孤独のグルメ 第2回 豊島区駒込の煮魚定食
老人との将棋のところは、早く飯屋に行け!と思っていたら、最後のオチにつながってたんですね。
「腹がペコちゃんだ」あっさりきました。
煮魚ってどうしてこんなに白いご飯に合うんだろう。
小さい頃お母さんが作ってくれた者はなんでも食べたんだよと子供目線で答える井之頭。
ほほぅ、こういう気さくなキャラか。
駒込の顧客に呼び出されて、今度青山で個展を開く友人がそこにカフェスペースも設けたいので、個展に似合うカップを揃えて欲しいと頼まれる。
こんな個展
一番困るんだ。こういう絵。
難しい宿題な。こういう依頼は始めてた。
ちょいと早いが腹もペコちゃんだし、飯にするか。
そういえば、線路の向こうには行ったことがない。よし。
幼少の子頃、祖父と将棋を指していてお前は筋が良いと言われたゴロー、公園で将棋をさしているご老人と一戦交える。
しかし連敗。
爺ちゃん……実は弱かったのか。
その手はダメだと咳払いで暗示する周りの老人。
気を遣うと腹が減るなあ。
うーん……腹が減って頭が回らん。だめだなんか喰いに行かなくちゃ。
このまま行くべきか、戻るべきか、焦るんじゃない。俺はただ腹が減ってるだけなんだ。
「家庭料理」。いいじゃないか。オカリナ~♪
奇抜な抽象画。将棋で惨敗。家庭の味に癒やしを求めるかゴロー。
今日は良い鱈が入ったと店主に言われて、煮魚定食を頼む。
前菜は煮物、シチュー、おでんから選べると言われて、ゴローはシチューを選ぶ。
味噌汁も選べる。シジミかなめこか。なめこをチョイス。
さらにひじきの煮物とほうれん草のごま和えを追加注文する。
(手を上げて人を呼ぶ人に悪い人はいない)
ゴローが我に返る。
魚で攻めたら、なめこの味噌汁にシチューまでおいでなすった。嬉しいけどちょっと話がやややこしくなったぞ
鈴木さん登場。
鯖焼いておいて!と顔を見せに突っ込んだだけで去って行く。
(自分が頼んだのに~)
仕事で人が集められずにやけ酒の冷や酒、運良く「吉田さん」が人を回してくれると電話がかかってきて今度は熱燗を注文する。
飲んべえってのは都合がいいや。
よく味が沁みている。心に沁みる味だ。
煮魚ってどうしてこんなに白いご飯に合うんだろう。
「鈴木さん」再登場。
パチンコで「出ちゃっててさあ」と鈴木さん。それで急いでいる。
ご飯をおかわりするゴロー。
その間に、鈴木さんは食べ終えて出て行った。
ゴロー曰く、早い。
二杯目なのに加速度がますばかりだ。
ご飯がうまいって幸せだ。
最初のシチューもうまかったけど、この流れに必要だっただろうか。
いや、これが駒込流なんだろう。
ゴロー自己完結。
腹が膨れれば頭も回ると。
北海道の味「カスベの煮付け」。白いご飯に合います。
![]() 北海道では、おなじみ「カスべの煮付け」。トロっとした"煮こごり"も楽しめます。佐藤水産の【... |
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