八重の桜 第24話 二本松少年隊の悲劇 ベタベタだが泣ける
会津に向けて官軍が各地を攻略していく、この危機感に目が離せない。駄目だとわかっているのに残念だと思っています。
八重のところでミニエー弾を作ってたのは本当なのかな。本当だったら凄いな。
奥州街道を官軍に押さえられたら会津は日干しになると、新政府に停戦を申し出るように容保に進言する。
家老一同の首を差し出してでも和睦すべきだという。鉄砲、大砲の差は明かだと。
萱野権兵衛には奥州が一丸となって戦っているのにと言われ、恭順しては奥羽列藩同盟の信義にもとる梶原平馬に言われて、装備も用兵術も違う諸藩が一丸となって戦うのは難しいと漏らす。
それは泣き言にしか聞こえないと田中土佐。会津の誇りにかけて戦う他に道はねえ!
なればその鉄砲、大砲の補強をなんとしてもすぐに!
銃には限りがあり・・・と梶原
なれば梶原!反射炉を!と頼母。反射炉を今すぐ作りに行こう。寺の鐘、鋳つぶして大砲を造ればいい!
できるならやってる!今はその時も金もねえ!と土佐。
土佐!と叫ぶ頼母。だからあの時、一刻も早く都を出ていれば!
太平洋戦争と同じ。歴史は繰り返してますよ。でもここから八重の桜は違う。勝手に大阪から江戸に容保を逃がした濡れ衣を着せられて息子を切腹で失った神保内蔵助が言う。
にしゃになにがわかる。我ら都で戦った。血も流した。筆舌に尽くしがたい屈辱もともに味わった。何もしらないにしゃが出過ぎた口をきくな。
渋い。頼母は白河総督を解任される。
秋田藩が新政府側に寝返った!
二本松の少年兵がねえ。少年ですな。出陣の前の夜は修学旅行のようにはしゃいでたらしいです。木村銃太郎(若先生)が銃を教えたことがあだにならなければいいなという危惧が現実に。木村銃太郎が戦死したのも22歳。若いのに。
松平春嶽が岩倉具視と木戸孝允と指さして、万機公論で決するはずの政策が、ことごとくこのあたりで決められていると指摘。会津討伐を取りやめるように上奏していたが、一向に受け入れられなかった。会津の恭順は認められのはすべてご叡慮(天皇の考え)と岩倉に言われて春嶽がキレた。
ゆがんでおる。あなた方のつくる新しい国は、踏み出したその一歩からすでにゆがんでおる。誰のための国造りぞ。
この流れで覚馬の提言書「管見」が完成。
破れても、滅んでも、まだ残るものある。
いい。
二本松少年隊の八重からダルマをもらった成田才次郎がえぐい。撤退したあと、若先生の仇って斬りかかろうしてそれを制止した二階堂が撃たれて死んだ。そして八重からもらったダルマに勇気出せって願かけて、官軍に斬りかかって殺された。殺されたのは長州の白井小四郎という人みたいです。ダルマをあげなければ死ななかったかも。
大筒って迫撃砲みたいなものか。あんなのがあったんだ。
長岡も落ちた。河井継之助の奮戦はナシか!
二本松少年隊は会津に撤退したんだ。
最後の八重の強烈な睨み、女狙撃の誕生ですよ。
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コメント
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>木村銃太郎(若先生)が銃を教えたことがあだにならなければいいなという危惧が現実に。
この描き方だと八重は銃そのものが嫌いになって憲法九条を守ろう的な発想になりそうなんですがそうはならないんですね。「三郎の敵を討つ」って言ってたけど、官軍=悪って描き方じゃないのでその辺の動機づけがちょっと弱いような気もしています。
西郷頼母が取り乱すシーンはヒトラー最期の12日間みたいでした。
覚馬の執念はいいですね。あれは谷村美月も惚れるでしょう。
投稿: おじゃま丸 | 2013/06/16 22:55
おじゃま丸さん、どうも
>八重は銃そのものが嫌いになって憲法九条を守ろう的な発想になりそうなんですがそうはならないんですね。
八重もそうですし、会津の戦争継続も「仲間が死んだのに敗北できるか」っていうそれにつきると思います。個人的に判官贔屓なので、会津に無理難題をふっかける官軍なんざやっちまえ!です。
今までの幕末物と比べれば、かなり官軍は独裁的で悪く書かれている方だと思います(たぶんこっちが正しいと思います。帝国議会ができるまでは薩長の独裁政権)
>西郷頼母が取り乱すシーンはヒトラー最期の12日間みたいでした。
このあたりは凄く良いです。
覚馬の執念には惚れます。牢番も惚れたと思います。
投稿: 竹花です。 | 2013/06/17 01:10