中国の空母完成間近だけど…
アイアンクロスなどやってるので、軍事ネタを。
正確にはソ連の空母「ワリヤーグ」に艤装を施しただけなので「建造」ではないです。艦載機も完成したので、日本はどうすべきなんでしょうね。
the Diplomatという英文ブログからChinese Carrier Lacks Fighters
空母運用に必要な兵站面の整備ができてないようですね。確かに殲-15のようなスホーイ33のコピーを完成させました。
それを伝える中国の英字新聞の記事ですが、かっこいい英語にしようとして失敗している感があります。この空母と一緒か?空母艦載(機)はCarrierborneと言います。
しかし艦上戦闘機があってもAWACSのような空母から発艦できる早期警戒管制機とか空中給油機はないようです。電子戦用(敵レーダー妨害)の航空機もないとか。
戦闘機に燃料ポッドを搭載してく空中給油を行うということもアメリカ軍はしています。
(こう考えると、日本の次期戦闘機として空母発着艦がすでに可能なFA-18スーパーホーネットの方が、F-35より良いかも。コストも安いし)
早期警戒レーダーとか対潜ソナーを装備したヘリコプターをアメリカの空母は展開しますが、果たして中国人民解放軍にそういう用意はあるのか?(Ka-31っていうロシア製ヘリを購入したり、フランスのシュペル・フルロンをコピーしたZ-8を配備するとか)
この空母は実際の戦力としては、疑問符がつくようです。
中国軍部が「空母さえ持てれば、俺最強」みたいな思ってる馬鹿揃いなら助かりますが(自衛隊は潜水艦戦力を強化すればいいので)、この空母の完成が、中国共産党創立70周年記念で無理矢理(独自技術で)完成させた新幹線と同じ、一党独裁を正当化しようとするデモンストレーションだったら面倒かも。
現実的でないのがわかっているので今ある弱点を補完してくるでしょう。
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