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2011/12/15

空自の次期戦闘機がF-35だが、マクレーンには勝てない。

F-35の選択は妥当な線でしょう。

しかし最新のF-35戦闘機といえども、マクレーンには勝てない。


これはF-35Bと呼ばれる垂直離着陸できるタイプです。

F-35にはA型、B型、C型があります。

F-35A

通常離着陸型F-35Aは、F-35シリーズの基本型でアメリカ空軍での使用が考慮されたCTOLタイプ(CTOL: Conventional Take Off and Landing; 通常離着陸)2006年12月15日初飛行。2017年初期作戦能力獲得予定。2011年5月9日にロッキード・マーティン社からアメリカ空軍へ本機の納入がされた事が発表された。

F-16の後継機とされ、F-22を補佐する戦闘機となる。F-35Aはほかの2つのタイプと違い固定武装として航空機関砲を装備することが要求されている。各種の兵装を胴体下の兵器倉に収容してステルス性が損なわれないように考慮されているがステルス性が重視されない作戦では主翼下6ヶ所のハードポイントに増槽や各種兵装を携行することが可能である

一部ではF-22の導入機数を増加する為に配備機数の削減やA型としての開発を中止し、同じ様な機体構成のC型に統一するという計画も持ち上がっていたが、結局F-35Aの採用が決定となった。

F-35B
F-35B 短距離離陸・垂直着陸型F-35Bはアメリカ海兵隊のハリアー IIの後継機として使用するために、Yak-141の技術を使用したSTOVLタイプ(STOVL: Short Take Off and Vertical Landing; 短距離離陸・垂直着陸)。2008年7月11日初飛行。2017年より配備予定。

エンジンのノズルを折り曲げて下方に向けることができ、エンジンから伸びるシャフトはクラッチを介して前方のリフトファンを駆動する。リフトファンの吸気ダクト扉は後方ヒンジによる一枚扉となっている。キャノピーの形状はA/Cと違い、完全な水滴型になっていない。

アメリカ空軍はA-10の後継機にA型ではなくB型を充当することを検討している。

イギリス海軍、イギリス空軍もクイーン・エリザベス級航空母艦の就役を前提に、シーハリアーやハリアー GR.5/7の後継機としてB型の配備を計画していたが、2010年10月25日のStrategic Defence and Security Reviewに伴い、これをC型に変更すると発表。

F-35C
艦載型F-35Cは、アメリカ海軍での使用を主としたCVタイプ(CV: Carrier (based) Variant; 艦載型)。2010年6月8日初飛行。2017年以降より配備予定。

F/A-18A〜Dの後継機であり、艦載機に要求される低速時の安定性の強化のため、主翼と垂直尾翼を大型化している。またニミッツ級、ジェラルド・R・フォード級航空母艦での運用のために、機体構造や降着装置の強化、前脚の2重車輪化とカタパルト発進バーの装着、アレスティング・フックの強化、特に空母格納庫スペース節減のための主翼の折り畳み機構を追加している。これらにより機体重量は増大している。

2010年10月25日、イギリスはStrategic Defence and Security Reviewにより、調達機をB型ではなくC型に切り替えると発表。

海軍独自に開戦第一撃を担える機体を必要としたため、シリーズ中もっとも高いステルス性を誇る。

1:55からB型のテスト飛行。短距離離陸から垂直着陸を行います。

2:35からC型のテスト。

B型の垂直着陸システムについて説明する動画。

垂直離着陸する時は、胴体の前側にファンがつき、これを尾部のジェットノズルを真下に向けます。

垂直離着陸の操作(ホバリングするのに燃料が多いと捨てないといけない)。左側にあるスロットルのボタンをクリックするだけで垂直離着陸モードになり、ヘリコプターのようにスティックを上下させると昇降します。

戦術・飛行関連の情報は本来はヘルメットのバイザーに表示されます。通常のディスプレイはタッチパネルみたいに操作できます。

そのヘルメットは未来すぎます。

空軍と海軍の両方で使われた作戦機としてはF-4戦闘機があります。

F-35の対戦相手となる可能性があるのはロシアのスホーイPAK FA T-50と中国の殲-20でしょう。

F-35は1機100億円らしいです。

F-15は日本で生産されましたが、F-35の場合、どこまで日本で生産できるようになるのかはわかりません。アメリが議会がNOと言えばそれまでです。

アメリカ政府には日本でもある程度生産できるようにしておくと、アメリカの生産拠点がテロや爆撃でやられても日本で生産を続けられるので、戦略的にいいかもよと言ってみてはどうでしょう。

いずれにせよ国産ステルス戦闘機の開発にも弾みがつくかもしれません。

しかしプラモデルなら誰でも買えし、日本でも作れる!

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コメント

B型の説明ビデオ、かっこいいなぁ。

単に造形としては、ユーロファイターがいいなぁと勝手に思ってましたが、選択肢としてはまあ、これに落ち着くのでしょうね。ユーロファイターのプラモあるのかな。

baldhatterさん、どうも
ユーロファイターもカッコイイですね。
アマゾン列の一番右にプラモ置いておきました。

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