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2012/04/26

自衛隊がフィリピン基地使用 日米が検討開始

中国海軍の軍備増強を考えれば、自衛隊の領海外展開も視野に入れねばならんでしょう。

自衛隊がフィリピン基地使用 日米が検討開始、パラワン島有力
 

 在日米軍再編見直しにからみ、米海兵隊と自衛隊がフィリピンの訓練施設を共同使用する方向で日米両政府が検討を始めたことが23日、分かった。パラワン島のフィリピン海、空軍基地が有力で、ルソン島の基地も候補として挙がっている。両政府は米自治領・北マリアナ諸島のテニアンの米軍基地を自衛隊が共同使用することでも合意しており、アジア・太平洋地域で複数の基地を共同使用することで、海洋進出を図る中国を牽(けん)制(せい)するのが狙いだ。

 米政府は在沖縄海兵隊を移転し、米ハワイ、米グアム、豪州・ダーウィンを巡回する「ローテーション配置」の拠点の一つとしてフィリピンを検討しており、フィリピン政府と交渉中。パラワン島やルソン島の複数のフィリピン軍基地が候補地で、絞り込みの作業を進めている。

 合意に達すれば、日米両政府にフィリピン政府も加わり共同訓練の本格的な協議に入る。両島は中国とフィリピンなどが南沙(英語名・スプラトリー)諸島の領有権を争う南シナ海に面する。パラワン島では米、フィリピン両軍が16日から定期合同軍事演習「バリカタン」を行っており、大地震を想定した図上演習には日本も初参加している。

日米両政府は、日本側がテニアンの米軍基地整備費を拠出することで合意しており、政府関係者は「テニアンの事例がモデルケースになる」と指摘。フィリピンの訓練施設整備費について、日本が一定額を負担することも検討する。

 日米がフィリピンの訓練施設共同使用の検討を始めたのは、米軍、自衛隊を分散配置することで、中国などによる第一撃を受けた後も反撃できる「抗(こう)站(たん)性」を強化することが狙い。25日に両政府が発表する共同文書では、日米同盟をアジア・太平洋地域の安定と繁栄のための「公共財」と位置付け、日米同盟の抑止力向上を図る。

 フィリピンは第二次世界大戦の激戦地。同国の世論の一部には「反米軍」の感情が根強いが、自衛隊が訓練に参加することへの反応は不透明だ。米軍は冷戦終結に伴いスービック基地とクラーク基地から撤退している。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120424/plc12042408000008-n1.htm

日本は戦略縦深が浅いので、中国が自衛隊基地を攻撃してきた場合だけでなく、万が一中国・ロシア・韓国が同時に日本に攻め込んできた場合にも空軍海軍戦力を逃がすためにフィリピンの基地があるのでいいでしょう。

それに海軍基地を使えれば、日本の潜水艦を中心とする海上自衛隊艦隊の作戦行動半径も広がります。インドネシアのマラッカ海峡を封鎖できるのがベストですが、フィリピンから中国艦隊と商船団の動きを封じるのも悪くはないでしょう。

さらにフィリピンの基地から中国沿岸の基地を攻撃できれば、万が一、本土が戦場になった場合に中国の補給線を分断でき、中国上陸部隊の継戦能力を減じるとも可能になるでしょう。

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