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2011/06/13

JIN-仁-第9話

裏でトリックやってましたね。龍馬暗殺を龍馬伝で見ておいてよかった。歴史と変わってるじゃないか!こっちは歴史のトリックか。まさか最後の最後に東が龍馬を斬るとは。

橘恭太郎は幕府より龍馬暗殺を命じられる。母親と妹を人質にと脅されたため、受ける以外に道はなかった。

仁は佐分利に京都に患者がいると嘘をついて連れだし、咲とともに龍馬がいるはずの京都へと向かう。仁は勝海舟に三人分の交通手形を頼む。そして交通手形をもらいに行ったときに。あいつを頼むぜと勝に言われる。仁は、龍馬の手術に介入出来ない場合には、佐分利に変わってもらうことを考えていた。野風が帝王切開で出血したとこに、出血点を見つけたのは、佐分利であった。

仁を突き動かすのは龍馬の言葉、「南方仁がおれば、坂本龍馬は死なん!」であった。

龍馬暗殺の命を帯び、京都への向かう恭太郎が宿の部屋で硯に向かい、書をしたためる。「訳は申せませぬが、私が徳川の家臣として生き、死んでいったことそれだけは確かで…」遺書であった。同道する仲間のひとり榊原に呼ばれると、それを懐に忍ばせた。

隣の宿に仁たちが泊まっていることを榊原たちが嗅ぎつけてきた(関所の情報?)南方が出した手紙(ご用心っていうの)は龍馬に暗殺を警告するものであったし、龍馬に会いにいくのは間違いないと考え、恭太郎に探りを入れるように指示する。

路地から宿を見張っていた恭太郎は、村の患者を診察にいこうと宿から出てきた仁たちを見つけると、路地から出て来て咲に声をかけた。自分は幕府の役目で京都に手紙を届けるためにこの村に泊まっていると嘘を言い、仁たちにここにいる理由を聞いた。仁と咲が黙っていると、佐分利が松本良順先生からの頼みで京都にいる病人を治しに行くところだと口を滑らせてしまう。京に?と恭太郎は笑い、咲と少し話と話させてくれと頼んだ。

仁たちが村人の案内で向かった寺には病人がすし詰めになっていた。無医村かと仁が呟く。

<この話で引っ張るのかと思ったらそうではなかった>

恭太郎は咲に橘の家に戻ってくれないかと頼んだ。突然のことに驚く咲。

あの頃は楽しかったと思うてなと恭太郎が夜空を見上げる。お前がいて、南方先生がいて、勝先生や緒方先生、坂本殿も。さまざまな方が橘の家に訪ねてこられて、この頃は、時を巻き戻せぬかと、よく思う。口には出されぬが、母上もお前と暮らすことを望んでおられると告げた。

朝が白んできた。治療を終えた仁たちは、京都へと急ぐべく宿を発った。朝靄の中に恭太郎が立っていた。仁にひとつ願いがあると、いつになく真剣な面持ちで言った。咲をよろしくお願いします。

はいと仁が笑った。危なくないように注意しますと、京都へ行くことと勘違いしている仁に、「末永くよろしくお願いします」と恭太郎が付け加えた。これって咲の兄の恭太郎が仁との結婚を認めたってことですよね、みたいな顔をしている佐分利。咲が慌てて、仁に兄の言ったことは忘れてくださいと打ち消す。はいとまたも笑顔で答える仁。忘れるんでっか!と佐分利に突っ込まれる。仁が困ってしまう。そのやり取りを懐かしそうに恭太郎が笑う。

<京都へと向かう仁たちの背中を見つめる恭太郎さんの哀愁。午後9時50分前後に死んじゃう感が漂ってますね>

そこに榊原たちが現れて、恭太郎はその意に反して仁たちの後を追うことになる。

その頃、幕府に命を狙われている龍馬は、薩摩の西郷吉之助と大久保一蔵の前で新政府に参画する者たちについて提案していた。薩摩、長州、土佐、越前(この話の最初で前越前福井藩主・松平春嶽に龍馬が頭を下げていた)、公家の名が連ねられているが、関白の名前だけは○○○となっていた。これは誰かと西郷が龍馬に尋ねる。今まで公に名を書いてはいけない人物がいたなとほのめかす。何のことかと龍馬がとぼける。大久保がキレる。

