特撮はCGにかなわないのか?
NHKのニュースを見ていたら「特撮はCGにかなわないのか?」ツイートがありました。
釣りかもしれませんが、釣られてやりましょう。
技術を勝ち負けで語るな!
重要なのは適材適所だ!
東京都現代美術館で開かれる特撮博物館の流れでした。
CGだっていいのと悪いのがあります。
これはいいCG
クレイアニメーションではできません。
個人的にあまり好きではないCG
質感が嘘くさい。
それよりはミニチュアを使ったファイヤーフォックスの方が全然良い
合成だとわかりますが、高まります。背景が本物というのも臨場感に貢献していると思います。
スタートレックのCGはミニチュアぽく見えます。
http://youtu.be/quG0Nh_skJI
時代劇も地上波での放送がないとか前にクローズアップ現代でやってましたが、特撮もそうでまずは面白いコンテンツありきではないかと。
設計図のない技術はいくら凄くても使いようがないです。まずは設計図。超絶技巧も楽譜がなければ演奏のしようがありません。
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ファイヤーフォックスって考えてみるとちゃんと見たことありませんでした。イーストウッドがロシア語ペラペラのパイロットってイメージに合わない気がします。でも特撮シーンはいいですね。
ミニチュアを使った特撮ってやっぱり需要が減ってるんですかね? 使われなくなると技術が失われる可能性がありますね。
似たような話で、音楽が売れないので高度な録音技術(金がかかる)が失われるかもという話を聞きました。
でも税金を使って保護するのも変なので、時代の流れなのかなあって思います。
投稿: おじゃま丸 | 2012/07/10 12:00
おじゃま丸さん、どうも
税金で補助するような産業は大抵衰退しますね。
投稿: 竹花です | 2012/07/10 16:32
技術を勝ち負けで語るな、全く同感です。
技術はそれ自体が一つ一つ別の道によって高みを目指すものであり、仮に求める物が同じ場合でも異なる美学を持っていると思います。私はCGも安易でなければ好きですが、特撮などの存在感はまた別種の興奮です。物質を画面上に表現することと物質そのものを撮影したのとでは、やはり現実を根拠とする後者が胸を打つことは多いと感じます。
庵野秀明の特撮展、巨神兵のショートフィルムとかスゴそうです。
CGはCGの難しさがあり、こだわりを持って描かれる作品においては絵筆やジオラマと同じくらい情熱とロマンがあるかも知れません。
タイタニックやFF10では俯瞰で群衆を描いて、よく見ると喧嘩してたり談笑してたりはしゃいでたりと色々な人々の営みを表現しようとしていました。
こういった妥協ない試みは小道具やメイクや衣装の特殊技術を用いて匂い立つ画を作り上げて来た特撮などと同じく創作の熱意ですね。
投稿: 藤咲 | 2012/07/11 16:56
藤咲さん、どうも
>庵野秀明の特撮展、巨神兵のショートフィルムとかスゴそうです。
是非とも見たいですね。
神は細部に宿るとはよくいったもので、CGでも特撮でも、政治でもなんでもやっつけは萎えます。
投稿: 竹花です | 2012/07/11 21:18