まほろ駅前番外地 第6話 ニートは騙しても構わない
40歳で、実家が金持ちでニートのヒロ君。金がないと大事なところが貧しいところは違うけど、自分を見ているようで痛い。
多田の事務所のトイレの扉に貼ってあるビール会社のポスターが井川遥だ。
担当の者が話聞きますからと、臼田あさ美にたまに似ていると言われる美咲(臼田あさ美)を多田に通す行天。
営業部長は降りたんですね。
出会い系でメールを5年くらいやり取りして1000万円使ってる男(ヒロくん)に、サクラを辞める前に一度会って謝りたいと、住所を調べてくれという依頼。
自分の顔は出さないけれども、大事なところは自慢げに出している写真を添付したメールを美咲に送りつけてる。
桜の木、鉄塔、チンコ・・・と多田が呟くと
すべてそそり立っておりますと行天。
大好きですよ深夜ドラマ。
桜の木、鉄塔で住所を特定。大きなチンコで本人を特定。
美咲がヒロ君に会いたかった理由はカモにするためだったよう。
どうもしっくり来ない多田。行天が本人に確かめてみようと本人を呼び出す。
本人は認める。
私にはお金が必要なの。
6歳になる娘がいて、旦那は21歳の時に若い女を作って出て行って。6年間頑張ってきたという。
あいつ幾つだと思う?40だよ。40まで働きもせず、親から金をもらってのうのうと生きてきたんだよ。その間、あたしがどんだけ働いてきたと思う?出会い系のサクラとか、そうやって子供を育ててきたの!
実家に預けている子供といつか一緒に暮らす。それまでの間にあいつとあいつの家からむしり取るだけむしり取ってやる。
って去って行って振り向いたら泣いてるし。
かっこよくない?と行天。
うんと多田。正しいかどうかはわかんないけど、間違ってはいない気がする。
うまいことオチがついたねと行天。
立川談志が落語とは人間の業の肯定だと言ったそうな。
これも業の肯定かな。
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今回はまたひどい話でしたね(笑) まさか騙すことを肯定する結末とは思いませんでした。でも前回みたいないい話ばっかりじゃリアリティがないのでバランスなんでしょうね。
加藤賢崇が全力でニートを演じてましたね
まほろのモデルは町田市だそうですが、えげつない蝋人形とか出会い系のサクラとか、町田の人はあまりうれしくないかもしれませんね(笑)(自分はむしろ興味がわきますが)
さえない男が美人に騙される話って、哀れだなあと思いながらも笑えたりするのですが、性別が逆だと笑えない気がしますよね。男女の社会的地位が完全に対等になれば逆も成立するようになると思うのですが、そういう時代が来ることはあるんだろうか、なんてことを考えたりします。
投稿: おじゃま丸 | 2013/02/16 18:30
おじゃま丸さん、どうも
花見?ここで終わり?と思いましたね。ひどいです(笑)。
これくらいの急転直下は好きですね。
>加藤賢崇が全力でニートを演じてましたね
本人はニートでも、コミュ障でもなんでもないんでしょうが、リアリティがありました。
息子を養う若い男が中年女性を騙して金を取るってのは確かに悪い気がします。
投稿: 竹花です。 | 2013/02/16 19:20