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2011/06/26

JIN -仁- 最終回

この最終回はヤバイです。最近見たドラマも中でも群を抜いていいです。

咲さんの○○先生への手紙はほんとにヤバイ。泣きました。

最初は恭太郎が徳川の家臣として戦って死ぬことを選んだことを理解しろと気丈に振る舞いつつも、お前も行かないでおくれと泣き崩れる栄さんに萌えてしまいましたが。

上野で銃弾を受けて感染症に罹った咲のためにホスミシンを得るために仁が未来へ戻るというのはうまいですね。

最後に手術を受けた仁の夢にもう一度、龍馬登場。

先生は、わしらのことを忘れるぜよ。けんど悲しまんでえい。わしらはずっと先生とともにおるぜよ!見えんでも、聞こえんでも、おるぜよ。いつの日にも先生とともに。

ここで龍馬が手で作った銃で仁を撃って笑う。

この龍馬は最後までよかった。

あの胎児型の脳腫瘍がタイムスリップの原点(特異点)なわけですね。

そして自分で手術をして意識を回復したとき、誰も仁のことを忘れて、歴史から南方仁の名前が歴史の修正力で消えていく中で、病院に「東洋科」があったり、患者の医療負担が無料だったりするところでちょっと目頭が熱くなりました。

恭太郎が龍馬の意志を継いで社会保障制度の確立に奔走したと。

そして咲さんは仁友堂から病院を起こして現代まで存続させ、さらに時代を超えて恋文を残すあたり、堪りません。安寿を養子として迎えて現代に未来を誕生させたのは、もう咲さんの愛は大きすぎます。

咲さんが未来に帰ってしまった仁に出した手紙がやばいっす。

揚げ出し豆腐が好きであったこと…「仁」をお持ちの人であったこと…私はそのお方に、この世で一番美しい夕日を頂きましたことを思い出しました。もうその名も、顔も思い出せぬそのお方に、恋をしておりましたことを。

それで咲さんは書き留めたんですね。

私はこの出来事(歴史の修正力)に抗うすべはひとつ、この思いを記すことにございます。○○先生、橘咲は先生をお慕い申しておりました。

涙腺崩壊です。咲さんカッコイイよ!

私もですよ、咲さんと仁。私も、お慕い申しておりました。

錦糸町にある病院の屋上に立つ仁に朝日が昇ってきます。

俺はもう、忘れることはないだろう、この陽の美しさを。

当たり前のこの世界は、誰もが戦い、もがき苦しみ、命を落とし、勝ち取ってきた無数の奇跡で編み上げられていることを俺は忘れないだろう。そしてさらなる光を与えよう。未来のために。この手で。

最後の橘未来の手術で終わると。

これは「犬」に勝ったのでは?(見てないですが)

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コメント

あのラストシーン、咲が修正力と戦って仁の為に残した未来を、今度は仁が修正力に挑戦して(元の現代では助けることができなかった未来を救う)、咲からの愛を受け取る番だ...という意味なのかな。

僕はそう感じました。

手紙を残したり、野風の子供を養女にしたり。歴史の修正力で仁の足跡が消えていく中、仁を想って健気に修正力にあがらう咲さん。。そして150年先で二人の愛が一つになる。純愛やわ〜。

自分が期待していたストレートなハッピーエンドにはならなかったけれど、ホント感動しました。手紙とかヤバイですよね。

俺が江戸に戻って咲さんと結婚したいww

ホスミシンを探しに行く仁を、完全には理解できないけど信頼して見送る咲の表情が良かったです。ていうか2人はあれが最後の別れなんですよね。
咲が一生独身ていうのは気の毒すぎる気がします。違う時代の人間は結ばれないというルールがあるのだとすれば(仁は野風とも深い関係にはなってないんですよね?)、仁の祖先と結婚するとか?(でもそれで子供が生まれるとまたややこしいか)
仁が思いを寄せる女性が複数いるので、ラブストーリーとしてはちょっとスッキリしません。咲はかすかに仁の記憶を残しつつ、元の(仁と出会う前の)生活に戻っていくってことでも良かったような(それも切ないですが)

現代に戻ってからのシーンは「やっぱり現代がいいなあ」と思いました(笑)
大沢たかおはスキンヘッドは似合わないと思いますが、ミキに会うシーンで都合よくすぐに髪が伸びてないのはいいですね。

Akiさん、どうも 
あのラストシーン、咲が修正力と戦って仁の為に残した未来を、今度は仁が修正力に挑戦して(元の現代では助けることができなかった未来を救う)、咲からの愛を受け取る番だ...という意味なのかな。

そうですね。未来を救うために仁は江戸に行って帰ってきたのですね。

おじゃま丸さん、どうも
>咲が一生独身ていうのは気の毒すぎる気がします。違う時代の人間は結ばれないというルールがあるのだとすれば(仁は野風とも深い関係にはなってないんですよね?)、仁の祖先と結婚するとか?(でもそれで子供が生まれるとまたややこしいか)

そうなっちゃうと咲が野風の子供を養子にするという「この2人の思い未来につなげ」的な感動が少し薄れるかなとも思います。咲さん的には生涯独身で可哀想ですが、ジャンヌ・ダルクは可哀想だから人の心に残ったわけで、綾瀬はるかさんとしてはイイ役だったのでは。

現代いいですよね。さらに技術が進歩すれば100年後の人も現代がいいねえっていうと思います。

原作改変がドラマとしての質を大きく高めた好例である、という評価も多いみたいですね。
漫画だとパラレルワールドごとに違った生涯を歴史に刻むそれぞれのJINがいるらしくて、咲さんと結婚する先生、未来(みらい)の未来と結婚する先生、あと未来の血筋のフランス人と結婚する先生がいるんだったかな…原作越えと言うと反発の声もありましょうが、実写映像作品として素晴らしい解釈、まとめ方をしたのは間違いないと思います。

漫画原作の実写化は総じて糞というのが通説ですが、壮大なSFとかを題材にしないドラマ作品では案外と良作もありますよね。
ドラマだ映画だアニメだ漫画だという枠を問わず、久方ぶりの良い物語でした

藤咲さん、どうも
原作とは違うというのはウェキペディア(笑)にも書いてあったのですが、最終回は全然違うんですね。

原作至上主義者は怒るでしょうが、そもそも漫画から実写になった時点で原作とは違うんですから、おもしろい方がいいですよね。

>漫画原作の実写化は総じて糞というのが通説ですが、壮大なSFとかを題材にしないドラマ作品では案外と良作もありますよね。

そうですね。これはやればできるを具現化したので、これから仁JINが善し悪しの基準になるでしょうね。

原作を変えるという意味で、バトルスターギャラクティカも旧作と新作は全然違うそうですが、これも新作は超すばらしいSFです。原作にない強力な「筋」をつけられれば成功するのかもしれません。

ひたむきな人間たちのいい話になってました。

ここから不毛な時代が続くのかもしれません。タイムスクープハンターもシーズン3はもうすぐ終わってしまうし。

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