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2011/06/25

SUPER 8/スーパーエイトは最高です ★★★★★

凄く良いでしょう!久々にスッとする映画。今年のアメリカ映画は良いですな!

70年代後半から80年代前半の感じが良く出ています。

今の子供でなく昔の子供だから、こんな感じだと思えるのは、タイムスクープハンターのシャボン玉の話しと似ています。あれが面白いなら、絶対にこの「SUPER 8」はおすすめです。

タイムスクープハンターを見終えた時と同じ爽快感があります。

途中、この話に宇宙人は要るのか?と一瞬疑問が沸きますが、間違ってました。

ええ要ります。宇宙人は出てこなければなりません。

以下、つまらなかったという人も中にはいるでしょう。意味がわからないという人に説明しましょう。ネタバレありです。見た人向けですよ。直感的に面白ければ良いので、面白かった人は見ない方がいいでしょう。

①なんであんなグロイ宇宙人なの?

(良いグロさですね。クロ-バーフィールドとかミストに出てくる巨大怪物をデザインした人の作品です。)

宇宙人の設定ないしキャラクター性がないと思います。ETは可愛らしいし、心温まる交流があります。これはそんな映画じゃありません!

あのグロイ宇宙人は「辛いことが起こったときに生まれる怒り」の象徴です。だからグロイし、意味不明に凶暴なのです。そういう恐ろしく醜いものに主人公の少年が真正面から立ち向かうことが尊いのです。

②なぜ宇宙人は必要なのか?

この映画は実は主人公ジョーの母親が事故で死んだというのが一番重要な設定です。宇宙人がこの映画にどういう位置づけなのか最後までわかりません。それがわかるのは、最後にジョーが、アリスを助けるために宇宙人の巣に入った後、宇宙人に追い詰められます。ジョーは宇宙人の前に進み出て対話をしようとします。

そして宇宙人に握られて食われそうになったとき、

辛いことは起こる。(Bad things happens)

と言います。主人公の少年が宇宙人から最後、逃げずに立ち向かったことで彼は、母を工場での事故で失った内面の怒りと向き合い、「しょうがない」ことなんだよと慰めます。

このちょっと前に、ジョーの父がアリスの父に妻が死んだのは「事故」だと言います。

アリスの父が酒に酔って仕事を休んだために、ジョーの母親がアリスの父のポジションに代理で入って事故に遭って死んでしまいます。ある意味、アリスの父が妻を殺した原因とも言えるわけですが、あれは事故だったとアリスの父に言います。おまえのせいじゃないし、恨んでもいない。自分を責めるなとほのめかしています。

最後にジョーの持っていた母親の形見のペンダントが宇宙船に引き寄せられたとき、ジョーは手放しますが、それはジョーの母親離れという心の成長なんでしょう。

母親が死んだあとに年上のアリスが現れて、ジョーが心を惹かれてしまうのは無理もありません。

この失ったことを諦められない固執心や失ったコトへの怒りの象徴が宇宙人を回収しようとするアメリカ軍です。最終的に宇宙人に殺されてしまいます。

要するに自分のコントロールを超えた出来事による喪失に男の子が直面し、それを克服するまでを描いた話です。

子供たちの映画製作の話は面白いです。下手くそさ加減がいいです。アメリカの子役はうまいですね。映画の中の演技の下手くそなこと。ロメロ化学の社長が刑事役の子に秘密がばれそうになって、焦る演技でネクタイを締め直すシーンとか白々しくて笑ってしまいました。

音楽も良かったです。

MY SHRONA by the Knack

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