小沢元代表の陸山会事件、控訴へ

小沢一郎元代表の処分解除に前原政調会長は反対したものの、最終的な判断は輿石東幹事長に一任されたそうで、面倒くさいところをすべて輿石東幹事長がかぶった構図。

そして控訴されても処分解除は変更せずとは、すべてが小沢元代表に逆回転になっているようにしか見えません。

小沢元代表の陸山会事件、控訴へ　指定弁護士

関 係者によると、判決後、指定弁護士側は東京地裁が示した判決理由を詳細に検討。判決が元代表を無罪としながらも、土地購入代金として元代表が陸山会に貸し 付けた４億円の簿外処理などについて元秘書の報告を了承していた経緯は認めていることから、控訴審で改めて司法判断を仰ぐ意味がある、との結論に達したと いう。

　指定弁護士は主任格の大室俊三弁護士（62）と村本道夫弁護士（57）、山本健一弁護士（48）の３人。東京・霞が関の法務・検察合同庁舎 内で話し合った。控訴についての協議は２日に続いて２度目。同日中には結論が出ず、３人は裁判記録などを改めて精査し、９日の再協議に臨んだ。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2EAE2E0948DE2EBE2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

小沢氏処分、きょう解除決定　前原氏らは異論

民主党の輿石東幹事長は７日の役員会で、政治資金規正法違反事件をめぐり１審無罪判決を受けた小沢一郎元代表の党員資格停止処分を解除するよう提案した。出席者から異論が出たが、最終的には輿石氏に対応を一任。８日の常任幹事会で解除を正式決定する。

　 小沢氏の処分期間は「判決確定まで」とされていた。このため、前原誠司政調会長は役員会で「日本は三審制だ」と述べ、控訴期限の１０日を待って判断すべき だと主張したが、仮に控訴となれば処分解除への異論が強まることが予想されるため、輿石氏が決着を急いだ。ただ、実際の解除は１０日付とする方向だ。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120508/mca1205080024000-n1.htm

前原さんの忠告を聞くべきだったと思いますよ。小沢さんに頭にあるのは小手先の戦術だけで、戦略がない。戦術で戦略が動くと考えている節があります。

尖閣諸島の問題に似てるような気がします。

中国は露骨な外圧で海保の巡視船に体当たりした船長を解放させたせいで、日本人の危機感を煽って東京都と石垣島ま共同で購入するという流れになり、中国にとっては完全に逆効果になってしまいました。

中国は力による言論統制によって治安を維持することを是としているので、日本も政府が国民の言論を完全に封じ込めると考えたのかもしれませんが、そこまで日本は官僚国家ではないですので、中国は読み誤ったかもしれません。アメリカは沖縄の米軍基地に関してこういうやり方はしません。

そして小沢さんが控訴されても、処分解除は変更せずと輿石幹事長は一点張り。政治と司法は独立していると嘯いても、これでは法律を盾にやりたい放題の悪徳弁護士ですよ。

日本人はステマを始めとして、ごり押しに敏感であり、敵だと考えるようなので、小沢さんの一派は完全に読み誤っている感があります。