こん○○○は、慶喜公を入れよちゅうことかち、聞いちょっとじゃ!なにゆえじゃと龍馬がとぼけた声で聞き返す。大久保が怒鳴る。徳川は最大の大名であり、政権を返上したにもかかわらず、臨時の政権を担っちょってな。

そりゃえい!さすが大久保さんじゃと龍馬が笑う。徳川は見ようによっては新政府の最大の立役者であるし、外せば必ず、ややこしいことになるろうしねや。ああ、それがえい。大久保は龍馬の術中にはまったらしい。ほいたら、あとは任せたぜよと龍馬は腰を上げ、東をともなって出て行った。

待っちゃんせと西郷が龍馬を呼び止める。龍馬の名が新政府の中にないがと聞いた。わしゃ、そろそろこういうことから、身を引こうと思うちょるがじゃと龍馬が答えた。何をするつもりかと西郷か聞くと、これからは世界のカイエンタイでもやろうかのうと龍馬。

西郷さん、海の向こうにゃ、見たこともないようなおなごが山のようにおるそうじゃ。金の髪、赤い髪、黒い髪、青い目、鳶色の目、灰色の目、雪のように白いおなごもおれば、艶やかな褐色のおなごもおるそうじゃ。その声を聞いてみたいとは思わんかえ?抱き合いたいとは思わんかえ?

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こういうことですよね、龍馬さん!

龍馬が筆を取り出し、紙に書き殴る。海の向こうのおなごと縁を結ぶと書いて、海縁隊じゃと西郷に見せた。呆気にとられる西郷。龍馬が高笑いした。

<この龍馬は面白くていいですねえ。>

龍馬が帰ったあと西郷と二人きりになった大久保が、また龍馬にしてやられた。もう我慢ならんと立ち上がった。ならん!と西郷が一喝する。そいはならん!厠に行くだけでごわすと大久保が細い目を西郷に向けた。

なぜ新政府に加わらないのかと改めて東に訊かれて、龍馬は答えた。尊皇攘夷運動の中で山のような死に出会うた。土佐の仲間(武市半平太かな)、久坂玄瑞、蛤御門の長州兵、長州に討たれた幕府兵。身を守るためとはいえ、この手で殺めてしもうた役人や、長州藩士もおった。

兄の敵たる龍馬を見つめる東。龍馬は東に背を向けたまま話を続ける。そいつらがもっぺん生まれてきたいと思う国にするがが、生き残ったもんの役割じゃち走ってきたがやけんど、小便もゆっくりできんような暮らしはもうコリゴリぜよ。

ええかげんすぎるかえ?と龍馬が東に振り向いた。

いえ、坂本さんらしいかとと東が答える。おまんはこれからどうするがかえ?と龍馬が訊いた。ずっと坂本さんの護衛をしますと東が言った。龍馬は笑うが、すぐに怪訝な顔をした。まえに龍馬が東にやり残したことはないかと問うたとき、1つだけと東は答えていたのを龍馬は思い出した。それは構わんのかと龍馬が訊いた。東は一度空を仰ぎ、そして龍馬を向いた。私の兄は(尊皇攘夷の)志士でやはり志半ばに斃れました。兄の代わりに果たしたいこと(龍馬暗殺)がひとつあったのですが、坂本さんの大政奉還の建白を読んだときもうよいのではないかと思ったのです。この国にもう一度、生まれてきたい。兄は今、きっとそう思ってます。

<いい話ですね。これを言わせておいて最後にアレですか!>

おしっ!とうなずき涙ぐむ龍馬。東、ほいたら、お前も、世界中のおなごとアヴァンチュールぜよ!東がハイと笑った。龍馬が東の顔をしげしげと見る。ほんな顔をしちょったがかえ、おまんは……東の肩を抱く龍馬。

<いいですよ。実に言い。でも最後にアレですか!>

仁たちは「寺田屋」にたどり着いた。それを追う恭太郎たちも然り。仁たちが客でごった返す寺田屋の中に入ると、威勢のいい女将(お登勢)に仁が、江戸で医者をしている南方仁だと自己紹介する。それを聞いたお登勢が、南方しぇんしぇーでいらっしゃいますか?と驚いた。龍馬からいろいろ噂を聞いていると、仁たちを中に上げた。

お登勢に龍馬の居場所を聞いていたのを偶然、佐分利に聞かれてしまう。そこにちょうど咲が来て、仁が11月15日に龍馬が大けがをする夢を見たから、それを伝えに来たのだと助け船を出す。(未来でそうなっているとは口が裂けても言えないけれど)。仁もそれに乗っかる。 

