節電に住民支持ない場合は再稼働容認…橋下市長
原発稼働させるかどうかは市長である自分が決めることではなく、市民が決めることだという意味で、この橋下市長の改革と一貫性はあると思います。
生活が相当不自由になるけれども、受け入れなければ原発稼働しかないという話です。
7分あたりから。
最初は生活が相当不自由になるけれども、市民は耐えられるだろういう話を展開していますが、そのうち安全性の意味合いが政府と国民とで食い違っているという話になります。政府が言う安全は福島第一原発を襲った津波程度なら壊れないという意味だと言ってます。しかし国民の考える安全はそうではないと。最後は市民が相当な不自由な生活を強いられるのに耐えられなければ、原発稼働しかない。でも決めるのは市民だとなかば突き放しているように聞こえますが、この人は大阪府職員だけでなく、市民にも強くなれと言っているのでしょう。
要するに原発を停止したまま、今の生活は維持しようなんて虫がいい話を真に受けるなと言ってます。
少し付け加えさせてもらえれば、電力制限が続けば、金持ってる人は自前で潤沢に電力が得られ、電力を買わねばならない貧乏人は電力使用制限を強いられるという格差が生じるでしょう。
国鉄か民営化してローカル線が廃止されました。都市部では電車があるので車がなくても充分生活できますが、過疎地は路線が廃止され、車がなければ生活できないという生活の質の格差が生じました。電力要求が制限されれば、そういう格差が地域でなく、家々で起こるでしょう。
マンションなんか太陽電池を使える面積が狭いので、戸建て住宅に比べれば自然エネルギーの恩恵は受けられないでしょう。それが「相当厳しいライフスタイルの変更をお願いすることになる」ということだと思います。そういう意味では田舎の方が暮しやすくなるでしょう。貧乏人は都会に住めという時代になるかもしれません。
だから国民よ強なれと。
なぜこんな風に考えるのかと言えば、
これを読んでいるからかも。
1960年代のどん底の生活はシャレにならんです。
中野剛志もこの本の共著者となっています。この人TPP反対派ではなかったか。TPP反対で原発賛成という人は珍しい。
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