ガンダムUCを遅ればせながら見ました。
遅ればせながらエピソード3まで見ました。
バンドオブブラザースとかパシフィックみたいな高予算ミニシリーズです。
映画にするといろいろなエピソードが端折られてしまうし(原作読んでないですがZガンダムみたいになってない)、TVシリーズだとクオリティーで妥協しなければならなくなるし、DVD展開は正解でしょう。
アクションというかモビルスーツ戦が多いのはいいです。
ガンダムですからね。
でもタダダラ続くわけではないし、ちゃんとドラマになってます。
独特のスピード感があります。脚本は戦国BASARAの人なんですね。それで納得。BASARAも対決シーンがうまい。
エピソード1のカーディアス・ビストがスベロアに、百年続いた連邦の支配を脅かすラプラスの箱と鍵のことを人類革新とからめてロドメル隊がギラ・ズールをリンチするように血祭りにあげ、コロニー内での民間人を巻き込んでいく戦闘(これが戦争を止めなければらない理由提示)、そしてカーディアスが息子のバナージにユニコーンを託して死んで、ガンダムユニコーンのNT-D発動。うまい登場ですな。
エピソード2で、ラプラスの箱の奪取に失敗したスベロンにフル・フロンタルが言う、過ちを気に病むことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。
ファースト第1話のシャアの「認めたくないものだな、若さゆえの過ちを」とかかってるんでしょうね。
バナージが連れていかれた小惑星「パラオ(Palau)」って戦前日本の統治領だったパラオ諸島で、「パシフィック」で描かれているペリリューの戦いもこの諸島の1つで起こってます。
エピソード3、フル・フロンタルは、強化人間のマリーダを噛ませ犬にして、ユニコーンのNT-D発動を発動させて、ラプラスの箱のデータを傍受してラプラスプログラムを解析しようという策を弄する。確かにNT-Dが発動して、バナージはニュータイプを屠るだけの戦闘マシーンに化してしまうも、ニュータイプの共感でマリーダの過去を知り、とどめを刺さすに捕獲。シャアは権謀術数に長けているようでいつもツメが甘い。これもまたガンダム。
ネルアーガマの軍医の人、Zゼータにも出てましたよね。声も同じ人。これはびっくりしました。だから強化人間に詳しく、バナージに強化人間について説明できるという良い配役。
エコーズのマック―ルの死亡フラグの立ち方が半端ない。バナージのことを「俺に息子がいたらな」とか。最後に対MSランチャーでフル・フロンタルに一太刀浴びせて、バナージに敬礼して溶けました。ジャブローでシャアのズゴックに叩きつぶされるウッディ大尉を思い出しました。
全体的に人間の死に方がえぐい。絵が下手だとえぐい死に方に興ざめしてしまうのですが、描き方がいいと心に残ります。
ヴァンクロフト先生が生徒をシェルターに避難させて扉を閉じたと同時に撃破されて暴走したモビルスーツの核動力炉の炎(ガンマ線と熱)で蒸発するところも、コロニー内でのMS戦はヤバイですというのが伝わってきます。
MSVがたくさん出てきますね。懐かしい。
エピソード4の冒頭を見たらジュアッグまでもが(笑)
パラオにいたのは「MS-06EW ザクII早期警戒型」とかいうのかな。
クシャトリアがカッコイイかな
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