湯けむりスナイパー お正月スペシャル2012
そういえば「モテキ」の大根仁の演出・脚本なんだなんと。
しみじみとしたいい話でした。
たぶんこれを前に見たとき、地デジじゃなかったと思います。
地デジでオープニングを見ると、迫力があります。
最初の夜間飛行(ナイトフライト)の話。
パイロット(大竹まこと!)が詐欺師で女(余貴美子)が騙されてるのかと思ったら、男は本当に元パイロットで、女はスチュワーデス(キャビンアテンダント)で愛人。男は定年を迎えて妻と離婚し、退職金は妻に持っていかれた。余生を愛人と暮らせるかと思ったら、認知症を患い、今でも男がパイロットだと思っている。男は愛人とともに宿を転々としながら、愛人が信じる男を演じ続ける。どこへ向かうかわからない愛の逃避行。
いい話です。大竹まことの感じが微妙かなと思ってましたが、最後の独白は、なかなか良かったです。最初はぼーっと見てますが、最後の源さんの決めぜりふの3分ぐらい前から真剣に見てしまう、それが湯けむりスナイパー。
占い師の話と番頭さんが宿を去る話。
3月11日の大地震をもってきますか。
有名占い師が宿にやってきて、番頭さんが「本当に当たるんだったら人の一人でも救ってみろ」みたいなことを言って起ってました。番頭さんを占ってやると言って、過去酷いことをしてきたから、酷い死に方するみたいなことを言われて、ぶち切れた源さんが、湯船に浸かった占い師のこめかみにリボルバーを押し当ててロシアンルーレットをやらせるのは、胸がすく思い。
昔一緒に悪さをした仲間が被災して、親を亡くした子供たちと共同生活をしているので助けて欲しいと番頭さんに手紙に書いてよこした。番頭さん、源さんに宿を任せて去って行きます。拒む源さんに、番頭さんが、
違うよ源さん、ういっすだろ。
渋い。
良かった。
仕事しろよ自分。
今日はデカワンコ。
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