在日米軍撤退を主張-渡辺防衛副大臣 でも鳩とは違う
この人は新右翼ですか。でも今のアメリカの世界戦略と合致してるんじゃないでしょうか。
在日米軍撤退を主張か-渡辺防衛副大臣
渡辺周防衛副大臣が昨年5月に自身のブログで、在日米軍の撤退を目指しているとも受け取れる内容の記述をしていたことが6日分かった。ブログには
「独立国家に85もの基地が存在する関係から脱却して日米新時代を築けると信じる。
今も期待を持つ。
もちろんわが国の自衛隊が沖縄を拠点に国家防衛を担うが」
などと記している。
これに関し、一川保夫防衛相は6日午前の記者会見で「副大臣に就くのであれば、日米同盟を安全保障の柱とする基本的スタンスに立って対応するのは当然のこと。そうしたことについてお互い確認し合いたい」と述べ、政府方針に沿って対応するよう求める考えを示した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011090600334
アメリカは軍事拠点をグアムに移す計画なので、自衛隊が南方地域の戦力強化するというのは願ったりかなったりじゃないでしょうか。この渡辺も沖縄在日米軍を即座になくてとは言ってないのだと好意的に解釈します。今すぐ在日米軍なくせというのは愚の骨頂。
渡辺周は民族的に熱い人です。
米下院121号決議(慰安婦非難決議)の全面撤回を求める7月13日付けの米大使館への抗議書(チャンネル桜主導)に賛同者として名を連ねた。
民主党内の、外国人参政権に反対する中堅・若手議員の代表格でもある。小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人、岡田克也、前原誠司ら、外国人参政権に賛成している党幹部、歴代党代表に対抗するため、民主党内の保守系議員約30名を集め、党内の保守派の重鎮である渡部恒三や西岡武夫、中堅・若手の保守派の代表格である松原仁、笠浩史、松野頼久らと共に永住外国人の地方参政権を慎重に考える勉強会を結成した。
野田さん思った以上に熱い布陣です。自民党でもこうはいきませんよ。この人新右翼ぽいですね。
新右翼の定義
「新右翼」の主張の特徴は、既成の右翼団体が自民党の実質的な院外団と化し、「米国による日本支配」にほとんど無批判であったことを厳しく批判する点にある。しかし、昭和50年代までは、既成右翼による「自民党支持」や「反共」路線にはそれなりの妥当性が存在した。
当時、国際的にはソ連邦や中共の支援を受けた各国共産党が次々と社会主義政権を樹立しており、国内的にも社会党、共産党の勢力が尚議会で強力な勢力を保持していたのである。社会主義革命の危機は、現実に目前に存在したのであった。現実政治を動かす力学の上では、既成右翼の「自民党支持」や「反共」という運動選択は、かなりの危機感のもとになされていた。
一川保夫っていう人は小沢さんの新進党系みたいですが、日米同盟遵守なんですね。
左派系内閣から大きく舵を切りました。
たばこ増税とかこの時期に言う大臣はどうなんでしょう。大臣になるとつい調子に乗っちゃうんですかね。総理大臣が押さえ込めば、リーダーシップがありということになるんでしょうか。
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私は沖縄についてまったく無知なので、かの地の基地問題なるものがよく理解できないのですが、沖縄県民はなにを嫌がっているのでしょうか。彼らが「出て行け!」と求めているのは米軍なのか、基地なのか。もし「基地がいや」ということになると、米軍が出て行ってもあとを自衛隊が引き継ぐことになるでしょうから、問題は解決しませんよね。
それから「住宅地のど真ん中にあって危ない」という例の飛行場ですが、これまた沖縄県民がさわいでいる理由がよくわからないのです。だって米軍は砲爆撃で破壊され尽くした荒地に飛行場を建設したわけでしょう。それをあとからもどってきた沖縄人が周囲に家を建てて住み着いて、やれ「危ない」だの「出て行け」だのと。もちろん沖縄人は地権者として正当の権利を行使しているわけですが、アメリカ軍にしてみれば、「危険を承知で基地のまわりに住み着いておいて、いまさら何をいうか」といった気分なのではないでしょうか。線路のそばに家を建てて、「うるさいし危ないからどうにかしろ」と鉄道会社に怒鳴り込んでも、おそらくどうにもなりませんよね。こういうのって、たしか「権利の濫用」というのではないでしょうか。
この問題、本気で解決しようと思ったら、基地をどうにかするのではなく、反対派の沖縄県民に代替地を提供し、そこに移住してもらうよりほかに方法がないような気がします。もしかしたらそちらのほうが、基地を移転させるよりも安上がりだったりして。
投稿: TOMODACHI | 2011/09/07 00:00
TOMODACHIさん、どうも
当事者の方々も不満や問題は認識していても、解決法はないんでしょうね。
即時撤退しか言わないので。
石垣島の人は中国は脅威と感じているそうですが、沖縄本島の人は前線から遠いので、そういう薄いのでしょう。沖縄本島は駐留米軍の軍政下にあったという記憶を持っている人も多いので、理論理屈と言うより、そういう屈辱みたいなものを基地反対に向けているのかもしれません。
あと沖縄の米軍基地として接収されている土地の権利書は投資対象になっているそうで反対を唱えた方が、日本政府からもらえる補償費が上がるという面もなきにしもあらずではないでしょうか。
反対している人は国や県に問題を丸投げしている感があります。そういう人は沖縄が独立したら基地をどうするか考えてみるといいと思います。
投稿: 竹花です。 | 2011/09/07 08:17