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« 37歳で医者になった僕 第3話 | トップページ | 自衛隊がフィリピン基地使用 日米が検討開始 »

2012/04/25

タイムスクープハンター 4 第4回 「見せ物 カッパ珍騒動!」

戦国時代に始まり、江戸時代にブームとなった見世物小屋も、明治に入ると西洋文明に押されて衰退していった。それでも古くからの文化を頑なに守ろうとする男たちがいた。そして突如、村の外れに出没した河童。逃げる柄本兄弟。

抱腹絶倒の一本。

はたから見れば、彼らのやり方は馬鹿げた事かも知れない。だがこれだけは確実に言えるだろう。好きなことをやり続けた2人は、誰よりも心から満足していたことを。

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明治32年。日露戦争の直前。

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今日の出し物。世にも珍しき、大海鰻(あなご)

弟、七郎が客を呼び込む。

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本日、ご当地、初披露目ですよ。

兄の順三郎も客を呼び込む。

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ざるは料金入れですかな。

呼び込みに釣られて客が見世物小屋に入っていく。

実際にどんなものを見せているのか、沢嶋が見世物小屋も潜入。

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何が出てくるかと入ってきた客に見世物を披露するのは兄。

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何が出てくるかと客の期待が高まる。

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「それ以上、近くに寄らないのが身のため」と順三郎が期待感をさらに煽る。

そして出てきたのは!

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大きい穴に子供で、大穴子。

まかさのダジャレ。

くだらなさに失笑して去って行く客たち。

面白い出し物だったと沢嶋が順三郎にインタビューする。

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堅苦しいのはいけねえ、笑いがねえとなと順三郎。このネタは爺さんの頃、天保年間からやっていると言う。でも客の入りは減る一方で苦労していた。

江戸の見世物小屋の定番。

大鼬(おおいたち)

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大きな板に血でおおいたち。

奇妙な怪物べなべな

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逆さまになった鍋。

四角い体に三つの目、ゲタゲタ笑う珍物。

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鼻緒がない下駄。鼻緒を通す穴が3つ開いている。

ここまで来るとシュールレアリズム。

でも怒り出す客はいなかった。こうしたダジャレの見世物小屋も江戸時代には大衆娯楽として認知されていた。しかし明治に入ると時代遅れになりつつあった。

浅草の十二階(凌雲閣)、パノラマ館に客が行ってしまうので、今までは兄が言うとおり先代からの出し物にこだわってきたが、これからは出し物変えなければならないと弟は考えていた。

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西洋かぶれの目新しいものは、日本中に広まっていくと嘆く弟。

弟の七郎が兄・順三郎に、最近評判の催眠術をやろうと持ちかける。

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西洋から入ってきた催眠術は明治中期から人気を博した。

弟の坊主頭が伏線になっていたとは。

サクラを雇ってやれば催眠術の出し物ができると語る七郎に順三郎が怒る。

詐欺とイカサマは全然違う。

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催眠術は科学だかなんだか知らないが、もっともらしいご託をならべて、人の心をダシに使って商売やってんだよ。(それが詐欺)。俺たちは端からイカサマだと言って商売している。客だってそれがわかってて見に来てくれて笑って帰ってるんだろうが。

それが見世物小屋に対する順三郎の愛であった。

実際、催眠術を悪用する犯罪が増え、明治41年に催眠術を使った出し物が禁止された。

兄には秘策があった。吉川のところで「河童の捕獲に成功」っていう出し物が盛況だと言うので、小屋を覗いてみると、樽の底に河童の皿と毛を乗せた犬を置き、樽の中間をガラス板で仕切って上に水を入れる。それで河童に見せていたのだ。

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翌日、兄は秘策の「河童の見世物」を見せるために弟を村はずれへ連れ出した。

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順三郎が1か月前、飲み屋で知り合った職人風の男の家だった。

人魚のミイラ!

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川口浩もびっくりだ!

沢嶋も慌てて古橋を呼び出し、人魚の鑑定を依頼。

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人魚ですか?と聞き返す古橋。

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頭部は猿、体は犬、下半身は魚(鯉)だという鑑定。

ということは、本物でないと見てよろしいのですかと?真顔で聞く沢嶋。

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そもそも人魚というのは架空の生物ですからねと諭されるクールビューティ古橋。

人魚偽造技術は江戸時代後期に発達した。

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海外に標本として輸出するまでに発展した。大英博物館にも所蔵され、シーボルトも持ち帰っていた。

この人魚がゴジラへの系譜ですね。

男は偽ミイラ作りの職人だった。楽しそうな仕事だ。

順三郎はタダの河童のミイラじゃない、等身大の動くミイラを考えていた。ミイラでびっくりさせるだけでなく、動かして客をさらに驚かせるという趣向だ。

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5時間に渡る作業の末、ついに完成

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難点は一度、装着すると外すのが難しい。

しかも手首・足首がギブスみたいに固定されているので(ラテックスがない時代)、動きがロボットみたい。

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こんなのがウロウロしてたら怪しいと、大八車に乗せて荷物のようにして帰ることにする。

河童の皿は地肌。

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思わぬ緊急事態が発生する。

七郎が尿意を催した!

