牙狼＜GARO＞～MAKAISENKI～第5話 奈落
奈落とはマンホールのことでしたか。
江戸川乱歩に出てきそうな偏愛者の話。
なだぎ武がはまってました。
鉄工所を営む男、黄島宏二が箱を開ける。
甘美な芸術へと昇華されたマンホール。
目を閉じて触れてみてください。
しかし2人はなにも感じない。
芸術じゃないんだし、残り九コ早く作ってくださいと叱られる。
私のは違う
マンホールの目が開く
我に返る
黄島のマンホールが道路に歩道に使われた。
ある夜、若い女性がそのマンホールに乗ると、吸い込まれた。
ホラーに取り込まれた。
落とし穴を作って魔界のホラーに人を喰わせるデスホールだった。
鋼牙にそのデスホールを探すように指令が下る。
画商にマンホールを持ち込むがウチは美術品しか扱っていないと断られる。
美術学校で同期の青木が自分の個展の脇を通った黄島を見かけて声をかける。
20年ぶりかと青木が話し出す。お前も絵を描いているんだなと言う。
黄島はなにも言わずただマンホールを見ている。
青島がマンホールを両脚で踏んでいた。黄島はそれに我慢がならず、青島に背を向けて歩き去る。
誰にも黄島のマンホールは評価されない。
鬱屈とする黄島
雨の中の赤い傘
黒服の女がやってきてこんな完璧な作品は見たことがないと言う。
美しい……
芸術。まるで異世界に続く扉のよう。
女はマンホールを黄島の作った「扉」とすり替える。
夜
警備員に白い手が伸びる。
鋼牙が防いだ。
「扉」の数が多いことを不審に思う。
青島も襲われるが、
鋼牙が白い腕を断って救われた。
カオルが昼間とマンホールが違っているのに気づく。
「作品」を愛でる黄島。
水にい浮かぶ女性。
女が再び現われ、もっと作って世に知らしめるのよと命じる。
女がマンホールを持って出て行く。
鋼牙が現われる。
女は正体を現す。
鋼牙も変身
ホラーを斬滅。
前に借金をどうするのと妻に怒鳴れた。芸術家の奥さんになれると思ったら、毎日毎日、こんなところで働かされて、借金ばっかり増えて。
あんたなんか一生地面に這いつくばってるのがお似合いよ。
こんなフタみたいね！
ホラーに殺されたわけではない。
鋼牙にその理由を知る必要はなかった。
マンホールに魅せられた男は、マンホールの下に捨てた奥さんによって奈落の底を見せられて殺されました。
台詞がない黄島の存在感が不気味でよかったです。
次回は小松政夫！
画家の青木は映画版のヤマトにも出てました。
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