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2012/01/04

ジョージ・ポットマンの平成史 童貞史(後編)

まさか高度成長期の裏で男子の童貞化が進んでいたとは!

童貞の屍を越えて日本は経済大国の高みへと登りつめたのか!

昭和40年代頃、女性の婚前性交渉率は戦後と比較して10%

そして経験豊富な女性たちは「童貞は気持ち悪い」と軽蔑。

世は「童貞氷河期」へと突入していく。

なぜ高度経済成長期に童貞が突如激増したのか?

これは「下山事件」「三億円事件」と並ぶ日本戦後史上最大の謎とされている(笑)。

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興味深い仮説が登場する。

その鍵を握るのが「上野駅」

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集団就職の男子たちが上京に原因があるという。

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ここからBGMが坂の上の雲(笑)

かつての農村漁村には様々な童貞喪失の社会的機能があった。

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しかし高度経済成長期に入り、集団就職→都市には童貞喪失のための社会装置はない→童貞増加。

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そして童貞に鞭打つかのごとく政府が「赤線」を廃止。

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それが「赤線」の廃止によって、業態が「とある風呂」(泡ノ国ですか)に変わり、料金が大学初任給の1/3にまで上昇。

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童貞喪失のセーフティーネットは失われたといっても過言ではない。

(赤線廃止は東京オリンピックと関係があるのでしょうか)

バブル期、女性の大学進学率で男子とのデートが活発化→風俗で童貞を捨てるのはけしからんというシロウト童貞批判が展開される。

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しかしここには「デート」を市場として利用したい企業の思惑もあった。

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重厚長大から軽薄短小へ日本の経済がシフトすると、シロウト童貞の地位が低下した。

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この絵面を見て、思い出しました。

相原コージの「文化人類ギャグ」

まさにあの世界。

しかしバブル崩壊をきっかけに童貞擁護論が再び台頭、その地位を回復する。

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80年代の恋愛=消費主義。

90年代以降の恋愛=節約主義。

しかしご飯冷めるよ(笑)。

企業は童貞の巣窟、オタク文化へ方針転換。

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そしてAKBが台頭する。

片思いの歌詞からいろいろ探ってました。

いつの時代も消費者はカモというわけか!

葱はどこだ!

面白かったです。

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