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2011/12/18

坂の上の雲 12回 敵艦見ゆ (とりあえず感想)

騎兵とは冒険と襲撃じゃ!

好古はカッコイイですな。日本最後の野武士です。

短気を起こす真之を押える、島村速雄と東郷平八郎もいいです。

1905年5月27日、午前2時45分、通報艦(哨戒艦)信濃丸

敵艦 見ユ!

攻撃が始まっても艦内に入らない、渡哲也の東方平八郎が神々しい。

皇国の興廃、此の一戦に在り!

東郷が右腕を左に振り下ろす。

とぉ~り舵一杯!

東郷は狂ったか!

丁字戦法の始まりである。

このわくわく感、たまりませんな。

一万騎の大コサック軍団を見た秋山支隊の騎兵が言った。

本当に森が動いているようだ。

ほんとに山が動いているようでした。

40kmを八千の兵で守っている戦線左翼をロシア軍はついてくると好古は睨んでいた。そして総司令部に敵の大攻勢の兆し有りと報告し、増援を要請するも、児玉源太郎は黙殺。

憤る部下たちに、好古が言う、

三万までなら何とかなろう。それもまた痛快よ。

どこまでも豪快ですな秋本閣下は!

ロシア軍の大攻勢に日本軍の前線が崩壊しつつあるなか、満州軍総司令部の扉が開く。

乃木のじじいか、と児玉が笑う。

ああ、と乃木が答える。(松川には疫病神呼ばわりされますが)

そして児玉が乃木を見て笑う。ワシが逆上しておってはどうにもならんのう。乃木、よう来てくれた。これから面白いぞ。岩山相手ではないからのぉ!

ジジイの友情、かっこいいな。

黒溝台会戦の激闘が終り、

好古が前線に斃れたロシア兵を見て、

清川、埋葬してやれ。

敵にも慈悲を見せる武人の鑑です。

松川作戦参謀が秋山好古のもとへやってきた。

「難戦でしたな」という松川を好古がたしなめる。

難戦というて片付けては死んだ者に無礼だ。

もともと敵が大集団でやってくるという様子については、アシの手元から何度も報告し、警報してきたところだ。それを軽視しきっていたためにこの不始末だ!松川そうは思わんか?こんな事はいかんのだ!

そして松川とは正反対にバルチック艦隊がどこから来るのか家の天井を見つめながら考える真之。

行こかウラジオ、変えろうかロシア、ここが思案のインド洋じゃ。

3月1日朝、

砲撃とともに奉天会戦が始まる。遠距離運動をもって敵後方へ出るように命じられた第三軍は敵の猛烈な攻撃を受ける。第三軍の津野田参謀が総司令部に重砲中隊を1個でもいいから回してくれるように頼んだが、松川はその要請を拒否した。

総司令部は第三軍に多くを期待していない。渡してもまた無駄死にさせるだけだろう。

児玉の作戦が功を奏し、好古がクロパトキンの思考を狂わせた。クロパトキンは撤退して日本軍は奉天を手に入れた。

児玉は東京へ行くと言う。

講和工作を急がねばなりもんそかと大山巌。

火を付けた以上は、消さねばなりませんと児玉。

連合艦隊の参謀陣がバルチック艦隊の到来が遅いのは、敵が太平洋を回ってくるからだという結論に達し、連合艦隊を北上させようとしたとき、遅れてきた島村速雄第二艦隊司令が一言、

時期尚早ではないだろうか? 敵がいくらかでも航海を知っておる者なら、対馬海峡を必ず通ってくる。 その敵が遅い遅いとキリキリするがは、まるで巌流島じゃき。

ここで島村がこう言わなかったら、絶対に圧勝できなかったはず。

島村と真之が東郷平八郎のもとを訪れて、バルチック艦隊はどの海峡を通るかと聞かれて、

そいは対馬海峡じゃ。

東郷は世界の戦史に不動の位置を占めるに至るのは、この一言によってであるかもしれない。

なぜかと問う真之に

敵がここを通るちゅうて通ると東郷。

ああ言ってくれたのだから、あとは安心して思いっきりやったらええがじゃきと島村が真之の肩をしっかりと握る。

東郷も島村もいいじゃないですか。

そしてバルチック艦隊が来た!

東郷が言うとおりに、ロシアの病院船が本当にここを通るって言ってバルチック艦隊が来た。

バルチック艦隊が厳島に到来の報を聞いて、真之が密かに小躍りするのが面白い!

大本営への電文に真之が「本日天気快晴ナレドモ浪高シ」と付け加える。

これは連合艦隊は有利という意味か!

バルチック艦隊もかっこいいな!

東郷が右腕を左に振り下ろす。

この時、世界の海軍戦術の常識を打ち破ったところの、異様な陣形が指示された。

とぉ~り舵一杯!

バルチック艦隊に右舷をさらして敵弾に叩かれつつ、波を切って進む三笠!

戦艦三笠 アマゾン

高まります!

丁字戦法の始まりである!

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コメント

落wwちww着wwけwww

しかし東郷ターンを今日放送してしまったとなると、来週の脚本はどうなるんでしょうね?

Haruさん、どうも
落ち着いていられません。
ブヒィィィ状態です。
長くても日本海海戦は30分、和平交渉に30分、戦後30分だと思います。

正直尺が足りてない!
11月の大河1週少なくしてこっちが5週あれば・・・と痛烈に思う話でした

尺伸ばしならぬ尺を縮めるために大幅カットをして
分かる人だけ分かればいい的な映像だけでの演出に留めざるを得なかった中で
これだけの内容を書ききった脚本には感服します

ただ・・・黄海海戦の失敗もスルーしたので
T字戦法の訓練と作戦立案についてはもうちょっとやってほしかったです・・・

わ?さん、どうも
尺と予算があれば黄海海戦も組み込まれていただけに残念です。NHKが金を使いすぎだと散々叩かれなければたぶん実現できていたはずです。
それでも良く出来てると思います。

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