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2011/12/24

坂の上の雲 12回 敵艦見ゆ その5 (画像と感想を交えつつ)

東郷は狂ったか!

ロシア海軍戦艦スワロフから右腹を曝す戦艦三笠に向けて主砲が放たれる。

バルチック艦隊の終わりの始まりを告げる咆哮となる。

波間を進む戦艦のリアリティーが半端ないっす。

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もう少し近づけと、信濃丸の成川艦長。
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病院船のようだが……
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こちらを呼んでいるようです。

(東郷が言ったとおり、ここを通りますと言ってバルチック艦隊が現われた)

辺りに艦隊がおるかもしれん。
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白んできたな。臨検隊用意!

第三カッター降ろし方、短艇軍装、用意!
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左艦首、ロシア艦隊、視認!
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敵発見報告を打電せよ!

午前五時五分、三笠が哨戒艦信濃丸からの無電を受信した。

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敵ノ艦隊見ユ。地点二〇三。
(こっちも二〇三とはなんたる奇遇)

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タ連送(タを連打で「敵ノ艦隊見ユ」の意味)です!

朝の運動をしていたときに敵艦見ユの知らせが水兵たちに告げられる。
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やったぞ!
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予想どおり対馬海峡にバルチック艦隊が現われて、嬉しさの余り、小躍りする真之。

東郷が連合艦隊に出港を命じる。

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真之はバルチック艦隊の位置を確認する。

午前五時、二〇三地点だという。

二〇三と真之が呟く。

真之が大本営宛ての電文を確認する。
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「敵艦 見ユトノ警報ニ接シ 連合艦隊ハ 直チニ出動。之ヲ撃滅セントス」

真之は許可するが、最後に思い直して一文を付け加える。

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「本日 天気晴朗ナレドモ 浪 高シ」

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出港用意!錨を上げ!三笠艦長伊地知

(敵艦を見つけたのは203地点で、三笠の艦長が伊地知とは)

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総員、石炭 捨て方!

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どの艦も、甲板まで石炭を積み上げていたが、戦闘の邪魔になるので石炭庫に入りきらないものは、迅速に捨てねばならなかった。

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これで何杯、天丼が食えるかのう?

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(こういう出撃準備のアナログ感に興奮します)

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入浴後、「消毒済」の戦闘服に着替えた。外傷を受けた場合の化膿を防ぐためである。

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さらに甲板を洗い、砂を撒いた。戦闘で血みどろになった場合に、兵員が足を滑らさないようにするためであった。

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霧が濃いかようじゃなあと東郷が、剣帯を締めた真之に言う。

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大丈夫です。この霧はきっと晴れますと真之。

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「天気晴朗」というのは、視界が遠くまで届くため、取り逃がしは少ないということを濃厚に暗示している。さらに「浪高シ」というのは、ロシア軍艦において大いに不利であった。敵味方の艦が波で動揺するとき、波は射撃訓練の充分な、日本側のほうに利し、ロシア側に不利をもたらす。

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「天気晴朗ナレドモ 浪 高シ」

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「極めて我が方に有利である」ということを真之はこの一句で象徴したのである。

(一句といったのは、これが俳句みたいなものだから?だから正岡子規の最期が出てきてたのか?)

ロシアも戦いを前にして神に祈る。

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ロジェトヴェンスキーが十字架に口づけをする。
(ロシア正教の十字架はローマカトリックとは形が違います)

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たなびくロシア海軍旗

戦は近い。

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ロシア艦隊現る。

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東郷が覗く双眼鏡は日本に数台しかないドイツ製の凄いのだったはず。

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戦闘を開始しますと加藤が東郷に言う。

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よしと東郷。

戦闘旗を揚げ!

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二列縦陣というのではないな。団子になっていると加藤。

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距離一万二〇〇〇!

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旗旒(きゅりゅう)用意!Z旗、揚げ!

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各部へ伝え!長官より、「皇国の興廃、此の一戦に在り」 各員 一層 奮励努力せよ!」

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「皇国の興廃、此の一戦に在り!」

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距離一〇〇〇〇!

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長官、そろそろ司令塔の中に入ってくださいと加藤が言う。

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ここにおると東郷。

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おいは老人じゃ。今日はこの位置は離れん。

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おはんたち、若か者こそ、将来のご奉公が大切じゃ。おはんたちが入れ。

ワシは残りますと真之が加藤に言う。

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加藤は自分と真之が東郷の側にいるから、他のものは中に入るように命じる。

距離八五〇〇!

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砲術長(安保)、君がひとつ、スワロフを図ってくれんか?と加藤。

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今、報告したばかりですが!

しかし加藤に言われた以上、もういちど計測しなければならない。

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(この映像、かっこよすぎます!)

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もはや八〇〇〇!

まだ東郷は動かない。(じらしてじらして巌流島ですか)

どちら側で戦をなさるんですか!と伊地知艦長が東郷に命令を乞う。

(主砲と副砲を最大限使うには敵に対して右舷か左舷を向けなければならない)

東郷が右腕を上げる。

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左に振り下ろした。

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加藤と真之が顔を見合わせる(予定どおりという意味でしょう)

この時、世界の海軍戦術の常識を打ち破ったところの異様な陣形が指示された。

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艦長、取り舵一杯と加藤が命じる。

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取り舵になさいもんすか?驚く伊地知。

さよう。取り舵だ!と加藤。

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とぉ~りかぁ~じ、一杯!

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東郷は狂ったか!

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ロジェストヴェンスキーが歓喜する。

これは神のご加護、まさに然り。
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連合艦隊がすべての艦が回頭を終わらせるまで16ノットで10分かかる。

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黄金の10分を無駄にするな!

バルチック艦隊の主砲が火を吹いた!

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続いて副砲も!

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戦艦三笠が全速力で左へ回頭する。

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この敵前回頭という、捨て身の運動中、三笠以下は艦隊のありたけの速力を出していた。

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味方にとっては射撃が不可能に近く、敵にとっては極端に言えば、静止目標を射つほどにたやすい。

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これに要した10分という時間は、生と死を分ける魔の時間として無限に永いように思われた。

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三笠は一個のドラムに化したように、ロシア製の砲弾に叩かれ続けた。

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丁字戦法の始まりである。

いい始まりだ!

そして最終回!

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コメント

この東郷ターンは無論CGですが、映画にも負けない大迫力でした。
CG World最新号で、解説が載るらしいです。

Haruさんどうも
>CG World最新号で、解説が載るらしいです。
凄くいいですね。
ロングショットの艦の揺れてる感じがリアルです。

ブルーレイで出るので買うかと思っています。
バトルスターギャラクティカのブルーレイ版を見たら、画質が凄く良かったです。たぶん二〇三高地の土埃など地デジより綺麗に見えるはずです。

旗旒信号は、"きりゅう"しんごうかな…

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