお願いしますと仁は頭を下げた。

いいよ、また会えるからと手術前の未来が言った意味を、仁は悟った。

江戸に戻った仁と咲は、新しくできた子あんドーナツを食べさせてもらう。中には餅が入っているらしい(ポン・デ・リングみたいなモノ?)子と呟きながら子アンドーナツをしげしげと咲が見る。そんな咲を仁が不思議がると、野風と子供をお救いしなければならないと考えていたと言って、はっと閃いた。すくう?

咲は龍馬の歌は、虫が江戸をすくうのは、「巣くう」ではなく「救う」だと。ワカンナイですよ龍馬さんと仁が笑った。また仁に龍馬から手紙が届いた。野風は大切なモノを守るために、嘘の鎧で身を固めなければいけなかった。自分もこれから大嘘つきになる。仁が教えてくれた明るい道を潰されんように。すべてを欺いて、この道を未来につないでみせると。

ここで平井堅のエンディング。

ふと仁が龍馬との写真を見ようと思うと消えていた。物取りが押し入ったかもしれない日があったと、佐分利が言った。おっちょこちょいの恭太郎は龍馬が武力倒幕に傾いていると伝えてしまう。

龍馬は後藤象二郎を使って大政奉還を実現させようとしていた。

来週は野風が帝王切開になるようです。凄そう。

余談:セブンイレブンで「大吉屋の安藤名津」を買ったら、あれではなかった。

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コメント

泥酔する咲さんよかったですね。酔ってうっかり愛の告白をしてしまうのは、リアルではいただけないですが(しらふで言ったほうがいいと思います)、ドラマでは定番ですねhappy01

久しぶりにコーヒーやシャンパンを飲んで喜ぶ仁も良かったです。

このドラマの中谷美紀はなんかわざとらしくていまいちだなと思ってたのですが(もともとあんまり知らない)、今回は熱演でしたね(もらい泣き)

関係ないですがもし大沢たかおに遭遇したら意味なく「レーサー100!」と言いたいです。
かなり嫌がられそうですが(笑)

おじゃま丸さん、どうもsun
>泥酔する咲さんよかったですね。酔ってうっかり愛の告白をしてしまうのは、リアルではいただけないですが(しらふで言ったほうがいいと思います)、ドラマでは定番ですね。
これがマリファナでラリって告白だと全く違うドラマになってしまいます。

>久しぶりにコーヒーやシャンパンを飲んで喜ぶ仁も良かったです。
コーヒーとかコーラを何日間か断っていると次に飲んだときは至福を感じます。

>このドラマの中谷美紀はなんかわざとらしくていまいちだなと思ってたのですが
嘘の鎧で身を固めた花魁だからだと思ってました。子供の話のところは良かったですね。

>大沢たかおに遭遇したら意味なく「レーサー100!」
今はこれ!とあんドーナツを投げられるんじゃないでしょうか。


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