平清盛 第47回 「宿命の敗北」 最後の伊藤忠清に震えた。
三代目がうまくいくかどうかで会社が存続するかが決まるとか。清盛の孫の維盛(これもり)はダメダメ。
源頼朝が挙兵して戦う様はかっこいいぞ!ミニ大河が12月から始まった!
鎌倉を我ら源氏の本拠とする!と宣言する頼朝。
清盛より、こっちが主役みたいですよ。
そういえば頼朝に加勢している千葉常胤の千葉城に行ったことがあります。あの天守閣はなかったのか・・・
一方、清盛は義朝の息子・頼朝に武士が頂点に立った世を見せてやるとか言ってる。
貴様らしいと清盛の話を聞いて笑う在りし日の義朝を思い出す。
しかしその息子頼朝は清盛を討つべく東国の武士を率いて挙兵する。
この何とも虚しい感じが「平清盛]の骨頂。
桶狭間で敗れた今川義元は駿河の国の出身。そして裏で暗躍していたのが武田信玄との話があります。そして維盛が敗走した富士川もなぜか駿河の国。そして頼朝とともに維盛の軍勢を攻撃したのが武田信義。歴史の因果か。
清盛が敗走した維盛に憤怒する。負けて帰ってくる武士がいるか。武士とは勝つことじゃ!忠清に死んで詫びろと命じる。忠清が清盛の前に進み出る。
殿は今、維盛様に仰せになりました。それでも平家の男の子かと。戦というものをご存じなく、兵の心を知らず。遊び女を陣内に招き入れる。
それが紛うことなき平家の男の子の姿にございます。
平家を公卿にまで高めた。武士ではできなかったでしょう。
殿、平家はもはや武門ではござりませぬ。
殿ご自身がもはや武士ではござりませぬ。
殿が目指した武士の世は、武士のままでは造れぬものにござりました。
ミイラ取りがミイラになった清盛。
どうぞ、この首、刎ねてくださりませと忠清。
清盛が忠清の首を刎ねようとして太刀を振り上げる。
が、しかし、剣の重さに負けてを落してしまう。もう身も心も武士ではない。
父・心の軸の話を思い出す。
おのれにとって生きるとは何かを見つけたとき、心の軸ができる。心の軸が体を支え、心を支えるのだ。
武士でなくなった清盛は心の軸を失ってしまったという、激しいアンチクライマックスのエンディング。こういう終わり方されると次が見たくなります。
![]() アド街ック天国・横浜ウォーカに紹介されました!かまくら推奨品 鎌倉山ラスク【鎌倉抹茶 8枚... |
« 中華文明の謎 第3章 秦の始皇帝は蛮族だったのか | トップページ | 戸籍謄本がない! 未来の党の大失態は未来を予見か。 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 劇映画 孤独のグルメ テレビ版とは違う味わい(2025.01.13)
- 侍タイムスリッパーは大当たり。これぞ映画。(2024.10.04)
- エイリアン:ロムルス ゴジラ-1.0と同じ原点回帰の面白さ(2024.09.11)
- 沈黙の艦隊、潜水艦乗りの話として面白いじゃないか!!(2024.02.10)
- NHKドラマ「あれからどうした」がめちゃめちゃ面白い。(2023.12.30)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ディープな北海道弁を操る長野出身の父(2021.11.03)
- パソコンが勝手に初期化された!専門家じゃないから復元しかないじゃないか!(2021.10.24)
- チャンネルはそのまま!HTBがんばった!(2019.03.18)
- いだてん 11話までは宮藤官九郎版「坂の上の雲」(2019.03.18)
- スタートレック:ディスカバリー シーズン2が始まりました。(2019.01.18)
「平清盛」カテゴリの記事
- ブラタモリ 第49回 宮島 厳島神社にも地下空間が!(2016.10.02)
- 平清盛 ブルーレイ(弐)が届いた。いいよインタビュー。(2013.03.05)
- 誰も興味はないかもしれないが、平清盛がウィキペディアで年間閲覧数第6位(2012.12.28)
- 平清盛 最終回 遊びをせんとや生まれけむ(2012.12.27)
- 平清盛 最終回 遊びをせんとやうまれけむ をBSで見た。(2012.12.23)
« 中華文明の謎 第3章 秦の始皇帝は蛮族だったのか | トップページ | 戸籍謄本がない! 未来の党の大失態は未来を予見か。 »
コメント