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« 37歳で医者になった僕 第4話も面白いけどリーガルハイも | トップページ | 探検バクモン 海上保安庁に潜入 »

2012/05/02

タイムスクープハンター 4 第5回 「緊急警備! 辻斬りを阻止せよ」

こんなよぼよぼな老人で大丈夫かと思われた八兵衛、

実は無類の強さを誇る用心棒だった。

これは江戸時代のガードマン物語。後半の盛り上がりがかなり熱いです。

江戸時代、武家屋敷周辺の治安を守っていたのは武士ではなく、辻番を務める普通の町人であった。

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いつもの交渉術を使って密着取材に成功した。

取材初日の深夜、二時すぎ、辻番に緊張が走った。辻斬りの犯人が近くに出没したとの方がもたらされた。

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辻番たちは得物と提灯を手にすぐに現場に急行した。

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犯人が潜んでいるかもしれないと提灯を消した。暗くなったところで武士と思われる者が刀を振り回して斬りかかってきた!

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辻番の一人・次平が深手を負った。そして男には逃げられてしまった。おそらくこの男が辻斬りの犯人だろう。

ここで沢嶋、古橋に辻斬りの実態について追加情報を求める。

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辻斬りとは、武士が無差別に町人を斬りつける行為で、現代でいうところの「通り魔」だ。

辻斬りの目的は

①刀の切れ味を試すため

②腕を磨くため

③憂さ晴らし

などがあった。

最近、武家屋敷周辺で辻斬りが多発し、警戒を厳重にした矢先の出来事だった。

朝になって、辻番の斡旋人が小屋にやってきて、次平の傷は深く、医者の見立てではもとのようには歩けないだろうと言う。

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平次が戻って来られないので、当分、夜の番は2人でやってくれないかと斡旋人が頼む。辻番の頭・佐吉は怒った。本来は4人で番をする決まりになっているのに、これまで3人でやっていた。辻斬りが捕まっていない危ない状況で、2人で番をするのは無理だと。どうにか人を増やして欲しいと頼んだ。

辻番はプロ集団ではない。他の仕事にあぶれた者たちがやっていた。武士と違い、武器の扱いには慣れていなかった。

辻番は武家屋敷周辺で起こる辻斬りをなくすために1629年から始まった制度であった。小さな大名や旗本は家来が少ないため、共同で辻番を設置して屋敷の周辺を守った。そうした辻番では経費を圧縮するため、給料が安くすむ無職の町人を雇うようになったのだ。

現代のいろんな業界もそんな気がします。

2日後の朝、辻番に人を斡旋する業者がやってきた。怪我をした平次の代わりとなる新人を補充したという。それが68歳の八兵衛だった。

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このシルバー人材センターから来たような老人が猛者だとは誰が思ったであろう!

辻番の若者たちは驚きのあまり声も出ない。幕府は辻番に60歳という年齢制限を設けていたが、経費削減のためにその制限が守られることはなかった。

辻番たちの間に動揺が広がる。この界隈で辻斬りが出没しているというのに、戦力になりそうもない老人では、辻斬りが出たときに足手まといになると危惧した。

八兵衛は比較的安全な昼の勤務をすることになった。玄三が教育係を任された。

露骨に嫌そうな顔の玄三。

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ニコニコしている八兵衛。

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辻番がこなす業務も次第に増えていった。

酔っ払いの世話に、ゴミの不法投棄や大八車の不法駐車の取り締まり、

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そして行き倒れの死体処理(!)

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境石が各辻番の管轄境界線を示し、死体の足が入っている側が処理を担当する決まりになっていた。男は左足、女は右足。(玄三はさりげなく境界線の反対側に足を動かした!)

どんなに寒くても辻番は昼夜を問わず、戸を開け放ち、博打や副業も禁じられていた。

玄三が隣の辻番に辻斬りの情報を聞きに行く間、八兵衛だけで辻番を守ることになった。そして侍が辻番の番屋の前に何かを吐き捨てていくと、八兵衛は「何かを落していった」と侍を追いかけて注意した。

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辻番の分際でワシを愚弄するかと逆ギレされ、小屋にゴミを投げ入れられた。

なんで侍に食ってかかったのか最後にわかるのですが

酔っ払いがやってきたら、酔いが覚めるまで留めおく決まりになっていたので、八兵衛がその通りに酔っ払いを寝かせていると、玄三が帰ってきてこいつは常習犯だと追っ払った。

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ここで追っ払っていなければ死なずにすんだのに

侍や酔っ払いは辻番が老人だと見ると、やりたい放題だった。辻番は時代が下るに従って、老人ばかりとなり、「隠居の場」だと揶揄されるようになった。

辻番たちは老人の八兵衛には荷が重いし、辻斬りが出ているので危険だということで、退職を促すことにした。

翌朝、佐吉が八兵衛に辻番を辞めるように進める。

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大丈夫だと八兵衛が言う。

丈夫なわけないだろうと、全国の視聴者は思ったはずだ!)

