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2012/10/07

負けて勝つ、第5回 日本独立 日米安保 そして吉田退陣

老兵は死なず消えさるのみとマッカーサーが言いましたが、吉田茂もそう。

最後のバカヤローが凄くよかった。

中国義勇軍が朝鮮戦争に参戦してきたことで日本の戦略的価値が上がったこの機会に乗じて、吉田はアメリカから講和と独立を引き出そうとする。

しかしアメリカは日本の再軍備を求める。吉田はそれを拒否する。交渉は暗礁に乗り上げる。そこで吉田はダレスとともに憲法第9条を日本国憲法に入れたマッカーサーのところへ行き、日本は再軍備しなことが正しい選択だとマッカーサーに言わせる。

だが外務省の西村熊雄条約局長はダレスは別の手を打ってくるだろうから、再軍備化を視野に入れて交渉を進めた方がいいと提案すると、吉田が烈火の如く怒る。

君はケンカの仕方を習っていないようだな。端っから謝っていては交渉にならんよ!

ごもっともです。

ダレスは吉田を外して事務レベルで講和の交渉を進めることを伝えてきた。そして憲法第9条の改正と再軍備に意欲的な鳩山一郎と接触する。そんな鳩山が自分が総理にしてやったのに、公職追放を解かずに自分の政治活動を妨害していると吉田に言う。

そんなことを言っている暇があったら、世界中に十八番の友愛精神とやらを説いてまわったらどうだ!

笑った。

結局、吉田は折れて、講和と引き替えに日米安保と保安隊創設を了承する。しかし国民にはそんな事情はわからないので、秘密協定とする。

日本の未来は一体どうなるのでしょうか?と秘書の柴田が吉田に訊くと。

お前たちの未来だ。自分で考えろ。

慶子と米兵との子供の父親でありたいと柴田が言います。あの赤子は日米安保を呑み込んだ新生日本かと思ったのですが、考えすぎかも。

独断専行が過ぎて大統領に楯突き、中国本土への攻撃を打診したマッカーサーは連合軍最高司令官を解任された。

そんなマッカーサーに吉田が「名残惜しい」と言う。

人は去りゆくとも、心を残す。

A man leaves a place but his heart remains there.

なかなかいい表現。

吉田が日本の子供はたくさんのチョコレートをもらいましたと、マッカーサーにチョコレートを差し出して、それを食べたマッカーサーがこのチョコレートはマズイ(何かおかしい)と言うと。吉田が残念ながらアメリカ製だと言う。ここは面白かったですよ。

講和条約と日米安保条約締結のためにサンフランシスコに向かう吉田が久しぶりに来た息子に縁を切るか?と切り出す。息子は大ショック。そりゃそうだ。実際は息子を守るためだったのですが、そういうことは言わない吉田茂。

日米安保条約の締結は同行する池田勇人みたいな未来有望な政治家たちに累が及ばないように一人で署名したとかカッコイイ。

吉田茂の講和条約と安保条約締結後の会見。こっちは英語

イギリス英語ぽい

吉田茂は講和条約に国民は失望するのでないかとの心配は希有に終わり、内閣支持率が58%に上昇。

戦中は日本万歳、戦後はマッカーサー万歳、そして講和後は吉田万歳。

白州次郎の政界引退の勧めも聞かずに総理と続けてワンマン首相と呼ばれるようになり、吉田は辞めろとデモ隊が首相官邸を取り囲む。そして辞任。

老兵は死なず消えさるのみと。

マッカーサーが死んだと聞いて、マッカーサーがかつて座っていた椅子に向かって占領当時のやり取りを再現するところはよかったです。

臨終の際に床に伏す吉田茂に、小りんが水を飲ませたと思ったら、布団に入って顔を吉田の胸に当る。そして吉田の顔を見る(たぶん死んだんでしょう)

バカヤローと呟く。

やられましたよ。

吉田茂は東京オリンピックは見られたんですな。

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