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2013/11/03

ウォーキングデッド4 第1-3話 絶望過ぎて腰が抜ける

マー君勝ってくれてありがとう。第3話を10時からちゃんと観れました。シーズン4は最高。

第1話はシーズンの最初なのでウォーカーの大盤振る舞い。大型店舗の屋根から落ちて来るウォーカーども!なかなか新しいなと。なかなか面白い。第2話で「新たな脅威」、急性インフルエンザで新たに加わった仲間死んでウォーカーになって刑務所内で大暴れ。

これは確かに新たな脅威。その発想はなかった。

ほんと面白なウォーキングデッド。

心が折れて銃を捨てて農業にいそしむリック。母豚が死んでいたのはインフルエンザへの伏線でしたか。結局、殺さないといけなくなる。刑務所からウォーカーを遠ざけるのに子豚をナイフで傷つけてウォーカーにくれてやる。折角育てた子豚を犠牲にする。腰が抜けるとはまさにこのこと。

キャロルが子供たちに武器の使い方を教えるのは自分の娘がウォーカーに殺されて、最終的にウォーカーになったからなんでしょう。

進撃の巨人がアメリカでも売れてるそうで、確かにウォーカーに人間が喰われるというのと、馬鹿だけど腕や足を切っても死なないというのはウォーキングデッドによく似ている。

ミショーンは刀でウォーカーをぶった切るし。サムライぽい。

第2話の展開からするとミショーンは子供がいて、しかも死んでいて心の傷になっているよう。

タイリースと良い仲になったカレンがインフルエンザにやられたらしく隔離された。そしてエピソードの最後、リンカーンが再び銃を取ってハンピーエンドかと思いきや、タイリースが花を持ってカレンのところに行く。これはカレンがウォーカーになってる展開かと思いきやもっと酷かった。ガソリンをかけて焼かれてた。

これは腰が抜けた。どこまでも視聴者を叩き落とすウォーキングデット。この救われない感じが実に面白い。

第3話、グレンも感染した。タイリースの妹も感染した。リックは神経がぶっ飛んでる。暴力性を押さえているけど、スイッチが入るとヤバイ。それは本人もわかっているのでできるだけウォーカーも殺さないのかな(カールのお手本にという意味もあるのでしょうけど)。

父親が殺された娘も感染した。どこまでも落しますな。

隔離棟に風邪に効く薬草茶を持って入ろうとするハーシェルをリックが止めると、珍しくハーシェルがリックに黙って聞け(Listen damn it:いいから話を聞け)って言った。

外に出るのも命懸け(ダリルが獣医科大学の抗生物質を取りに行っている)、

水を飲むのも命懸け(外の池につながっているポンプのき吸水口に泥が詰まっている)

今は息のするのも命懸け(感染のリスク)

いつだって命の保証はない。

だが何に命を懸けるかは選べる。


かっこいいなハーシェル。まるで進撃の巨人の調査兵団だな。

大学に向かうダリルが車のラジオで放送を聞いたと思ったら、千人単位のウォーカー!車を捨てて逃げるしかない!

カレンを焼き殺したのはキャロルかよ!

ハーシェルがダリルたちを送り出して、もどかしい表情で座っていた部屋の絵に書かれていた言葉:

穏やかな海で良き船員は育たない。

Smooth seas do not make good sailors.

荒海すぎるでしょ。10年に一度の災害とかいうレベルじゃない。

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コメント

歳のせいかあんまり絶望的な話は見ていてつらいので、ヤマトを観なおして古代と雪の痴話げんかでほっこりしています。
ワールドウォーZのエンディングはわりと希望があるらしいですね。

ヤマトの木星の浮遊大陸の司令官ラーレタ(オネエ言葉のキャラ)はシュルツと同じザルツ人だったんですね。地味な性格のキャラが多いザルツ人の中では珍しい。おもしろそうな人物なのにすぐ死んでしまってもったいなかったです。
地球人とガミラス人のDNAがなぜ同じなのかは結局説明されてないですよね。結婚できるようにするための単なる方便だったのか。