そんな時、また近くで辻斬りが出たとの知らせが入る。辻番たちに一気に緊張が走る。事件は昨晩に起こり、犯人は佐吉たちの地区に逃げ込んだという。連続辻斬り犯に違いないと警戒を強めた。

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犯人は別の辻番の刺叉により左腕に深手を負っているという。夜勤の三人も残って全員で通行人の監視に当たった。

そこに左腕を押えた侍が通りかかる。

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三人で侍を囲んだ。

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傘で顔を隠すのがますます怪しい。

侍の後ろにいた長治が侍の腕を捕まえて傷を確認した。

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刺叉による傷ではなかった。

そこに奥方が現れて、朝帰りを咎められる。

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あの傷は爪を立てられた痕にございますな。十中八九、若い女に。と八兵衛。

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爺さんわかるのかいと長治に言われると、

伊達に年を重ねちゃおりませんと言い返す。

年増女のひっかき傷はあんなもんじゃすみませんから。

かっこいいぞ。

ここから八兵衛の大活躍が始まる。

その後も、番所での監視が続けられた。

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徹夜勤務の疲れで皆がうとうとするなか、八兵衛だけ緊張を絶やさず、鋭い眼光で監視を続けている。

小綺麗な身なりの武士を見た八兵衛がその後を追いかけて銭を投げた。

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お武家様、落しなさったようでと自分で投げた銭を拾う。

武士を足止めしたのだ。

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その腕の傷、どうなさいましたかと尋ねる。

佐吉がやってきた。八兵衛が腕を怪我されているようなので番所で手当をしてはどうかと武士に言う。

怪我などしておらんと侍。そもそも辻番ごとき下郎に詰問される謂われはない、拙者は紀州家の家臣だ、武をわきまえろと怒り出す。(紀州徳川家ですな)

そして組合の頭取は誰だ、無礼を申しつけてやると言われると、辻番としては謝るしかない。武士は去って行った。

頭を下げていた佐吉が地面に血が垂れているのを見つけた!

さっきの侍を追いかける。侍は剣を抜いた!

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やはり連続辻斬り犯だった!

辻斬り犯が逃げる!辻番たちがその後を追い、空き家の屋敷に追い詰めた。そこに偶然居合わせた酔っ払い(物乞い)を人質にして屋敷に立てこもる。

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しばらくして男の悲鳴が聞こえた。

辻番たちは閂をされた扉をこじ開けて中に入る。

男が頭から血を流して倒れていた。嘉六と八兵衛が手当のために血だらけの男を番屋へと運ぶ。

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残りのもので辻斬り犯を探す。

八兵衛は男を番屋まで運んでくると、嘉六を医者のもとへ走らせた。

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屋敷の中にあった納屋を開けると、侍の格好をした男が倒れてきた。

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すでに死んでいた。切腹したのだろうと顔を確かめると。

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物乞いだった!人質と犯人がすり替わっていたのだ。

八兵衛たちの命が危ない。佐吉たちは番屋へと走る。

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物乞いに化けた犯人が八兵衛を襲う。だが八兵衛はそれをかわして外に出た。

これで20人目だありがたく思えてと、八兵衛に斬りかかる。

八兵衛は斬りかかってきた犯人の腕を捉えて、背負い投げにした!

八兵衛フルスロットル!!

八兵衛に捕らえられた犯人は駆けつけてきた目付に引き渡された。

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八兵衛は何事もなかったように、そこにたたずんでいた。

これぞ古強者。

辻斬りの目的は千人斬れば病が治るという身勝手なものだった。

最後に沢嶋が八兵衛に昔は武士ではないのかと尋ねた。

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さあ、昔のことは忘れちまいました。年寄りは忘れぽいものなんですよ。

カッコイイ。しびれます。

(元侍だから、柿の種とか吐いちゃう侍の横暴が許せないでしょう)

どういう思いで侍をやめて、どういう思いで辻番をしているのかと沢嶋は聞いてみた。

八兵衛は昔のことはわかりませんがと前置きし、

てめえは斬ったり張ったりは嫌いなものでと答えた。

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八兵衛は玄三に飲みに誘われたのでと沢嶋の質問をはぐらかして去って行った。

きっと人には言えないほど辛い理由があって武士を辞めなければならなかったのだろう。しかし今は若い辻番に信頼されて、一人の男として誇り高い様が魅力的だった。

辻番は時代が下ると、高齢者が大半を占めるようになる。だがそれは町が平穏になった証であり、名もなき辻番たちが必死に守り通した江戸の治安の行き着いた形である。

その後、平次の怪我が良くなり、辻番に復帰できるようになると八兵衛は解雇されることになった。だが若い辻番たちが自分の給金を下げるのと引き替えに八兵衛の解雇を阻止した。

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八兵衛は若い辻番たちに慕われながら、残りの人生をまっとうしたという。

(いい背中だ)

八兵衛の生い立ちから辻番としての人情劇を見たくなるじゃないですか

八兵衛の話を書いてやろうかと思うぐらい高まった。

来週は初鰹。サザエはどうした?

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コメント

初めまして。検索で来ました。
記事を読んでたら、まるで録画を見てる様な感じになっちゃって、八べえさんの最後の姿と台詞に少し泣いてしまいましたcoldsweats01
うう~~ん、それにしても良い画像たっぷりでTSH堪能させて頂きました。ありがとうございますhappy01
もし良かったら、八べえ役をされた役者さんのお名前教えて頂けたら幸いです。不勉強なので、もしかしたら、有名な方なのかな?と思ったものですから。

・・・紀州徳川家が辻斬りは、さすがにイケナイですよねcoldsweats02

葵さん、初めまして。
最後の台詞は泣けます。

八兵衛は渡辺火山という方らしいです。
http://www.aicomai.com/productionM60.html
いろいろなドラマに出ているようです。

徳川家だからこそ他の武家の手本にならないといけないのにダメダメです。八兵衛を見習えと言いたいですね。

楽しい記事ありがとうございました。
事後報告で申し訳ないですが
ツイッターで紹介させていただきました。
感謝いたします

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