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2012/05/07

「舟を編む」は辞書編纂が熱い

物づくりの熱いけど笑いを忘れない書き方がいい。

「もの作り」小説と言っていいでしょう。

タイムスクープハンターとか天地明察とかと同じ、秘めた情熱みたいなものを沸々を感じます。浮き世離れした頭がぼさぼさのうだつが上がらない馬締(まじめ)三也が斜陽の辞書編纂部に異動になって、15年をかけて大規模な辞書を編纂する「物づくり」の話。

馬締をはじめとして、キャラクターがいい。ちゃらい西岡も良い味だしてます。いろんな人が辞書の編纂に関わってきます。

あけぼの製紙の開発部が万歳して営業部の人間が抱き合って喜ぶシーンも胸に熱いものを感じます。

そして最後の難関「玄武書房地獄の神保町合宿」。

明治以降、日本の辞書はすべて民間で行われてきたそうです。辞書編纂は公的資金に頼ってはいかんと松本先生が言います。公金が投入されれば、内容に口出しされる。国家の威信をかけるからこそ、生きた思いを伝えるツールとしてではなく、権威づけの支配の道具として言葉が位置づけられてしまう恐れがある

そんな思いで辞書を作ってきた松本先生ーーーーッ!

「舟を編む」の表紙がどうして蒼いカバーで銀箔のタイトルなのか、読み終わったあとでもう一度紙のカバーを外して見てみると理由がわかります。

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コメント

そういう熱い意志で民間の手によるもの作りとしての辞書があるって、知りませんでした。
スゲー面白そう!読んでみます。

藤咲さん、どうもsun
書き方が悪かったです。日本には国が支援した辞書はないというのをバネに貧乏でも頑張る心意気がいいなという意味でした。
架空の話でしょうが、こういう辞書とか百科事典を作っている人は熱いはずです。面白いのは請け合います。

僕「三浦朱門」と混同してて、てっきり重い宗教的な話なのかと思ってたんですが(タイトルもなんか意味ありげだし)、作者は30代なんですね。しかも短めで気軽に読める作品のようで(テーマ的にうんちくを書き始めたら大長編になると思うのですが、それだと気軽に読めなくなりますね)
タイトル、「辞書を編む」…じゃダメなんでしょうね(笑)

ところで「孤独のグルメ」はサントラも発売されるらしいのですが、「ウラヤス・フランス」とか曲名を見るだけで笑えましたhappy01

おじゃま丸さん、どうもsun
それなりに深い内容を入れている割に難しくもないし、読みやすいです。30代であれだけ書けるとは羨ましいと思います。
「辞書を編む」と言う意味で「舟を編む」は使われています。

>「ウラヤス・フランス」
どう見てもフランスに見えないあれですね(笑)。

 本屋大賞ノミネートの書評で気に入り、久しぶりに小説を購入し、最高に面白く一夜で読破、その後数度読み返しました。
 読者が読み進むべく計算された筆致は感じましたが、アザトサ等は、ほとんど感じませんでした。我が家の雄豚児(中1と中3)にも是非読ませます。
 惜しむらくは、馬締君の自称は「俺」以外、「僕」あたりにして欲しかった。違和感が強すぎて本の活字修正への欲求が・・。我慢、我慢。チャラオ担当の西岡氏は「俺」あたりが適切ですが、対比的にもマジメ君は「僕」がはまるのではと、愚考する次第です。読後には、表紙カバー鑑賞も満喫させて戴きました。

タマッドステートさん、どうもsun
タマッドステートはアンプの用語のようですね。
>惜しむらくは、馬締君の自称は「俺」以外、「僕」あたりにして欲しかった。
それは同感です。マジメ君が「俺」は書いたのが女性だからかなと思いました。「僕」より「俺」の方が男としてぐっとくるのではないでしょうかね。

ヲタクは「僕」より「俺」っていう人が多いと思います。

 夜分遅くにコメント有り難う御座います。
 ご推察通り、オーディオ用アンプやSP等自作のモノヅクリが趣味の人です。ついでに、油揚の納豆詰焼きとカワハギの肝の酒蒸柚ポン紅葉おろし添えも試作、試食済みだったりします。
 閑話休題、「俺・僕」問題が作者の性別に起因するとは思い至りませんでした。その他、突っ込みどころも満載で、国語辞典と、ネット検索(ウィキ・・・辺りです)で調べ捲りな今日この頃で、ちょっと罪作りな本とゆうのが正直な感想でしょうか。
 ご多分に漏れず映像化されるのでしょうが、挿絵の方(BL系で有名な方なのですねえ、レディス系で見たことのある絵柄のようですが)の作画でのアニメ作品が最適かと。おちゃらけた実写版だけは見たくないものです。動画になると登場人物の声が自分のイメージとずれる違和感と見た後のイメージの固定化が問題で、見たいような見たくないような。それもあって、深夜食堂の実写ドラマ版も見ていませんし。
 取り敢えず、色々書き出すとキリが無いのでこの辺で・・・。

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