フリンジ・シーズン2は面白い でもブラウン・ベティは評価が低い
最初はXファイルぽいなと思って見てましたが、シーズン2の「ピーター」から超絶面白い。
しかし「ブラウン・ベティ」は、テイストが突然変わって最初どうしようかと思った。
ピーターが失踪して、ジョイントを吸って完全に決まってるウォルターがオリビアの姪のエラにお伽噺をするわけですが、その舞台がウォルターの母親が好きだったという探偵小説とミュージカルがゴチャゴチャになっている、ジョークみたいな展開でした。
今までシリアスな展開に舵を切っていたのにいきなり、こんなふざけた展開はどうなのかと思ってましたが。意外と面白い。1940年代ぐらいに、パソコンとか携帯電話があるというのはスチームパンクぽくて面白い。ブロイルズって歌がうまいんだ。
ウォルターの失われた心臓というのはウォルターとの親子の絆だというのがわかりますよ。しかしこの話の落とし所はどこなのかと。
ピーターの心臓が盗まれて、その犯人がウォルターだと判明し、やっぱこのお伽噺はウォルターは自分がピーターをこっちの世界に連れてことだとわかり、ピーターはウォルターに心臓を取り返して去って行きます。なるほど、ウォルターはピーターがいなくなってしまうのはしょうがないと思っているわけですが、エラはそれじゃお伽噺として間違ってると大人を批判。そしてピーターは、ウォルターにも良心があると思い、心臓をウォルターにも分け与えます。
前回のピーター・ウェラー(ロボコップ!)がウォルターに出した「白いチューリップ」の手紙(泣きそうになった)と同じで、ウォルターに絶望することはないという話なんですな。
童話に絡めてウォルターの心情を描いたのは、エンディングの展開に向けて種を撒いたとみるべきか。
IMBDを見ると、ここから評価が8/10とか9/10になっているので、これがギャラクティカのシーズン終わりぐらい評価が高いです。
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