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2011/12/19

一寸先は闇の意味は?

NHKでキムジョンイル総書記の死去のニュースを見ていたら、その後の「スタジオパークでこんにちわ」に甲本雅裕が出てました。

そこで言っていたのは「一寸先は闇」とはどういう意味なのか。

一寸先が闇だとして、その先はどうなっているのだろう?

もしかしたら明るい光が待っているかもしれない。

だから闇の中にあっても、その先を目指して進んでいくみたいなことを言ってました。

2010年の自殺者が3万人を超えています。それに関連して

自爆スイッチを押さないための処方箋:自己を客観視するということ

という記事はありました。

日本社会に長い間暮らしてきた人間として強く思うのは、「自己を客観視しない価値観」が問題だと思う。失業したり、なにかひどい目にあったら、それが直接「自分自身の価値の喪失」と捉える文化がこの国にはある。仕事や学校、そのようなものに自己を同化させて、そこでの評価が絶対となっている。

またそれに付随することとして、日本人と議論して相手の意見に異を唱えると、とかく彼らは感情的になる。あたかも自分の存在が否定されたかのように感じるらしい。外国人との議論では前提となるのは「各自が違う意見を持っていることが当たり前」ということだ。だから、反対意見を言ったところでそこまで感情的にこじれることはない。

確かにそういう面はあると思うのですが、価値観の転換ほど難しいことはありません。失業したり、大きな失敗をしたら、絶望するでしょう。それをやめろいうのが価値観の転換。実際、それは難しいでしょう。

絶望してもいい、でも次があると信じるのが「一寸先は闇」じゃないかと。

答えはいつも自分の枠の外にあるという本に、こんな話が出ています:

成功した社長と失敗した社長、あなたならどっちを選ぶ?

普通なら成功している社長を選びます。

しかしアメリカでは失敗もひとつの貴重な経験と捉え、失敗した社長の方を高く評価します。

失敗から学んだことを明確にすれば、それが自分の価値に変わっていきます。

それが「一寸先は闇」、しかしその先には明るい光が待っているかもしれません。

かく言う私は無職!

なのでこの甲本雅裕の言葉は沁みますね。

そんなこんなで2012年。

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コメント

金正日が亡くなりましたねぇ。。。金日成が亡くなった頃、1年以内に阪神淡路方面で地震がありました。今回は順番が逆になりました。
そんな偶然だけを考えると、残っているのはオウムのような団体によるテロですが、それが今回起こるのかどうか・・・。
2012年へ続く。。。って感じの幕引きになりそうな2011年です。

とんとさん、どうも
それは「独裁者は六九歳で死ぬ」
http://rastaneko.blog.fc2.com/blog-entry-1965.html
と同じで偶然の一致なのか、
歴史の必然なのか?

もし起るとすれば次はテロですか。
怖いのは反原発派でしょうかね。

ただここで言っているは個人の話なので、社会の話ではないです。

そう考えられないと、終末思想にやられてテロを起こすと思います。

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