リーガルハイ 第8話 生意気な子役の目に涙 37歳で医者になった僕 第9話

古美門いわく、成功する子役は二通り。

大人の金儲けのために鞭打たれる操り人形か、

大人の顔色を見て手玉に取るませたクソがきか。

子役の母子家庭と古美門弁護士親子の話。

そして数年後にはチンピラ芸能人とできちゃった結婚するか、年寄りの愛人になっていることだろう。

今日も古美門、冴えてます。

その名子役のメイが今回の依頼人。

ザ・クソ生意気。

母親は夜遊びに狂い、仕事をやらされすぎて虐待されているので、母親から親権を取り上げて欲しいという依頼。

CM1本分。2000万でどう？

メイの母親から依頼を受けた三木は最終兵器を投入。

古美門パパ

息子を馬鹿扱い。

子供の頃の古美門。髪形は昔から一緒。

サンタクロースはいないと同級生を論破した古美門を論破する古美門パパ。

親譲りではないか。

子役は母親に洗脳されて働かされていたのでは健全な成長が望めない。古美門は主張する。

しかし古美門パパはそれは洗脳ではなく家族それぞれに習慣があると言う。

洗脳は暴力や外圧を用いて特殊な思想を受け付けることであって、子供の教育に対して行われる場合には、マインドコントロールという言葉を使うという。

もう少し勉強なさっては？とパパ。

古美門の逆襲。

母親が夜遊びしているのを隠し撮りして、家庭裁判所で曝露。

不利になった母親がリストカット。

しかし傷が浅く、命には別状なし。なぜメイは来ないかと母親が狼狽える。

黛がメイに母親のところに行ったほうがいいと勧めるが、娘はそんな大げさなことじゃないって頑なに拒む。

そんな黛に古美門が言う。

12才の子供が母親と断絶しようとしている。内心どれほど苦悩を抱え、血を吐く思いをしているか、二度と薄っぺらい言葉を吐くな。

今日はシリアスな展開だ。

脚本を読まずに、君の思いをいいなさいと古美門がメイに言う。

心を鬼にして母親から親権を取り上げるように訴えると。

古美門がメイがバッシングを受けたり、新しい人気子役が出てきて仕事が減ったりして、メイが強いストレスを感じる度に、母親は自傷行為を繰り返していたことを曝露。その度にメイは苦しくても仕事を続けてきた。これは母親の計算ではなく、もっと事態は深刻で、メイの母親は自分をメイと重ね（自分も昔、役者を目指していた）、メイの成功も自分の成功だと感じていた。精神的に危険なまでに一心同体していたと言う。親子ともに病んでいると。

深くて強い絆で結ばれた親子だから手を取り合って更正するべきだと古美門の父が言う。

深くて強い絆で結ばれているからこそ共依存となり、更正は困難なのだと古美門。

成功は欲望を呼び、欲望は破滅を呼ぶ。自らの存在が母親を不幸にすることをメイさんは知っている。

って古美門が父親を見て言うんだな。.これが。

お母さんには、私のことを忘れて、自分の人生を歩んでほしいんです。

でも、いつかまた、一緒に暮らしたい。

私のお母さんは、宇宙に一人だけだから。

古美門が父親に勝った。

メイが言ったのは実はドラマの台詞というオチ。

服部さんは古美門パパが送り込んだのか！

この本を読んで、共依存は恐ろしいと思いました。

37歳で医者になった僕　第9話

間違いましたと謝ってすむなら世の中は簡単かも知れない。

みんな人生かかってますから。

佐伯は「勝負に負けている」といったのはどういうこと？