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2012/06/09

LUPIN the Third~峰不二子という女~ 第10話 死んだ街 ルパンが動いた

今回のルパンと銭形がやけに渋かった。いいですよ。

不二子は人体実験の犠牲者だったか。

http://vod.ntv.co.jp/contentsViewer/?contentsId=2822&mediaKindId=0

第1話のフロイライン・オイレという麻薬で信者を惑わす新興宗教(フラフラ)の話と不二子とフクロウの頭をしたアルメイダ伯爵は一本につながりました。幻覚剤を開発したカイザーという科学者の娘が不二子だとか。しかもその娘を人体実験の検体にした。

アルメイダ伯爵と呼ばれる男は死んでいる。

「ミネルバのふくろうは黄昏とともにようやく旅立つ」
ヘーゲルが言ったそうな。
絶頂期のナポレオンに「世界精神」を見たヘーゲルは「時代の終焉」を感じ取ったとフクロウが言う。

「ミネルバのふくろう」はこういう意味だそうな:

古来ふくろうは学問の神ミネルバの化身と考えられてきた。夜行性の生き物であるふくろうは黄昏にならなくては飛翔できない。ヘーゲルは、ふくろうのこの行動様式の中に学問の負う宿命を看取した。すなわち、あらゆる事象はその歴史が終わらなければ真実の姿を把えられない。ゆえに、学問が真理を見い出すのは対象とする事象が歴史的終焉を迎えた後のことである。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20101005/216514/?rt=nocnt

簡単にいえばすべての学問は「後出しジャンケン」ということですね。

化学工場の事故で死の町と化したオイレシュピーゲルの遺棄された無数の女性のマネキンが意味ありげ。オイレシュピーゲルってフクロウの鏡って意味か。そしてルパンが迷い込んだのが鏡の国のアリス。

「カリオストロの城」ぽい感じになってきたぞ。

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コメント

GyaOで公開されてるのは全部観ました。ストーリーはよくわからんですが銭形がかっこいいのはいいですね。オスカーもいいです。銭形のかっこよさはアキラの大佐にも通じるものがあるような。
ヘーゲルを知ってるとかこのシリーズのルパンは教養があるんですね。フロイライン・オイレの意味も、ルパン自身に「フクロウのお嬢さん…か」て言わせればいいのに。

第3話で五右衛門に服を斬られた兵士がずっと裸のまま登場してるのが笑えました

おじゃま丸さん、どうも
銭形はAKIRAの大佐ぽいですね。
帽子を取ったらモヒカンとか。
カプセルを取られただとォ?とか言って欲しいです。

ルパンはカリオストロでも古代ゴート語が読めたりするのですが、確かにこのシリーズのルパンは知的に思えます。

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