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順三郎が股の部分の布をこじ開ける。

見つかるんじゃねえぞと兄。

七郎が用を足していたら

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河童だと叫ぶ声!

村の住民に見つかった!

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慌てて坂を駆け上がり、大八車に乗る。

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釣りをしてたら、河童を見たと男が言う。

見ませんでしたよとシラを切る順三郎。

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なんとか誤魔化した。男が山の方へ河童を探しに行く。

順三郎が振り返ると大八車がない!

大八車が坂を落ちていた!

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七郎もいない!

七郎は泳げない!河童なのに!

池の畔を必死に順三郎を探すの前に、河童が出たと男が慌てふためいてやってきた。

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さきほど山へ河童を探しにいった男が戻ってきて、青年会に掛け合って河童捜索をしようと言い出す。

事を荒立てないように、河童はいたずらかもしれないと言う順三郎。

だがそれは逆効果だった。村人はいたずらだったら袋叩きにしてやると息巻いている。本物だったら畑が荒らされるんだぞと怒る。さっさと片付けちまおうと言っている。

いよいよ七郎は窮地に追い込まれる。

村の青年団による河童捕獲作戦が開始された!

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明治29年には佐賀県の佐世保に巨大ムカデが現れて、猟師が捕獲作戦が実施された。それは着ぐるみで、人々を脅かして金品を奪う窃盗犯の仕業だった。

河童の好きな胡瓜も仕掛けられた。

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捜索は夜通し続けられたが河童は見つからない。

夜が明け、順三郎が憔悴しながら徹夜で森を探していると、池の畔からカラカラという音がする。罠に何かがかったのだ。

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七郎だった!河童でもないのに河童のトラップに捕まっている!

夜通し歩き続けて腹が減った七郎はついつい胡瓜に手を出してしまったのだ。

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罠に仕掛けたマイクロカメラに録画されていた。

また七郎を大八車に乗せ、村人に見つからないように脱出を試みる。

だが村の出口を男たちが見張っていた。

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なんとか逃げられるかと思ったが、河童の仕掛けが破られて胡瓜が食われていると別の男が走ってきた。

大八車に七郎が持っていた胡瓜が落ちている。男が大八車にかぶせてあった布をあげると河童の足が。

順三郎は力一杯大八車を引いて、走った!

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河童泥棒ぉぉぉぉ!

村人たちが順三郎たちを追いかける。

(爆笑した。泥棒ってなんだ)

壁が道を塞いでいる。

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梯子をかけて逃げる。

七郎、また大八車からすべり落ちていた。村人たちが追いかけてくる。

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しかし間一髪のところで脱出に成功。

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山を下りて、線路伝いに逃げた。

そして河童のミイラの見世物を行うことができた。

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ミイラになって102年。息を吹き返すことはございません。

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近くによってご覧ください。

河童のミイラが立ち上がった!

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叫ぶ客たち。

この見世物は久々の大入り興業となった。

なんだか微笑ましい。

時代が大きく変わる中で見世物小屋へのこだわりを捨てなかった兄弟。状況が悪かろうと、仕事を語るときの順三郎の笑顔が印象的だった。

はたから見れば、彼らのやり方は馬鹿げた事かも知れない。だがこれだけは確実に言えるだろう。好きなことをやり続けた2人は、誰よりも心から満足していたことを。

最後は良いまとめじゃないか。

来週は辻斬りを防止する江戸の辻番。

今回のは「川口浩・探検隊」を思い出しました。

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コメント

>難点は一度、装着すると外すのが難しい

これで展開がなんとなく予想できました(笑)

偽ミイラって何を使って接着するんでしょうね。X線とかで調べればすぐバレそうな気がするのですが、たしかかなり長い間本物だと信じられてたんですよね。

ニコリともせず否定する古橋さんはよさそうですね(笑)

おじゃま丸さん、どうもsun
>これで展開がなんとなく予想できました(笑)
これは予想ができるのがワクワク感になっていく感じでした。さすがに河童の罠にひっかかるとは思いませんでしたが。

接着剤はニカワではないかと思います。

マクドナルドの肉はミミズの肉とか、焦げを食べると癌になるとか迷信の類いは今も健在です。たぶん迷信がある方が生きやすいのかもしれません。

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