おじゃま丸さん、どうも
>ワールドウォーZのエンディングはわりと希望があるらしいですね。
ああそうなんですか。

>司令官ラーレタ(オネエ言葉のキャラ)
半沢直樹の敵役だった国税の偉い人もオネエでした。最初に波動砲を浴びたガミラス帝国臣民という栄誉に浴してはいますが。

ガミラス人と地球人は同じDNAなんですね。宇宙を制覇したガミラス人の末裔が人類なんでしょうか。

進撃の巨人は途中から見て面白そうだなと一話から見て三話でもうだめ。
小僧のうんちくだか独り解説だか自分の感情説明だか、テンポを落とす展開に付き合いきれなかった。
ウオーキングデッドは、その辺のぐだぐだ説明を全て映像で暗喩で済ませて先にすすむ。
そこがいい。
この絶望的状況からどう進めるのか、
見ごたえあります。

通りすがりさん、どうも
>小僧のうんちくだか独り解説だか自分の感情説明だか、テンポを落とす展開に付き合いきれなかった。

確かにモノローグが多くて小説ぽいです。進撃の巨人はかなり観念的なので思います。ウォーキングデッドの方は葛藤する対象が家族だったり、仲間だったりするので違いがあるのではないかと思います。

ともあれウォーキングデッドはただのゾンビ映画じゃないです。間違いなく面白いです。

そーなんです。
自分の中の葛藤を見る者に説明するか、感じさせるか、
その辺りは、時間軸表現の技術なんですね。

ウオーキングデッドは、なんと言うか、
そういうテクニックも踏まえた上で、
神が与えたアポカリプスの中で彷徨する人間の行い、
善とか悪とか超えた、まさに人間行為を現している。

久しぶりに、興味深いドラマに出会えました。

通りすがりさん、どうも

>神が与えたアポカリプスの中で彷徨する人間の行い、善とか悪とか超えた、まさに人間行為を現している。

守る。生きる。

っていう根源的欲求をストレートでぶつけてきます。

リックが息子に銃を撃たせようとしないのが銃規制的な今のアメリカの風潮みたいで興味深いです。

進撃の巨人も違う切り口で面白いですが。

こんばんは。寝不足です。
シーズン4終わっちゃいましたねー。
通して見てて気付いたことは、転化の早さの個体差と人の攻撃性への転化です。
ここで勝手な解釈をひとつ。

ゾンビウイルスが有るとして、それは空気感染もする。
感染したら即発症ではないが潜伏し、宿主に影響は及ぼす。
その影響とは、他者への攻撃性、破壊衝動、間接的には支配力の確保。
その感染抗体が(ここ大事)、
愛する感情が作る脳内物質、愛されてることを実感する脳内物質。
このホルモンの強さによって、ウイルスの作用が宿主の行動の抑制力となる。
死後の転化の早さも決める。
ホルモン作用の弱い人間は死後3分で転化する。強ければ最大8時間かかる。
生存中も作用が弱ければ、攻撃衝動、破壊衝動に支配される。

愛の感情は男女間だけのものではなく、
親子愛、兄弟愛、強いては人類愛にまで及ぶ。
誰かを大切にしたいという感情と、誰かがそれに報いてくれた時の感情、
誰かから
「あなたが居てほしい」
を感じた時の気持ち。
それらがゾンビウイルス抗体の根源でないか、

この辺りまで、今までのシーズンを通して思ったところです。


通りすがり。さん、どうも
シーズン4の後半は日本では3月からのようですね。
なるほど、それなら転化のスピードの違いに説明がつきます。

お久しぶりです。
シーズン5も途中で一息。
ここまで見てきて、自分が以前書いた解釈にかなり確信持って来ましたです。

通りすがリさん、どうも
牧師が出てきたのも、「愛」とか関係あるのかもしれませんね。
今見ていたら、牧師がボブの焼かれた脚を見つけました。ゾンビに追われて教会に逃げ帰ってきました!
病院も最初の方は「秩序」という「独裁」で平常運行だなと思っていましたが、ダリルとキャロルが一緒に行動して捕まったあたりから、病院も良い感じになってきました。

シーズン5の前半最終回見ました。
ええええええ!ベス!呆気なすぎでびっくりしました。
シーズン1のリンカーンを助けた男が登場しますが、息子の姿がないですね・・・

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