仁たちは京都の土佐藩邸などいろいろ当たってみたものの、龍馬の行方は知れず。

その頃、江戸では三隅俊斉がペニシリンの製造免許を偽造して悪だくみを働き、仁友堂にきた奉行の役人にペニシリン製造の責任者である山田純庵が捕らえられてしまう。

そして龍馬が暗殺される11月15日が来る。夕暮れ、東が仁を見つけた。仁が龍馬の居場所を聞いた。だが東は答えない。どうしても教えなければならないことがあると仁が迫ると、事の重要さを感じた東が自分から遠く離れてあとをついてくるように言った。

西郷にはやめろと言われたももの、怒りの収まらない大久保は、慶喜に大政奉還させた龍馬を仇だとする見廻組に龍馬が「近江屋」にいると密告する。

仁たちが近江屋に行くが、龍馬の姿はなかった。仁の背中にピストル銃口が当たる。龍馬のピストルだ。良かった!と仁が笑って龍馬の肩を抱く。龍馬は仁に保険の話を聞きたがるが、仁はそれよりも龍馬に一刻も早く京都から出ていかせようとする。運悪く、というか史実どおりに中岡慎太郎が血相を変えてやって来る。自分に一言の相談もなく、薩摩に新政府の人事案を出したことに知って、怒鳴り込んできたのだ。

役者が揃った。

すまんけんど、これから、今日、京を出るがじゃと龍馬が言うと、今日、京を出るがじゃと中岡が聞き返す。今日、京を出るがじゃと龍馬。ダジャレに二人が笑う。いかん!中岡が一転眉をしかめて龍馬を睨む。今日という今日は、こいつとこの後のことについて、きっちり話をせんといかんがじゃ!と怒鳴るが、一緒に腹の虫も鳴ってしまう。

ほいだら、みんなで軍鶏でも食うかえと龍馬が言い出す。いつもの龍馬暗殺の展開に。見回組が近江屋にやって来る。近江屋が龍馬はいないと告げると、見廻組が二階に駆け上がった。本当に龍馬はいなかった。史実と変わってきました。

龍馬たちは寺田屋で軍鶏鍋を囲むことに。仁とはぐれた佐分利も合流した。中岡が立ち上がった。龍馬が鍋を食っていくように勧めたが、こんなところでできる話ではないと断った。そいたらこんなところまでついて来ることはないがやきとぼやく龍馬に、中岡がキレて、道中なんかあったら困るかと思ってついてきたがやきと言い返した。

<中岡慎太郎、死に際のツンデレか?>

いらん世話じゃったのぉと、あいた(明日)来るぜよと中岡が出て行った。またあいたと龍馬がうなずいた。中岡が寺田屋から出て行くのを、夜陰に紛れて張り込んできた恭太郎に見られた。

軍鶏鍋を悠々とつつく龍馬とは裏腹に、仁はいつ暗殺の手が伸びてくるのではないかと気が気でない。焦る仁は咲に今は何時かと聞く。酒飲んで陽気になった佐分利は東に甘露と酒を勧めるが、東は結構ですと真顔で断る。仁は軍鶏鍋を食べたら出て行くように龍馬を急き立てる。ここは京都の外れだと龍馬は取り合わない。

夜道を歩く中岡が偶然、龍馬を暗殺し損ねた見廻組と鉢合わせしてしまう。中岡慎太郎は刀を抜く間もなく頭を切られた。おまんの言うとおり、食って出れば良かったぜよ、龍馬……中岡は息絶えた。

<仁は中岡慎太郎も龍馬と一緒に死ぬのを知らなかったのよね>

佐分利が龍馬に野風が子供を生んだことを教える。東は外に見回りに出る。そして恭太郎の姿を目にする。もうすぐ九つ(の刻)だと咲が教える。早く今日が終われと祈るように呟く仁の声が龍馬の耳に入った。

そして鐘の音が響いた。11月15日は終わった。仁が安堵の息の漏らす。龍馬が咲に席を外してくれるように頼んだ。東が刀に手をかけながら、恭太郎になぜそこに一刻の間、立っているのかと聞いた。恭太郎は刀を抜いた。東も抜いていた。恭太郎が走る。それを東が追う。

龍馬が仁に単刀直入に聞いた。先生、わしゃ昨日、殺されるはずだったのかえ?ほんで先生はわざわざ京くんだりまで、わしを守りに来てくれたがかえ?

