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2012/08/12

問題のオスプレイについて読んでみた

配備するなと反発の声が上がっているオスプレイですが、ヘリコプターからプロペラ機に変形しちゃうあたりがマクロスのバルキリーぽい。

そこに激しくくすぐられます

ヘリ形態がガウォークで、中に兵士が乗っていればバトロイド形態。

でも離着陸はプロペラが大きすぎて飛行機みたいには離着陸ないとできないんだとか。(短距離離陸は可能)

以下はほぼこの本の受け売りです。

あまり報道されてないように思いますが、イラクの自由作戦でも、アフガニスタンでも使われています。実際、どう使うかは手探り状態ですが、こういうヘリよりも2倍近く速く飛べて、航続距離が長い機体があるのはできることが増えることになります。

空軍の特殊作戦群向けCV-22は胴体中央下面に7.62mm機関銃を装備できて、海兵隊のMV-22Bは下側後部貨物扉に7.62mmか12.7mmの機関銃を装備できるそうです。

左右に2基あるエンジンのうち1方が故障などして停止した場合でも、残っているエンジンの出力で、2つあるプロペラ(プロップローター)を回転させられるそうです。

傷病兵後送任務では最大12人を担架に乗せて運べます。

救難任務では垂直離陸でも250海里(463km)進出してそこで2時間捜索活動が可能。

CH-53Eでは空中給油を受けながら、片道4時間、500km以上の移動も行える。しかしこれがMV-22では、この距離を空中給油なしで飛べ、しかもCH-53Eの1.8倍の飛行速度を出せる。ということは

普天間から直接、尖閣諸島や台湾への空挺強襲が可能になるわけです。

(ただし海兵隊は海からの上陸作戦を同時に行うかすでに上陸部隊が内陸に進行中という前提で、MB-22を使ったロング・レンジ・ヒーロー・レイド(長距離ヘリ強襲)を実施するので、オスプレイだけでは中国への抑止力にはならないとか。強襲揚陸艦からの出撃では潜水艦に探知されたり、狙われるかもしれないので、そういう意味では陸上基地から発進した方が安全だし、不意打ちがしやすいかも)

自衛隊のひゅうが型護衛艦などに発着艦も可能。

この優れた飛行能力は日本の災害時に使えるじゃないですか。

といっても新しい機体なので操縦は難しいそうです。モード変更は自動操縦じゃないと無理なんだとか。

読んだ感想:

この機体これからのヘリの一部はオスプレイのようなティルトローター機に転換していくのは必至。いずれ日本の自衛隊も導入することでしょう。

あとこれまでに起こった事故についても書いてました。

そういえばトランスフォーマーにも登場していました。

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コメント

かっこいいとは思いませんがおもしろいデザインですね。ジェームズ・キャメロンの映画に出てきそうだなと思ったらターミネーター4に登場してたそうで(4はキャメロン監督ではないけど)
(4ってまったく観てないんですが出来はどうだったんでしょう?)

オスプレイが爆発するゲームのCGをニュース映像だと勘違いした人がいたそうで、それに対して「ゲームをやらなすぎてゲームと現実の区別がつかないんだな」とコメントしてた人がいたのが非常におもしろかったです

おじゃま丸さん、どうも
ファントムも登場当時は不恰好だと言われていたそうです。ターミネーター4はまあまあです。
>ゲームをやらなすぎてゲームと現実の区別がつかないんだな
現実と虚構の差は曖昧ですね。

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