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2012/04/11

タイムスクープハンター 4 第2話 「江戸おなら代理人」

「かつら」に続く名作です。

「江戸の火消し」には「へ」組はなかった。「へ」は「屁」を連想させた。それだけ「おらな」は恥ずかしいことであった。

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今回の取材対象は屁負比丘尼(へおいびくに)の妙晴(みょうせい)。
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この道、10年のベテランだという。

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良家の娘に付き従い、放屁などの失敗をしたときに自分がしたと娘の身代わりになる。

日本の江戸時代おいて比丘尼とは、尼僧の姿をした下級の売春婦のことだそうです。

海産物を扱う商家に招かれた。
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商家の使用人の髷が右に向いている。凝ってますな。

この家はある問題を抱えて部屋に閉じ籠もったままになってしまった娘のために屁負比丘尼を呼んだ。

3か月前の見合いの席で問題があったと母親が言う。

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3か月前にタイムワープ!

見合いの席で緊張する娘の「トシ」

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当時の見合いは水茶屋などで偶然を装って行われていた。

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なのでどことなくぎこちない。偶然だから見合い相手は顔を合せない(江戸"婚活”最前線を参照)。

初めてのお見合いで極度に緊張するトシ

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ソワソワしだすトシ。

そしてこの後、カメラは衝撃的な瞬間を捉える。

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静かな室内に音がする。

やっちまった。

いたたまれず部屋を出て行くトシ。

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誤魔化しておけば娘は引き籠もらずにすんだのにと悔やむトシの両親に、ご安心くださいと妙晴が言う。

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妙晴がトシの部屋に挨拶に行く。
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母親が妙晴が来たことをトシに言うが、トシは何も答えずに本を読んでいる。

ぶしつけにも程があると怒る母親を妙晴はなだめて、妙晴がトシに何を読んでいるのかと話しかける。
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往来物だとトシが答えた。

往来物とは手紙の文例、礼儀作法を書いた教科書で、習字の手本であった。

妙晴は自分が屁負比丘尼であることを伝えるが、トシは部屋から出ようとする意思を示さなかった。

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妙晴は焦らずトシが心を開くのを待つことにした。

江戸の若い娘の心を読んだ川柳がある
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花嫁は ひとつひっても、命がけ。

それだけ放屁は恥ずかしいことであり、それだけトシが受けた心の傷は深かった。

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妙晴は長期戦を覚悟した。

しかし2日後、トシが妙晴を呼んだ。

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妙晴を呼んだのは、先日初めて会ったときにトシが見せた女筆を妙晴が即座に良い手跡(しゅせき)と言ったので、妙晴は往来物に詳しいのではないかと考え、自分も書けるようになりたいと相談するためであった。

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イスラーム書道みたい。

トシの前向きになった新しい気持ちを逃すまいと、妙晴はトシを外へ連れ出すことにした。

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向かうのは手習いの塾。

98日ぶりの外出。

おならは腸の過敏性障害によって出やすくなる。また江戸時代の食べ物によってもおならは出やすくなっていた。

ここで沢嶋、古橋さんに江戸時代によく食べられていた食品の追加調査を依頼。
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米、豆類、麦など。これらにはラフィノースという消化されにくい、低分子炭水化物が含まれていた。ラフィノースには腸を活性化させるビフィズス菌を増殖させる効果があった。

精神的なストレスと食生活のせいでトシはおならが出やすくなっていたのだ。

女筆指南

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女性向けの習字教室であると同時に礼儀作法やしつけも指導した。

久々の公共の場で緊張するトシを妙晴が無言で励ます。
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先生が厳しく指導する。
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しかし妙晴がいることが精神的な支えになったのか、トシがおならをすることはなかった。

そして授業が終わり先生が話をしているとき、予想もしない出来事を目の当たりにする。

くしゃみをした先生が後ろを向いて鼻をかむ。

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そしてまた話し始めるが、鼻に紙がついていのにまったく気づいていない。

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面白いぞ。

必死に笑いを堪える生徒たち。

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笑わないようにすればするほど逆におかしくなっていく。

何度も申しておりましょう。筆は心で持つのだとと力説する先生。

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笑わないようにすればするほど逆におかしくなっていく。

トシも完全にツボに入ったが必死に耐える。

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がっ、その時だった

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おならの音が。

沢嶋が臭気センサーで発生源を突き止める(笑)。

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やはりトシだった。

トシ、ピンチ!また引き籠もってしまうのか。

つかさず妙晴が自分のおならですすいませんと頭を下げる。

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そして先生の鼻の下についた紙を指摘し、わざと笑わせたのだと言って話題をそらした。

