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2012/03/25

麻生太郎氏と安倍晋三氏 原発再稼働に頼らざる得ないと意見

麻生さんと安倍さんは再稼働必要と考えているようです。

――原発の再稼働についてはどう考えるか。

安倍:勇気を持って、動かすことのできる原子力発電所については稼働するという決断が求められていると思います。今後、イランに対する制裁がより厳しくなれば、日本は1割近い原油輸入先を失うと同時に、原油価格はさらに上がる。万が一ホルムズ海峡の航行がうまくいかなくなれば、原油輸入量の9割近くが影響を受けます。

 今、日本はガスも国際価格より高く買わなければならないのが現状です。立場を強くするためにも代替エネルギーを増やしていくことが必要ですが、再生可能エネルギーはまだまだ時間がかかる。まずは現実的なエネルギーである原発を再稼働させていくことです。

麻生:太陽光とか風力とかいった話ばかりするけど、太陽光発電の稼働率って10数%ですよ。風力発電にしても、あの巨大な風車の耐用年数はどれくらいなのか。しかも、海上での補修は容易ではない。やっぱり現実を見れば原子力発電にも頼るしかない。発送電分離とか東電の国有化というのも、そう簡単じゃない。アメリカは発送電分離して大規模停電が増えた。もっと現実の話をしないと。

橋下大阪市長として原発再稼働「総選挙で判断を」だそうですが、25%ぐらいの電力制限がありうる情報も提示して、その覚悟を国民に持ってもらって選挙で判断言ってみたいなことを言ってました。菅直人元首相よりはまともです。

敗戦後の日本の再軍備化にも似ている流れです。

憲法第9条で戦争の根源(と思われた)軍隊を解体すれば、戦争はなくなると。国民も賛成。しかし左派勢力の内乱を恐れたGHQは警察予備隊を編成。そして朝鮮戦争が勃発し、中国人民解放軍が朝鮮半島に「軍事介入」してくるし、台湾とも撃ち合い始めるわで、第9条のタテマエがありつつも、自衛隊が発足。

再び大国へと台頭する中国が設定する海上防衛線「第二列島線」は沖縄はおろか、西日本の太平洋岸まで「中国の海」と設定されている状況です。

海上自衛隊の潜水艦および対潜部隊がなかったどうなってたのか。

そして昨年の3.11。自衛隊と米軍の支援がなければ、被災者と被災地はどうなっていたのかと考えてしまいます。

再軍備化と原発の再稼働は、直接関係ない話ですが、どちらも大失敗して「完全拒否」というのは極めて似ています(日本に限らず世界どこでもそうでしょうけど)。軍隊を放棄しても、戦争はなくならないし、隣国の軍事的脅威は減っていません。軍隊を放棄してもしなくても、世界はまったく良くならない。日本の周りは大変です。かえって困るような状況も起こっています。

東京大空襲、原爆投下、沖縄戦は不幸な出来事ですが、だからといって敗戦後の日本に軍備が不要という話と実は関係ないように思います。東電だけが悪くて悪の巣窟というのは、旧軍部だけが悪いという短絡的な結論と同じです。

↑こっちの中身が読めます。

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