中国の高鉄侠はパクリを超えたコピー
完全オリジナルなんてのは無理なので細かいことはいいですが(日本のドラマは外国ドラマに似た設定が結構ある)、真似じゃんと思われたらOUTです。
「高鉄侠」はアウトでしょう。
吹き替えでいいんじゃないの?
さすがの冲方丁もキレるのではないかと。
パクリというか、ほぼ完コピ!間もなく放映の国産アニメが日本アニメ盗用か―中国
2011年7月18日、広大な国土の各地で高速鉄道の敷設が急速に進む中国で、2大都市の北京と上海を約5時間で結ぶ最高時速300kmの京滬高速鉄道が6月30日に正式開業した。これに合わせ、8月の夏休みシーズンからは高速鉄道を題材とした国産アニメ「高鉄侠」が全国100局以上で放送予定だが、これが日本のあるアニメ作品にあまりにも酷似しているとインターネット上で話題になっている。城市快報の報道。
作品の“パクリ元”と指摘されているのは、新幹線を主人公としたアニメ「超特急ヒカリアン」。
製作会社の担当者は取材に対し、「放映開始していない作品につきコメントはできないが、予定の期日通りに放映をスタートする」としている。
ネット上では一般ユーザーが作成した6分間の「比較動画」が流通している。これによると、問題の2作品はキャラクターからストーリー、劇中に登場する路線図までが酷似。「高鉄侠」にはまだ音声が入れられていないが、これに「ヒカリアン」で酷似しているシーンの音声を当てると、見事なまでにはまってしまうという。そのあからさまな手法に、中国国内のネットでもさすがに、「メンツ丸つぶれ。なぜこんなにまでひどいのだ?」など、失望や嘲笑の声が挙がっている。
アニメ業界に詳しいというあるネットユーザーの話によると、国内のアニメ製作会社は政府からの補助金を受けることができる。この額は生産量に比例するため、各社とも質よりも量を重視している。最も効率が良く、横行しているのは既存の作品を“リメイク”することだ。
記事では、今月初旬に公開されたばかりの国産アニメ映画「魁拔(KUIBA)」についても触れている。ストーリーに関して言えば、80%は確かに「オリジナル」を標榜してもよいかもしれないが、キャラクターデザインなどのディテールについては、「ドラゴンボール」などの日本アニメから衣装のアイディアなどを“拝借”していると綴り、“オリジナルとコピーの境界線”について物議を醸したばかりと伝えている。
中国アニメの本当のお客さんは視聴者ではなく「中国政府」なのですからそりゃ質とか面白さとか関係ないですよね。文化に税金つぎ込むと大抵衰退します。
中国はCGですが、日本は20年前から手書きでこんな芸当をやってますよ。(レイズナーの対人掃討用無人SPTスカルガンナーの回をずっと探してたら見つかりました)
ロボコップなんざアメリカ側から宇宙刑事ギャバン(香辛料じゃないよ)使用許諾をバンダイに求めてきたそうですよ(ウィキペディア)
宇宙刑事ギャバン
高まります。愛ってなんだ?ためらわない事さ。
変態です。
ロボコップ
バーホーベン監督はすげえ。やるならここまでやろう。
おまけ:ナインインチネイルズの300で使ってた曲(Just like you imagined)に合わせたロボコップ
鏡を見るシーンが可哀想だけど好きなシーンです。今見るとサイバーパンクだったんですね。
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あ、これこれ。動画見たかったんで感謝です。
それにしても、毎度のことですけど、ここまで何でも平気でコピーできちゃう精神構造、なんかもう桁違いです。腹が立つとか呆れるっていうより、ほとんど研究対象にしてみたいくらいですね。
投稿: baldhatter | 2011/07/20 04:03
baldhatterさん、どうも。
トラバありがとうございます。
構図もカットも何もかも一緒って、作ってる意味あるのかって感じですね。
日本には日本独自の技術を持とうというというテクノナショナリズムの概念があるといったアメリカの学者がいました。
支援戦闘機F2の複合素材主翼を作った三菱はボーイング787の主翼生産を担っています。あれは無駄ではなかったです。
http://blogs.yahoo.co.jp/midway_naval_battle/9805125.html
中国は日本より「資本主義」が進みすぎた国なのかと思います。開発コストを削減するにはコピーだろうと。
投稿: 竹花です。 | 2011/07/20 14:31