スティーブ・ジョブズが逝去
最初に使ったパソコンはアップルのマッキントッシュⅡでした。
ジョブズがいなくなった後、アップルのジョブ(仕事)はどうなるのでしょう?
アップルのサイトにジョブズに捧げられた言葉が載っています。
http://www.apple.com/stevejobs/
いわゆる「死んで伝説になった」ということでしょうか。
ジョブズのポートレイトをクリックすると英語のメッセージが出てきます。
アップルはきつい職場ですが、離職率は低いそうです。というのも従業員の忠誠心が強く、会社の使命を信じているから、個々の幸せを度外視して働き続けるのということです。
ジョブズは自分がいなくなった後のことも考えて準備を進めおり、「アップル大学」と呼ばれる社内研究機関を作ったそうです。
「単細胞生物はおもしろくない。アップルは複雑な多細胞生物だ」とジョブズは生前語ったとか。
これに載ってました。
日本に対してこんなことを言っているのを見つけました:
「日本はわが国に死んで流れ着いた魚のようなものだ。
すでに発明されたものを手にして、完全に分かるまで研究する。
発明者本人よりもよく分かってしまう場合もある。
そうした理解の中から、彼らはもっと洗練された第二世代の製品を再発明する。
その戦術が功を奏するのは、ステレオ産業とか自動車といった、あまり変化しないものの場合だけだ。
標的がものすごいスピードで変わっていくものの場合には、彼らには難しい。
パーソナル・コンピュータとは何なのかの定義がくるくると変わり続ける限り、
彼らは非常に苦労するだろうと思うね」
http://2chcopipe.com/archives/51762371.html
ウォークマンが発明されなければIPodはなかったかもしれませんが、言い得て妙です。ジョブズが知らないのは、日本ではこれは「美徳」なのです。そうでなければ職人の匠の技術は生まれません。柔道、剣道、茶道、書道。型を極めるのが美徳で、型を極めた先に変化があるというのが日本です。とはいえ目標が変わっていくパソコンなの¥どでは追随になってしまうでしょう。
日本でも新しいものを変化を生み出そうという人は多いですが、それを受け入れる側に許容力がないかもしれません。
平松敬司という元大工のおじさんが従来の発電機にどうして発生してしまう抵抗(コギングトルク)を減らす発電機を発明し、大企業を回ったのですが見向きもされなかったそうです。
磁石の位置をちょっとずつずらすだけでなのですが、これで発電効率が8%向上するらしいです。これに専門家は誰も気がつかなかったそうです。
目からウロコの新発電機
詳しい話は↑こちらで。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20110918.html
ダイソンではプロとずぶの素人を組み合わせて開発チームを立ち上げると書いてありました。
iPhone4sの発表後に亡くなるとは、なにかスティーブ・ジョブズの執念みたいなものを感じます。
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忠誠心ですか。
世界を支え新たなステージへと導くのが最大級のインフラ企業としての義務だという強固な自負がきっとあるのでしょうね。
インフラと言えば東電もそうなのですがあまり日本への責任感てか使命感を感じませんね。召し抱えられてるサッカーだかバレー選手は「電気使わせてやってる」って事実上そういう発言までしているし、やっぱり競合せずただ適当にエネルギー供給して好きなだけせびって来た様な連中には、停滞を死とし新たな試みを続けることで経済を牽引して来た人たちと正反対なんだなあ。
投稿: 藤咲 | 2011/10/07 00:33
藤咲さん、です
成長と拡大を続けている間は忠誠心も維持できるんでしょうけど、安定期に入ると難しいですね。何度中国の王朝が滅んだことか。
送電網を分離して自由競争にしても、韓国みたいに停電したら最悪です。家庭で発電ができるようなればきっと、電気会社も変わると思います。
投稿: 竹花です。 | 2011/10/07 10:28