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2012/05/07

平清盛 第18回 「誕生、後白河帝」

近衛帝が身罷られ、崇徳上皇の息子・重仁に皇位が移るかと思いきや(鳥羽院のあの話しぶりならそう思うでしょう)、残り3分で信西の一言で雅仁に皇位が譲られる。

三上博史はなんだか神々しい。

発狂する崇徳上皇も凄い。

17歳の近衛帝が倒れる

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鳥羽院が近衛帝が倒れたのは、自分の愚かさ故ではないだろうかと。

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得子らとともにだまし討ちのように崇徳帝を退け、政から遠ざけたその因果が巡ってきたのではないかと。

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崇徳上皇、顕仁(本名で呼んだ)を我が子とせず、白河院の子、叔父子といじめ抜いたことの!

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人間大切な何かを失いそうになると、自分を責めるもの。そういう意味では鳥羽院には息子の崇徳上皇を虐めているという呵責の念があったのか。

平氏一門を支えていた藤原家成も病に倒れる。

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見舞いに来た清盛の手を取る。

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どうかこれより先も、法皇様をお頼みします。たとえ、この先、我が身がどうなろうとも、ここいにいる我がせがれ、成親、養子の師光を私と思うて、なんなりとご相談あれ。

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承知つかまつりましてございます、万事、我らにお任せくださいと清盛。

感無量ですと家成が泣き出す。

この年の5月29日に永眠。

近衛帝が身罷った後は、重仁が皇位に就く、その時は実権を握ることになる朕に力を貸して欲しいと崇徳上皇は清盛に言う。

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恐れながら、その儀ばかりはお受け致しかねると清盛が崇徳上皇に力を貸すのを拒否する。

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我ら平氏は鳥羽の法皇様に忠義を尽くす身、その法皇様と御仲悪きお方に軽々しく力をお貸すなどとても叶わぬこと。

ワナワナと震え出す崇徳上皇。

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そちが言うたではないかと清盛を責める。叔父子と呼ばれ、疎まれてきた朕にこの醜き世を面白う生きよと!

ここで西行が出家した時の句を詠む。

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身を捨つる人はまことに捨つるかは

     捨てぬ人こそ捨つるなりけれ

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西行から崇徳上皇のことを託されていた清盛。

世捨て人のごとき暮らしを強いられて待つこと13年!崇徳上皇が吠える。

やっと面白う生きる機会が訪れようとしているのだ!

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そちが朕の力ならずして、なんとする!

板挟みの清盛。

清盛が崇徳上皇のもとを去ると、雅仁がいて崇徳上皇と清盛の嫌味を言う。

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上皇様も落ちぶれたものじゃ。ああも一介の武士をお頼りになるとは。

盗み聞きをしていたのか。

恐れながら、上皇様がお変りになられたのではござりませぬ。

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我ら武士の役目が変わってまいったと心得まする。

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一本取られた。

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勝った。

近衛帝が崩御された後について鳥羽法皇への支持を続けるか、次の天皇となるであろう重仁の父・崇徳上皇に鞍替えするかを平家一門で会議する。

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そして当然のごとく揉める。

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ここは結構笑えました。

そして清盛が出した結論は

鳥羽法皇と崇徳上皇を仲直りさせる!

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その溝を埋めない限り、世の乱れは正せぬ!我ら平氏はその溝を埋めるために働く。

そう決めた!

清盛の友愛外交。

なんか凄いの出てきた。

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弓を盾で受けた!

我こそは、鎮西総追捕使・源八郎為朝。

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今日、これより、この俺がこの地の主ぞ!

プロフェッショナルのナレーションの橋本さとしだ。

「300」に出てきそう。

太い矢を射返した!

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防盾が割れて柱に突き刺さった!

無双の弓の達者だったものの乱暴な素行が鳥羽院を怒りを買ってしまって、平為義は左衛門大尉の任を解かれた。おかげで義為が頼れるのは藤原摂関家だけとなった。

藤原摂関家の長となった「悪左府」頼長は世の乱れを正すためとはいえやり過ぎはないか(為義を使って僧侶を捕らえて、御輿を射た清盛を追い込むために証言させた鬼若までも罰する)と父・忠実に言われた。

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すると頼長、帝の容態、芳しからず。不埒な者を処罰するは、我らが摂関家が要となって、よき国作りをするためにございますと言う。

しかしと言いかけた父に、

私の政を解さぬ愚人に、貸す耳はござらぬ!

実の父を馬鹿呼ばわり!

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今度、要らぬお口出しなさることあらば、父といえども容赦しませぬぞ。

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世継ぎを間違えたリア王ぽいね。

父までもドSの毒牙にかけるか。

シーザーを理解するのにシーザーになる必要はないといいますが。

目が見えなくなった近衛帝。

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世を治めることができぬのか!