仁が笑う。だって約束したじゃないですか

<いいじゃないか!>

約束?と龍馬が聞き返す。覚えてないなら別にと仁がまた笑う。まっこと先生はと龍馬。照れ笑いする仁。

ところで先生、わしゃそろそろ、おらんなってもええかえ?と龍馬が聞く。動揺する仁。もう、この辺で国に係わるがわ、やめてもええかえ?と龍馬は仁を見た。そういうことですかとホッとする仁。なんでそんなことを自分に聞くのかと聞き返す。龍馬が照れ隠しに、鼻の頭を指でつまむ。

先生はわしの道しるべやったきねや。初めて先生を会うた頃、わしゃ、ようわからんまんまに、攘夷派の志士を気取っちょったがじゃ。これが正しいがじゃろうと、疑うちょったけんど、他に何をしてもいいか分からんまま流されちょった。けんど、先生がたった一人でコロリの治療をやりゆうがを見て、わしも恐れずに自分が正しいと思うことをやろうと思うたがじゃ。

長州の戦いの時もそうじゃ。この戦は必要な戦じゃ、これしかないち、無理に己に言い聞かせてちょったところもあったがじゃ。先生に怒られ、わしゃもう一遍、考えてみようと思うたがじゃ。先生はわしにとって夜の海に光る道しるべじゃ……わしゃただそこを目指して、進んじょっただけのような気がする。

それは何より嬉しい言葉だったと仁。

けんど、こんなもんを持ち歩く暮らしは、こりごりじゃしとピストルを袂から取り出して畳に置いた。他にやりたいこともあるし、ここらで手を引こうと思うちょるがじゃと龍馬は言った。

仁にはそれが別れの言葉ように聞こえた。龍馬が国のことに関わるのをやめたら、自分との関わりもなくなるようなきがしたのだった。

仁は龍馬に自分が龍馬の声に導かれてと言った途端、また頭痛に襲われて、もがき始める。驚いた龍馬が咲を呼びに下の階へ降りる。

その頃、東と恭太郎が剣を交えていた。龍馬を斬っても時の流れは戻らぬ。徳川の時代は終わったのだと東が言う。私にはもうこれしかないのだと恭太郎が東に斬りかかる。そこに榊原たちが現れる。

咲が上がってくる。龍馬は水を汲みに1階に降りていた。仁は龍馬が殺されるかもしれないと、頭の痛みを押して咲に支えられながら階段を下りていく。龍馬は台所から東が戦っているのを見た。なにをしちょるがじゃ!龍馬が外に出る。東が腕を斬られる。東が龍馬に逃げろという。龍馬が袂からピストルを出そうとするが、なかった。部屋に置いてきていたのだった。龍馬は東と戦っている一味の一人が恭太郎だと知って驚く。咲も恭太郎を認めた。恭太郎が龍馬ののど元に切っ先を向ける。

わしを斬ったら死ぬつもりかえと龍馬が恭太郎に言う。恭太郎は何も答えない。まっこと他に道はないがかえ!と龍馬。恭太郎は何も答えない。東が榊原を突き飛ばし、龍馬のもとに駆け寄る。ご免!と恭太郎が龍馬に斬りかかる。その刃を東が払う。東に倒されていた榊原じゃない方の侍が起き上がり、龍馬に斬りかかる。すると東が龍馬の額を斬った。その血しぶきが仁の顔まで飛んだ。龍馬が倒れた。

それはどういうことですか!

来週は最終回前編です。バトルスター・ギャラクティカも最終回が長くなって2部構成にしたんですよね(ブルーレイでは1本にまとまってましたが)

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コメント

恭太郎が仁に「咲をよろしくお願いします」と言う場面はよかったですね。
あと佐分利の、愚鈍ではないけど微妙に空気を読むのが苦手な感じもなんかリアルでいいです。
東が龍馬の額を斬ったのは混乱しちゃったってことなんですかね?

おじゃま丸さん、どうもsun
>恭太郎が仁に「咲をよろしくお願いします」と言う場面はよかったですね。
よかったです。幕末って感じです。
佐分利もちょっとボケてますね。

東は龍馬の額を斬るとき一瞬ためらってるようにもみえて、どうなんでしょうね。

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