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2011/12/27

もしも中国軍が北朝鮮に攻めるとすれば

以下は単なる妄想です。

金正日の長男・金正男がマカオから北京に移り、中国当局が保護入った(読売新聞)。中国は北朝鮮の経済状況を理解しており、国家経済が破綻しているのは明白である。朝鮮戦争で多大な犠牲を払って守った北朝鮮を手放すことはできない。北朝鮮がこのまま崩壊すれば、国際世論からして韓国に併合されるのは必死。

それを回避するためには中国が「直接的な人道支援」を御旗にして、北朝鮮に軍事介入し、暫定政権を樹立する必要がある。

そのためにはアメリカと韓国の介入を阻止しなければならない。そこでアメリカに北朝鮮が崩壊すれば、北朝鮮が開発している核兵器が拡散する恐れがあるので、中国が北朝鮮の核兵器を掌握することを条件に、アメリカは中国の「人道的介入」を黙認する。

考えられる進撃路は2つ。
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(クリックで大きくなります)
陸伝いに北部(瀋陽軍区)から南下する(緑色)か大連と威海から黄海を越えて強襲上陸を行う(赤色)ことが可能だ。

北朝鮮は中国が海を越えて上陸してこようとは想像していない。ソウルに近い地域に上陸するという、韓国を刺激する軍事侵攻を中国は行うはずがないと思い込んでいたのだ。だがすでに中国はアメリカと密約を結んでいた。

中国は台湾侵攻計画を用意し、これをベースに北朝鮮への侵攻計画が立案された。台湾侵攻に向けて急激に増強されつつある揚陸艇(リンク)を大連と威海に移動させた。

中国は北朝鮮に対する「直接的な人道支援」を宣言した。まず行動を起こしたのは瀋陽軍区だった。瀋陽軍区の4個集団軍25万の半数以上が鴨緑江を越えて北朝鮮領内になだれ込む。すぐに北朝鮮は国家非常事態を発令、120万人の通常兵力だけでは持たないと、予備役が470万人、労農赤衛隊350万人にも動員をかけた。

だが北朝鮮軍は動けなかった。中国空軍が朝鮮人民軍の通信施設を空爆し、命令系統を破壊したのである。北朝鮮軍は頭を失った人間のようになった。そして航空基地を空爆、航空戦力を地上で殲滅した。

それでも北朝鮮軍は中国軍の南下を阻止するため、平壌の北方に防衛線を構築しようと精鋭部隊を北上させる。

ここで大連と威海に待機していた空母艦隊と上陸部隊が動き出す。北側からの中国軍の進撃は平壌及び西側沿岸の戦力を北側へ向けるための陽動・牽制作戦であった。手薄になった北朝鮮西岸へ中国軍が強襲上陸を開始する。北朝鮮が中国に対して沿岸防衛拠点を設けていなかったのが裏目に出た。中国版仁川上陸作戦である。

こうして西岸に海岸堡を築いた中国軍は平壌を目指して進撃する。

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北朝鮮政府は平壌を戦わずして放棄、中国軍は北朝鮮兵のゲリラ戦に遭遇しながらも平壌を占領し、暫定政権を樹立した。

中国国内では東トルキスタンが独立を宣言した。

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コメント

最後の一行でワロタw

Haruさん、どうも
書いてみてオチがないなと思いまして、最後の一行を入れました。
内患外憂は中華文明の歴史そのものじゃないかと思います。

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