つかさず得子のもとに義朝が祈祷のために護摩壇を作らせて持ってきた。

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鳥羽院にキレられるお父さんの為義とは大違い。

清盛が鳥羽院に、崇徳上皇を白河院の呪縛より解き放ってもらえぬかと頼む。

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崇徳上皇にこれまで政より遠ざけてきたことを詫びるように言う。

今更、虫が良すぎるのではないか訝るという鳥羽院に、清盛は自分も、父・忠盛の子ではなかったが、今は平家一門に受け入れられて、つたないながらも平家の棟梁になったと言う。それは皆がそれぞれ抱えるわだかまりに向き合い、嵐を乗り越えてきたからこそだと訴える。

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すれ違ったお心同士を引き合わせるは今しかない!と清盛。院もそれをお望みであろうと言う。

その頃、雅仁は梁塵秘抄の里である美濃の青墓にいた。

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ブレイクダンスだ。

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ウルトラセブン並のシュールさ。

嫌いじゃないね。

乙前が竹林で歌っていた。

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赤いスイトピーだったら視聴率上がるんじゃないか。

乙前ってこの土地の出身だったのですか。

もう一度歌って見ろと雅仁が言う。

滅相もないと辞する乙前に、

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頼む、歌うてくれと喚く、べそをかいた子供のよう。

京に来て今様(そういえばコンテンポラリーって音楽のジャンルがあります)の師になって欲しいと頼むが、今の京は騒がしく、老いた身には堪えるのでと乙前は断る。

遊びをせんとや、うまれけむ

と雅仁は、この歌のような男が京にいると言う。重き定めを負いながら、軽やかに、面白う世を生きておる男が。天下の大事に、法皇や上皇でさえもあの男を頼っておる。

それに比べて私はどうだ?

誰も私を見てくれるものはおらぬ。

声がかれるほど歌うておっても、生まれてこずとも、何の差し障りもなかった者なのじゃ、って泣き出した。

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なんたるひがみ根性!

声をからして歌われるは、あなた様の内に、何か正体の知れない力がみなぎっているからにござりましょうと乙前。ただあなた様は、その力のやり場を見つけられぬだけだと言う。

いつかあなた様の内から、何かが溢れてくる。

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それはきっと、世を動かすものにござりましょう。

まことか?

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本人もそう思ってるんだね。

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シャアが言ってた、「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」というアレですか。あれは子供の頃は意味がよくわからなかったです。

祈祷むなしく、近衛帝、崩御。

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得子、慟哭する。

頼長は近衛帝の崩御の知らせを聞き、左大臣として昇殿しようとしたが、最近妻を亡くし喪に服していたため、昇殿を控えて欲しいと養子の師光に言われる。

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理にかなっておると頼長は退き下がる。

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しかしそれは信西の差し金。次の皇位継承者を決定する会議に出席させないためであった。

悪い奴だ。雅仁を天皇に据えたい男ですからな。

会議は重仁を次の天皇にするかどうかで紛糾する。

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重仁を天皇にすれば、父の崇徳上皇が実権を握り、鳥羽院とそれにつながる自分たちに仕返するだろうと恐れていた。

弔うために内裏にやってきた清盛が控えていた雅仁に会う。雅仁はあれだけ母(得子)に望まれていたのに、慈しまれて生まれてきた躰仁(近衛帝)があんなにも早くお亡くなりになるとは。人は生まれいずることがすでに博打じゃ。

生まれてこなければ、勝つことも負けることもない。

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それでは面白うない!

鳥羽法皇は重仁を天皇にすると宣言。いや崇徳上皇を再び天皇に即位させてもいいと言い出す。

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朕は今こそ上皇に詫びたいのじゃ。何の咎(とが)もない上皇を朕は叔父子と疎み、政の場から追いやった。

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心より詫び、ともに政を行ってまいりたい、それこそが朕のつとめなのじゃと言う。

三上博史はいろんな意味で一段上にいる。

それでは考えが甘いと信西。

崇徳上皇は今更、鳥羽院を許すことはなく、鳥羽院につく者と、崇徳上皇につく者に、国が二分されてしまうと警告する。天下の権力を握る者はあくまで法皇様、法皇様が自由に操れる者を天皇に即位させるべきだと。そうしなければ天下は大いに乱れると訴える。

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得子も躰仁(近衛帝)が天下が平和であることを望んでいたと言う。

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清盛の友愛外交、大失敗。

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信西、一発逆転。笑ってます。

遊びをせんとや、生まれけむ、戯れせんとや、生まれけむと口ずさむ雅仁。

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それに驚く清盛。

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それは海賊船に捕らえられたときに耳によみがえった歌だった。あの歌が聞こえなければ、生きていられなかったかもしれないと言う。

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そなたもかと雅仁。

清盛にとっても、雅仁にとっても母の歌ですか。

あらゆる存在と生き方を全肯定する歌。

これが保元の乱にて清盛が後白河上皇に与するひとつの布石なのでしょう。

雅仁が後白河帝として天皇に即位。

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崇徳上皇、発狂。

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遊びをせんとや、生まれけむの歌と違って、思うように生きられないし、決められない鳥羽院と崇徳帝の親子は、哀れとしか言いようがない。

そして保元の乱が来る。

三上博史のインタビューが面白いです。

http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/special/mikami/01.html

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コメント

面白く読ませていただきました。
単語に二つ誤りがありますので、よろしければ訂正しておいてください。

1 西信ではなく信西(しんぜい)。
本名、高階通憲。出家して信西と号す。
西信じゃ場末の信用金庫だよ。

2 法王となっているのは全て法皇が正しい表記です。
日本史上で法王になったのは、奈良時代の道鏡ただ一人。

讃岐院さん、呪わないでくださいね。
ご指摘ありがとうございます。
確かに信用金庫みたいです。
修正しました。

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