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2014/05/19

機動戦士ガンダムUC エピソード7(最終章)はまったくもって素晴らしい 

よくまあこんないいエンディングになったなと拍手しましょう。宇宙世紀ガンダムを終えるのにふさわしい話。サイアム・ビスト(永井一郎)の死とともに宇宙世紀100年は終わり、新しい時代を迎えるということですか。泣いたね。

永井一郎のナレーションとともに始まったガンダムがサイアム・ビストがラプラスの箱をバナージたちに託して終わるというのは感慨深い。
そういえばUC(ユニコーン)って宇宙世紀(Uinversal Century)と頭文字が同じ。

光テレビでみると画面の情報量が多すぎるらしく戦闘シーンが三度くらい一瞬モザイクになります。でも映画館に行っている余裕がない!
以後ネタバレありで。

エピソードオープニングがアニメじゃない。アメリカ映画ぽい。太陽を背景にして復活したグリプスII(コロニーレーザー)がドドーンと登場。もう格好良すぎます。こういう豪華な演出が大切です。北米にあるっていうコロニーレーザーの射撃指揮所の中での人間の演技が実に巧い。あんな演出ができるんだと関心。マーサ・カーバインって妖艶だなと思ってましたが、最後の回は非常にいい。

バウの特攻シーンとか最高です。あとシュツルム・ガルスとズサがネェル・アーガマのカタパルトデッキに取り付いてSマインを離着艦口のハッチに投げて侵入口を開いたと思ったら、狙撃型のジェガンかなにかに撃たれるところまで素晴らしい。

ブライトさんがコロニーレーザーを止めようと地球に降下すると言うとこをカッコイイねえ。

戦闘シーンは濃密です。マリーダさんはララァになっちゃうし。撃ったのがリディっていう。リディは悟りを開いちゃった。人としての革新ていうヤツですか。ジンネマンは最後まで格好良かった。魂になっちゃたマリーダとジンネマンの会話が泣けた。

ラプラスの箱の中身は結局、本当の宇宙憲章だったというオチ。本物には新人類の連邦政府への登用という未来への希望が記されていたという。それをないことにするために軌道上の首相官邸が爆破されたという。まったく大した秘密じゃないけど、ジオン公国が台頭して一年戦争を始めて地球の総人口の半数を死に至らしめために、本当に開けてはならないパンドラの箱になってしまった。ちっぽけなことが歴史によって途轍もない秘密になってしまうという。小学生にはわからん深いオチですよ。

原作の福井晴敏はどう考えたか知りませんが、これは憲法第9条の議論でしょう。平和への祈りか、戦後日本を縛る呪いか。最後に法律や銘文云々でなく、新しい世代の人間が変革すればいいというファーストガンダムと同じ話になった。巧い。これぞガンダムというのを見せてもらいました。

ファーストだけでなくZガンダムの要素(ダンバインのオーラ力みたいなの)もちゃんと混ぜてある。ガンダム2機でコロニーレーザーを防ぐとは、それまでの戦いでサイコシステムがイデオンみたいな感じ成ってたのでありだと思います。

フルフロンタルが最後に乗ってる巨大なジオング(ネオ・ジオング)みたいなの、プラモはなんか微妙なデザインでしたが動くといいですね。

途中フルフロンタルとバナージが歴史を辿るところ、一年戦争とかは非常にいい。音楽もめぐりあい宇宙だし、いいのだけど、ユニコーンとネオ・ジオングがグルグル回転しているところがね、もうちょっと。あれじゃ2001年。そこだけ残念。

それ以外は100点です。

最後に砂漠の中の食堂のおじさんが出てきた。

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