生体をゼリーのように透明にする試薬を開発 中国のあれか?
浸すだけで生体の組織を透明化する薬を理化学研究所が開発したそうです。
中国にもありますね透明なアレ。
生体をゼリーのように透明化=浸すだけ、試薬を開発-理研
浸すだけで生体の組織を透明化する試薬の開発に理化学研究所の研究グループが成功し、30日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスに発表した。組織内部の3次元的構造を壊さずに詳細に観察することができ、さまざまな研究への応用が期待される。
多くの動物の身体は、外から入ってきた光を散乱させるため、表面から内部を透かして見ることはほとんどできない。有機溶媒で透明化する技術もあるが、溶媒がたんぱく質を変性させるため、緑色蛍光たんぱく質(GFP)などを使った可視化はできなかった。
理研脳科学総合研究センター細胞期脳探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダーと浜裕研究員らは、保湿クリームなどに使われる尿素を主成分にした試薬「Scale」(スケール)を開発。ホルマリン漬けにしたマウスの胎児や脳をスケールに最長2週間浸したところ、光の散乱が抑えられ、ゼリーのように透明になった。
顕微鏡を使った脳の観察では、表面から深さ約4ミリ先まで詳細に見通せるため、脳の表面(皮質)だけでなく、内側の海馬と呼ばれる部分の神経回路の立体構造を確認できた。また、蛍光たんぱくを使った観察も可能になり、海馬の中で増殖する神経細胞が、血管の近くに集まっている様子も明らかになった。
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2011/110830_3/index.html
英語ではSca/eと書くそうです。映画のタイトルみたい。
生体深部を観察する手法として、光の散乱を取り除く透明化技術がいくつか開発されましたが、蛍光シグナルが消失してしまう欠点があり、透明化した試料で蛍光シグナルを生体深部まで観察できる技術が待望されていました。
脳科学総合研究センター細胞機能探索技術開発チームは、生体試料を透明化する水溶性試薬「Sca/e」を開発、試料を傷つけることなく表面から数ミリメートルの深部を高精細に観察することができる技術を確立しました。 Sca/eは、保湿クリームや肥料に広く使われている尿素をもとに構成されており、光散乱を最小限に抑え、生体試料をゼリー状に透明化します。この技術を使って、マウスの左右半球を連絡する投射繊維束の走行パターンを3次元的に観察することに成功しました。また、細胞周期を可視化する細胞周期蛍光プローブ「Fucci」を全身に発現するマウスに適用して、マウス胚の増殖と分化の空間パターンを丸見えにすることに成功しました。注目する組織構造をさまざまな空間スケールでズームイン・ズームアウトできる新たな観察手法の登場と注目されます。
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2011/110830_3/index.html
原子炉も透明にしちゃえば溶融してるとかすぐにわかるんですけどね。
それでマウスの退治をスケールに漬けた後の写真
中国の卵を熟成させたあれに似てますね。

スケールもピータンもタンパク質をゼリー状に変性させるというのは似てます。スケールの主成分は尿素だそうですし。
中国の食文化は我々の科学の先を行っているのか。
ピータンは土の中に埋めて熟成させるんだそうで、事故を起こした新幹線も土に埋めたら透明になると思ったのでしょうか不透明な中国政府は。
そういえば傀儡后というSFで、「麗腐病」っていう奇病に罹り、ゼリー化した人間を食べるという富豪が出てきました。
ピータンとこの「傀儡后」の話がつながりました。
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