安倍首相もTPPに参加を表明しましたが、台湾も
安倍首相がTPPに参加を正式に表明しましたが、台湾もTPPに参加するようです。
【台北=村上太輝夫】米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)に基づく経済協議が10日、台北で開かれた。台湾側は米国が主導する環太平洋経済連携協定(TPP)への参加希望を正式に表明するとともに、米台自由貿易協定を検討したいとの意向を示した。協議後の記者会見で米国通商代表部のマランティス次席代表は「TPPは我々が招待するものではない」と述べ、台湾側の自由化努力を促した。TIFAの協議は2007年7月を最後に、米国産牛肉の輸入をめぐる対立で中断していた。再開は馬英九(マーインチウ)政権の対米重視姿勢を象徴するものでもある。
中国 包囲網形成に警戒感
北京=河崎真澄】中国外務省の華春瑩報道官は15日の記者会見で、安倍晋三首相による環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加表明に関して、「中日韓などアジア太平洋地域の自由貿易協定(FTA)交渉はまさに進んでおり、そうした現実を尊重すべきだ」と述べ、間接的な表現ながらも交渉入りを牽制した。
中国の経済専門家は産経新聞の取材に対し、「TPPはいわば関税同盟で、貿易面から世界に新たな“冷戦構造”を作りだすことになる」と警戒感をあらわにした。TPPが“中国包囲網”を形成し、かつての米ソ対立のような2極構造が経済面から米中間に生じるとの見方が、中国内部で台頭していることを示した。
日中韓3カ国は、5月にも首脳会談を含む本格的なFTA交渉に入る見通しだが、曲折も予想される。
中国との交渉しては包囲網にはならないという意見もありますが、中国がこちら側の経済ルールに従うのかが鍵となります。中国がこちら側のルールに従うなら、敵ではなくなります。逆に従わないなら敵であり続け、包囲されるということです。日本がTPPに参加しないなら、アジアでも欧米でも経済的に孤立する恐れがあります。中国が嫌いで日本のTPP参加に反対というのは、実は中国にとって非常にありがたい話でしょう。
農業も、実はアメリカは補助金漬けで弱い分野なので、TPPの交渉では強く出られない。農業「世界最弱」国の日本には攻め込めるが、競争力の強いオーストラリアの農作物に攻め込まれたら、アメリカの農業は壊滅するだろう。
既にアメリカは、TPP交渉の場でも砂糖や乳製品を例外にするよう主張し始めており、今後、交渉が本格化したら、「逃げ」に回ると思う。
ということは結局、TPPはかつてのGATT(関税と貿易に関する一般協定)ウルグアイラウンドと同じようなものだと考えればよいのではないか。日本はウルグアイラウンドでコメの「市場開放」を延期する代償としてミニマムアクセス(最低輸入量)比率の引き上げを選択した。
<>http://news.livedoor.com/article/detail/6053941/
攻めるには守る三倍の兵力が要ると言います。逆を言えば攻める側の兵力が三倍以上なら、守る側は追い詰められて滅ぼされるということです。戦いも守る一方では生き残れません。時には敵の急所を攻めないと守れないこともあります。
守るためには身体を鍛え、戦う戦術を磨かねばなりません。でなければ遅かれ早かれダメになります。農業が国益なら世界水準の農業にしないと、いずれ日本は危ういと思います。
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