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おならをしてしまったトシにも笑顔が戻った。

稽古が終わって家に戻るとき、足取りが軽くなったトシが先に行ったタイミングを見計らって沢嶋が妙晴に、塾の人たちは本当に妙晴がおならをしたと信じているのだろうかと聞いてみた。

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屁負比丘尼は世間に知られているので、気づかれた方がいるかもしれないけれども、それをあえて言う人はいないでしょうと妙晴が答える。

本心を思うままに表に出して暮していたら、この世の中、収まるものも収まらないでしょうと笑う。さすが屁負比丘尼。

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トシは明るさを取り戻した。そして塾の弟子の一人が綺麗だと言っていた梅の花を見に行こうと妙晴を誘った。

屁負比丘尼が仕事として成り立つのは、世間の暗黙の了解と、人の情けを前提にしていからだろうと沢嶋が推測する。

下駄についた泥を払おうとトシが橋の欄干に下駄を置くが、それを誤って落してしまう。ちょうどそこに船が通りかかり、「傷ェ!」という男の声がした。

運悪く、落した相手はガラの悪い男たちだった。
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妙晴がつかざず、自分がやったと頭を下げる。

どっちでもいいと親玉の男が言う。

頭に当たったんだ命に関わるんだぞ、銭出してもらおうかと男が脅す。

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怯えたトシがまたおならをしてしまう。

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出すもんが違うだろう!と男。

(笑った)

また妙晴が自分のおならです、どうかご容赦をと謝った。

すると男、春を売る分際で、ご容赦もなにもないだろうと怒鳴る。

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さらにもっとも、お前のようなシワシワババアではなあ買い手もつかないだろうがなと侮蔑の言葉を浴びせる。

常に下手に出ていた妙晴がついに反撃に出る。

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女子がこんな比丘尼の身なりでもせねば、ひとりで暮らせない難儀もそなたたちも承知であろう!それを承知でそなたは比丘尼を口汚く罵った!その了見が気に喰わぬ、このたわけが!

逆上した男たちがトシと妙晴に襲いかかる。二人が逃げる。

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沢嶋も一緒に逃げる!

茶屋に逃げ込むが、男たちは執拗に追いかけてくる。

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茶屋を出て別の隠れる場所を探す。

トシが男とすれ違った。
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トシと妙晴が納屋に隠れる。

男が納屋に入ってきた。物をどけて二人を探す。

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トシの上の板が取られて、万事休すかとトシが体を強ばらせた次の瞬間、「トシさんでございましょう」と聞き覚えのある声がした。

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納屋に入ってきた男は3か月まえに見合いした蔵之介だった。(トシが納屋に入る前にすれ違ったのも彼だ)

トシが小さな声でおならのことを詫びだ。蔵之介が笑う。

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あんなことは屁でもないと。

あれ以来、ずっと思ってたんでございますよ、お前様のことをと蔵之介が告白。20120411103852

あのとき、恥じらいをみせたお前様の顔が頭を離れなくて。それに一緒に暮せば屁なんか恥ずかしいものでも、なんでもなくなるでしょうと。

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おならがつむぐ怒濤の展開。

蔵之介は裏手に自分が乗ってきた船を待たせてあるので、それを使ってくれと言う。

船に乗り込むとき、トシが素足であることに蔵之介は気づいた。

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そして船頭に自分が履いていた草鞋を渡し、船を離れるときに渡してくれと頼んだ。
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トシの瞳には桟橋にいる蔵之介の姿がいつまでも映っている。

トシたちが家に帰るとすでに夜だった。トシの両親が遅くなったことで妙晴が一緒を咎めた。妙晴は自分が悪かったと謝った。だがそこでトシが自分が悪いと言った。

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梅の花を見に行こうと誘ったのも自分だし、下駄を橋から落したのも自分だと。

自分の不始末は自分で負わねばとトシが言う。

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妙晴の付き添いがダメだと言うなら、また部屋に引き籠もると両親に言う。

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これからトシが部屋から出た祝いの酒席だと父が言う。

妙晴がそれを断って帰ろうとすると、トシが参りましょうと、彼女の手をトシが取る。
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1か月後、トシは蔵之介と結婚した。
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トシが女筆を習いたかったのは、蔵之介にお詫びの手紙を書くためであった。

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その傍らには妙晴がいる。

トシの蔵之介は仲睦まじく暮し、娘が生まれると妙晴が守り役となった。

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17年後、トシの娘のお見合いに付き添ったのが屁負比丘尼としての最後の勤めとなった。

またもいい話だ。

来週は女相撲。

次回もタイトルが「漢字ひらがな漢字」だ。

タイムスクープハンター4の再放送がありますよ。

4月14日(土曜)深夜2時10分から!1話2話連続!
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2012-04-14&ch=21&eid=662

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2012-04-14&ch=21&eid=664

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