負けて勝つ 第2話 鳩山一郎と松のずる平、登場
今回はGHQに頭を一つ二つ下げたら、うまくいくかと思いきや、天皇の戦争責任訴追すると脅されて、GHQが作成した憲法をほぼ丸呑みせざると得なくなり、完全なる外交的敗北を喫した吉田茂が日本の再独立に向けて立ち上がるまで。
吉田茂はGHQに頭を下げて媚びへつらっても、アメリカの犬ではない。
この白州次郎も悪くない。
GHQに屈服し、生き恥をさらすくらいなら死んだ方がましだという閣僚を吉田がまるで開戦のときと同じ議論だと一蹴し、恥がどうした、面子がどうした、そうやって戦争に突入したのをお忘れかと反論。日本復興のために頭一つ二つ下げて何が恥ずかしいと語気を強める。
タカ派のチャールズ・ウィロビーがワーグナーのワリキューレの騎行を聞いてるし(ドイツ出身なんですな)。Eventually Japan will go to war for America against the Soviet Union(いずれ日本はアメリカのためにソ連と戦争をすることになる)とか言ってます。吉田はウィルビーを劇薬と称し、独立のためには劇薬を飲まねばならないと腹をくくる。
幣原がマッカーサーに日本の武力放棄を憲法に明記し、平和国家宣言をするように言ったとか。日本を四等国と罵るマッカーサーはマザコンだし。大統領になる野心を燃やしていて、日本の民主化成功をその弾みに利用としたのは事実。
マッカーサーにGHQの草案を丸呑みした憲法案を吉田が提出するときに、マッカーサーが吉田に握手を求めるが、吉田は握手しない。これが吉田の矜恃なんでしょう。
息子にGHQ案を受け入れたのは良かった言われたら、貴様に何がわかると怒るのももっともです。吉田茂にとっては屈辱だったのですから。
吉田がかついで首相にした広田弘毅も、A戦犯になってしまう(その後死刑に処されるし)。奥さんは旦那を守るために服毒自殺していたとは。
鳩山一郎が友愛精神って言ってる。ムッソリーニとかヒトラーを礼賛してたらまずいわな。戦前戦中の日本国民がそっちに向いてたのもあると思います。鯉にエサをやっていて、メガネを落すところが、なんとも痛々しい。
鳩山一郎が首相になれなくて、代わりに吉田茂を首相にしたのは「松のずる平」こと松野鶴平。やはりうまいな石橋蓮司。民主党を脱退した松野頼久は松野鶴平の孫なんですね。
ごちゃごちゃした戦後の政治をうまくまとめてると思います。
ドラマが終わったあとに、尖閣国有化で中国人民が日系スーパーやパナソニックの工場を襲ったというニュースが流れて、石原慎太郎がつけた火を吉田茂だったらどう消すんだろうと考えてしまいます。
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