2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« 仮面ライダーフォーゼ 第14話 毒針猛襲 | トップページ | 孤独のグルメが実写化! »

2011/12/11

坂の上の雲 第11回 二〇三高地 (感想)

日本軍将卒の勇戦激闘。

靖国神社に足を向けて寝られません。

あの二〇三高地、俺たちがみんな死んだら、なんとか取れるじゃろかいなぁ

そう言って第七師団長・大迫尚敏中将が二〇三高地を見て泣きます。

二〇三高地は、日本の平民が初めて見た戦争の地獄。それでも戦った兵士たち。

近くの神社に日露戦争で戦死した人が祀られています。

猛砲撃を浴びながら斃れていく兵士たちを淡々と積み上げていく映像は圧巻です。それだけでも目頭が熱くなります。

そして、28糎榴弾砲を15分間隔で一昼夜撃ち、敵の逆襲に備えよと児玉源太郎が第三軍の参謀たちに勧告します。しかしそれでは陛下の赤子(せきし)を陛下の砲をもって撃つことはできないと反論します。

児玉が烈火のごとく怒りをぶちまけます。

陛下の赤子を無為無能の作戦によって、徒に死なせてきたんは誰か!

援護射撃は危険じゃっちゅうその手の杓子定規の戦略で今までどんだけの兵が死んできたんか…

と児玉が嗚咽を漏らすところで、いつもは居丈高に振る舞う児玉が、鬼の目にも涙だなとぐぐっときました。

児玉の作戦は成功。第三軍が二〇三高地を再占領し、その頂に登った乃木希典が空を見上げると、そこに一朶の雲が流れています。

二〇三高地は乃木希典と児玉源太郎の坂の上の雲であったかと。

« 仮面ライダーフォーゼ 第14話 毒針猛襲 | トップページ | 孤独のグルメが実写化! »

映画・テレビ」カテゴリの記事

戦争・軍事関連」カテゴリの記事

坂の上の雲」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 坂の上の雲 第11回 二〇三高地 (感想):

« 仮面ライダーフォーゼ 第14話 毒針猛襲 | トップページ | 孤独のグルメが実写化! »

記事検索できます

最近のトラックバック

フォト