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2011/05/19

ブラック・スワンは面白い ★★★★★

最後、ニナ役のナタリー・ポートマンの圧倒的な存在感に打たれます。白鳥の美しさの奥に潜む闇。段々と落ちていくニナが怖いです。見終わった後チャイコフスキーの白鳥の湖がリフレインします。

ダーレン・アロノフスキー監督はやってくれました。アメリカ映画というよりヨーロッパ映画ぽいです。

ネタバレありです。

R-15指定ですが、若い人に見てもらいたい。意味が不可解でも何かかが残るはずです。

映画のストーリーは、劇中のバレエ「白鳥の湖」の話と重なっています。白い王子がニナの過保護な母。黒い王子が演出家のトマスで、母はニナに良き娘を押しつけ、演出家は黒い白鳥を演じさせるためにニナから欲深い放埒な女を引き出そうとします。演出家に認められようとニナ(ナタリー・ポートマン)は抑圧されていた心の闇(本性)を引き出してしまいます。しかしニナにはそれを認められず、おかしくなってしまいます。

ニナは現在のプリマドンナ(ウィノナ・ライダー)を追い落として新しいプリマドンナになりますが、どこかヤバイ臭いがします。ずっとヤバイ感じが増していき、最後には完璧を求めたために、やっぱり壊れちゃうよねという予定調和に納得する反面、ガツンと脳髄に来ます。

最後は自分の闇が具現化した自分の黒い分身(リリー)を殺して、白い理性の自分が勝ちます。しかし本当に刺したのは自分の体。ある意味当然です。自分の分身を刺したのですから。それでも舞台に立ち、ニナは白い白鳥を踊ります。理性の勝利。そして最後、演出として台の上から落ちます。観客が興奮し、拍手喝采する中、腹から血を流しマットレスに倒れたままニナが言います。私は感じた、完璧さを……

ちょっとエヴァンゲリオンに似てる部分があるなと思いました。エヴァの心理描写が面白ければ見てみてください。

ニナの臆病で潔癖な感じは碇シンジで、彼女がなんでも拒絶する感じはATフィールドです。ボーイフレンドもいません。そんな臆病なニナが「白鳥の湖」のプリマドンナになります(シンジ君は初号機に乗ります)。そして黒い白鳥を演じるために演出家に自分を触れとか言われます。(シンジ君はゲンドウに無理矢理エヴァに乗せられます)。

無理をしたために段々とニナは壊れていきます。嫉妬心が芽生えてきます。そういう感情に免疫がないからか(黒い白鳥になりきろうとするあまりか)、自分自身を抑えられなくなります。(シンジのエヴァは暴走します)。

終盤で黒い白鳥を踊るニナの腕に黒い羽根が生えますが、その見た目がなんとくなくエヴァンゲリオン量産型みたいです

文才がなくて、まったく伝わってませんが。凄くいいです。

スキャナーダークリーという映画のED曲が「ブラックスワン」というタイトルの曲です。


この映画にもウィノナ・ライダーが出ています。

過保護な母のバーバラ・ハーシーとプリマドンナから落とされたウィノナ・ライダーが生々しくていいです。

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