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2012/09/22

負けて、勝つ 第3話 吉田茂のへの字口

吉田茂のへの字口はいろんな死んだり失脚した人たちの想いを呑み込んでるんだと。

田中角栄が出てきた。麻生さんのお父さんが政界に入った。

日本人に愛されるマッカーサーと日本人に揶揄される吉田茂首相。

GHQ民政局ケーディスの後ろ盾を得て次期首相になろうとする国民重視の芦田均に「国民とは誰だ! 現実を直視しろ!」と一喝する吉田茂。ごもっとも。でも選挙に負けて首相の座を追われる。

ケーディスと不倫関係になった鳥尾鶴代の写真がありました。

http://blog.livedoor.jp/okayamaek/archives/11988219.html

美人なのでは。

ウィロビー率いるG2(連合国軍最高司令官総司令部参謀第2部)は怖い。なにげにドイツ系のウィロビーとユダヤ系のケーディスの戦いでもあるような。

吉田茂の岳父・牧野伸顕が首相の座から滑り落ちた吉田に、首相に返り咲いて自分が生きているうち日本の再独立を果たしてくれと言われる。

岡崎勝男、池田勇人、佐藤栄作を政治の道に引き込んだのは吉田茂なのか。

吉田茂も外交官。政治のことはさっぱりわからん、だから負けたと3人に言い、こう尋ねる。

今、この国で一番焦っているのは誰だ?

ダグラス・マッカーサーだと答える。早くアメリカに戻って大統領選に出たいのだ。

それを足止めしているのは誰だ?

日本人だよ!と吉田。

戦前の政治家は軍部の言いなりだった。今はGHQだ。

政局ばかりにオロオロする政治じゃだめなんだ!

これからの政治は実行能力だ。行政手腕が必要なんだ。

そのためには力のある官僚出身者、あるいは財界、司法出身者。新しい血を投入しなきゃだめんだ。

GHQの言いなりになっていては、痛い目に遭う。

これからの日本に必要なのは独立心だ!

どうだ、一緒に進駐軍にお帰り頂く仕事をしようじゃないか。

ウィロビーの画策で起った昭和電工事件によって芦田は失脚。

首相官邸で吉田とお茶漬けを啜るとところが何とも印象的。

これで芦田と吉田は和解。

私は民衆を信じるが、あなたは自分しか信じないと芦田は吉田に言う。

吉田は自分しか信じないじゃなくて、いろんな人の思いを背負ってるからああなったんだなと。

広田弘毅が絞首刑に処されて、吉田が無念の唸りをあげる。そして第24回総選挙で民主自由党が勝利。への字口を噛みしめて、目をかっと見開いて万歳。いろんな想いがあるんだろうなと。

硫黄島からの手紙の「万歳」もよかったけど、この万歳も深い。

そして牧野伸顕の臨終の際に吉田茂が来て、病に伏す牧野に、外交は三流で、政治のことしかわからない男だったんだと言われたのを思い出す。

その牧野(あと近衛文麿)の想いが吉田に、閣僚に向かって馬鹿ヤローを言わせたと。

政治を変えろ、日本を変えるんだ!ここは俺たちの国だ。俺たちがやらんでどうする!

意外と野田さんは最近の政治家にしてはポピュリズム的ではないと思う。

次回は朝鮮戦争と日本再軍備。

これはお勧め↓

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