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2013/03/14

ゼロ・ダーク・サーティ  執念の復讐劇

脂ののった良い映画です。どこかで赤穂浪士の討ち入りのようなだと評してましたが、言い得て妙です。最後のSEALs・チーム6がオサマ・ビン・ラディンの隠れ家に侵入する時は、正義の鉄槌を下す赤穂浪士みたいでした。

ハート・ロッカーのキャサリン・ビグローが脂の乗ったいい映画に仕上げました。ジャンゴも良かったし、スカイフォールも面白かった。今年は豊作です。

でもそれは最後の最後で、HOMELANDのように基本的には深く潜ったオサマ・ビン・ラディンを見つけ出そうとするCIAの分析官マヤの執念の物語。

911事件を黒い画面で音声だけっていう始まりからしてダークです。そしてアルカイーダの捕虜への度重なる拷問。この残忍な暴力を抜かないからこの映画は面白い。でも彼らはなかなか口を割らない。そして世界で起る新たなテロ。オサマ・ビン・ラディンへの手がかりかと思ったら自爆テロ。CIAの仲間が死んでしまう。これでマヤの社会的正義感が個人的復讐に変わります。最初は繊細な感じだったのに、この辺にくるとかなり男勝りになってます。

でも、生きてるかどうかもわからない幽霊を追っかけてないで、計画されているテロを防ぐ情報を見つけろと上司に怒られる。確かに敵のボスの姿がまったく見えないこの映画。そこが逆に怖い。

そして大量の情報の中に埋もれていた手がかりを掘り起こし、粘りに粘ってオサマ・ビン・ラディンの連絡員を突き止めます。まさか三人兄弟だったとは。でもその隠れ家は不明。しかしひとつの電話番号を得て、そこから連絡員の行動をつかみ、そしてビン・ラディンの隠れ家と思しき家を発見します。しかしCIAの上層部と大統領の側近は行動を起そうとしない。証拠がないという。原発事故もそうですね、証拠がないからできないとか。そんなことをしていたら仕留めるチャンスを逃してしまうのです。

でもマヤの執念が周りを動かし、そして最後にはCIA長官をも味方につけて、オサマ・ビン・ラディンの殺害作戦が決行されます。

3時間近い情報戦の話なのですがまったく飽きません。オサマ・ビン・ラディンを捕まえるには、それにつながる手がかりとなる人間を捕まえないといけない。その追跡が面白いのでしょう。ドキュメンタリーとかで見ているし、結末は知っているのに途中でこれでうまく行くのかと思える作りはお見事です。

チーム6の暗視ゴーグルのカメラが4本あるのかっこいいです。

Team_six

あとオサマ・ビン・ラディンの隠れ家を急襲したステルスヘリコプターは配備されているのではなく試作機だったと映画では言ってました。

オサマ・ビン・ラディンが見つからなかったのはスパイ業界の隠れる技を知っていたからだとCIAでは分析してました。そしてマヤの上司であるパキスタンの支局長はSIS(パキスタン軍情報局)のリークによって失脚。本当の黒幕はSISということですか。

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