「最強の狙撃手」は戦場で死なず、射撃場で死す
この人の著書を読みました。
米海軍特殊部隊SEALS(シールズ)の元隊員で、イラクでの実戦体験を描いた「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」の著者、クリス・カイルさん(38)が2日、テキサス州内で射殺された。同書は米国内でベストセラーになっていた。
警察は同日、州内の男(25)を殺人容疑で逮捕。米メディアによると、イラクやアフガニスタンに従軍経験のある元兵士という。男は2日午後、同州グレンローズの射撃場で、カイルさんと、カイルさんの知人男性(35)の2人を射殺した。動機は不明だが、2人が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていた男を射撃場に招いていたとの情報もある。
カイルさんは著書で、1999~2009年にかけイラクにたびたび派遣され、武装勢力など計150人以上を殺害した経験を公表。最近は射撃のインストラクターを務めたり、PTSDに苦しむ兵士らの支援を行ったりしていた。
撃ったのはEddie Ray Routhというアフガニスタンとイラクに派兵された兵士だそうです
助けようとした兵士に殺されたとしたら、逆に撃ち殺されるという。後味の悪い戦争映画みたいです。
生前のインタビュー(英語です)
仲間が撃たれて打ちのめされたとこともあり、武装勢力がカイルの首に賞金を賭けたとか。そして家族のために除隊。
狙撃だけでなく、子供の頃から狩猟をしていたとか、自動車事故で骨折して金属ボルトが入ってるのにシールズの訓練を受けたとか、半生が書かれてました。海兵や陸軍との現地での共同作戦とか、シールズの目から見たイラク戦争。
シールズ隊員は離婚率が高いそうですが、この人は離婚しなかったそうで。奥さん未亡人ですか。
これはシールズの訓練を撮影したドキュメンタリー。
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