仮面ライダーフォーゼ 第13話 学校拒絶

一回ゾディアーツになってフォーゼに倒されて登校拒否になった生徒たちを源太郎が学校に来られるようにしようとする話。

社会復帰を促す仮面ライダーとは斬新な。

ゾディアーツが天ノ川学園高校に現われて校内で暴れるので、母親たちが学校に押しかけてきた。「この怪物騒ぎはどういうことなの？」と大杉に詰め寄るのは三浦の母。三浦はアメフト部に所属していてゾディアーツになってフォーゼに倒された生徒だ。

そこに真っ赤なポルシェに乗って颯爽と校長の速水が現われる。

まずは一つ信じて頂きたい。この学校の生徒は何ものにも負けないということを。この学校は宇宙時代を生きる若者たちの学校です。

宇宙に夢を。星に願いを。

友子はその言葉にハッとした。スコーピオン・ゾディアーツからスイッチを渡されるときに同じ事を言われたのだ。

そうとは知らない弦太郎は速水の話に感動。

怪物事件に巻き込まれたダチを救うんです！先生が信じてくれたとおり、生徒の問題は生徒で解決しますから。

（そういえば、フォーゼは生徒同士が戦う話。そのうち用務員のおじさんとかとも戦うのか）

スコーピオンは、我望から一度「星のさだめ」を手放した者たちをもう一度呼び戻せるか、その検証を任された。

我々の壮大なる夢、それを邪魔するフォーゼ、如月弦太郎。もはや許せません。

隼が三浦のカノジョの写真部の麻里を弦太郎のところに連れてきた。

弦太郎をカメラで撮り始める。元気な人を見ると私、すぐ撮りたくなるんだ。

見る目あるな！俺の元気は惑星級だ！

ユウキの顔が面白い。隼が吹き飛ぶ。

携帯の待ち受け（？）になっている三浦の笑顔をみて麻里が泣き出す。

今はもうこの笑顔はない。学校にも来ない。この子の顔面崩壊に近い泣き顔はいい。

三浦の自宅に押しかける（実家は写真屋さん）。明日の朝、一緒に学校に行こうと弦太郎が誘うが、学校なんか二度と行かないと三浦。

俺なんかいくら頑張ったって楽しい思いなんかできない。学校なんか灰色だ。すべてがつまんない。

麻里また号泣。トシ君～。

そんな君もこれを装着すれば人生バラ色だ！

よーし、わかったと弦太郎。俺を呑み込んでみろ！

恐れるなって、良薬は口に苦い。

最初は苦いかもしれないが、俺は絶対に体に良い！

（お前は正露丸か！）

と弦太郎が三浦と握手しようと手を差し出すが、三浦はそれをどけて家から出て行ってしまう。

そこにスコーピオンが現われて三浦にスイッチを差し出す。

オリオンの若者よ。星のさだめからは逃げられない。

三浦を追いかけてきた弦太郎がその現場に遭遇、三浦を守ろうとフォーゼに変身してスコーピオンと戦う。

電車とフォーゼの戦いの組み合わせ。いいな。

フル武装で全弾発射

これはもう仮面ライダーという名のパワードスーツ。陸上自衛隊なら「外骨格歩兵火力特機拾壱式」とでも呼びそうな代物。

しかしすべて防がれる。


そしてショッカー軍団が登場

この「星屑」と呼ばれるスコーピオンの分身が防いだらしい。

次は容赦せんぞとスコーピオンは逃亡。

またゾディアーツが襲ってきたら俺が守ってやると弦太郎は言うが、お前に俺の気持ちがわかるもんかとまた三浦は逃げる。

ユウキが「青春劇場」なる小芝居を三浦に見せて友情は美しいと思わせて、学校に来させようとするが失敗。

またも麻里号泣。


三浦は本当は学校に行きたい。でも行けない理由があると言う。

まだまだ話を引っ張ります。

三浦が逃げたら、またそこにスコーピオンの手下が現われて三浦を拉致。弦太郎がフォーゼに変身して戦う。

「水道の蛇口」スイッチで放水。

エレキステーツなのにフォーゼが感電しないということは、この水は純水だ！

「ああ消える星の力が」と三浦がフォーゼの倒した敵のかけらを集めようとする。

ダメなんだ……学校に行くと、またスイッチを探してしまう。それを止められない自分が怖いんだ。

それが三浦が学校に行かない本当の理由だった。スイッチとは指輪物語の「指輪」みたいに人の心を惑わせるのですね。

そんなのどうやって救ってやればいいんだと困惑する弦太郎。

三浦の前に園田先生が現われる。

スイッチを持って。

先生嬉しいわ、三浦君。とっくに気づいてたので自分の星のさだめに。

オリオンの若者よ、星に願いを。

お前がスコーピオンだったのか。

まさに蠍座の女！

蠍の星は一途な星よ～

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