タイムスクープハンター6 第10回 真剣勝負!弓バトル
勧進的はなんだかワールドカップのPK戦のような感じです(でも一度でも失敗したらアウトというサドンデス形式)。
ヤバイは矢場居というのが語源という説もあるのだとか。
意外と知らないことがあって面白かったです。
勧進的っていうのは寺社が寄付(入場料)を集めるために催す弓の勝負だそうな。
神社に入る時は身を清め、馬鹿騒ぎしたらダメだそうな。サッカーで馬鹿騒ぎするのとは大違い。競技場のゴミ掃除はそうこう精神から来ているのかも。
西尾半二郎は弓で名を挙げて仕官を目指す浪人だが、弓の名手独眼竜清兵衛。名前が胡散臭いと思ったら、眼帯は偽物で両目が見えている。独眼竜は演出だった。
半二郎に弓を教える椿三十郎みたいなぐうたらオヤジの五郎兵衛いいじゃないか。弓を教えてやるからと金をせびろうとするぐうたらオヤジだけど、実は清兵衛に流鏑馬で馬に細工されて落馬して右目と右腕が使えなくなって弓をあきらめざるを得なくなったという因縁があった。
楊弓場(矢場ともいう)について沢嶋が古橋さんに説明を求めたら、射的場だけどいかがわしい場所でもあると説明される。矢場女というのもいて売春まがいのこともしていたという。今回の取材、勧進的だったはずですが、どうしてそんなところにいるんですか?と聞かれて狼狽する沢嶋。今でもJKお散歩とか日本はそっちの方向凄い。
矢場女の白粉に目の周りが凄く赤いので当時の男子は興奮したのだろうか。
稽古を本番と思い、本番を稽古と思って行うことっていい格言。
独眼竜清兵衛は腕を上げた半兵衛を賄賂で買収しようとする。無気力試合か!
半兵衛は賄賂を拒否する。「本当の敵は己の中にいる」
独眼竜清兵衛が眼帯を外して観衆の前に現れ、負けたら隠居すると宣言。
半兵衛は金に溺れて弓道を疎かにした清兵衛の心を射ぬいたらしい。
自らの人生を懸け、果敢に試合に挑んだ浪人半兵衛。その戦いは歴史の教科書には載らないほんの小さな出来事である。だが一人の人間にとっては価値のある大きな記録である。
これをワールドカップ開催中に持ってきたのはいい。
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コメント
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最近の事件をうまく取り入れていておもしろかったです。とにかく嘘をついていたのは赦せないという意見と、結果は出してるんだからいいじゃないかという意見、どっちも否定しないうまい取り入れかたでした。
なんでそんないかがわしい場所にいるのかと聞く古橋さんの冷淡な口調と沢嶋の狼狽っぷりがよかったです
投稿: おじゃま丸 | 2014/06/22 08:31
おじゃま丸さん、どうも
古橋さんが冷淡なのが素敵です。沢嶋は狼狽するのがいいですね。
タモリ倶楽部の「個人鉄」見ました。まったく役に立たない純粋な趣味のために作るという変態の宴はいいですね。前にパルスジェットエンジンを披露する回はありましたが、こういうタモリ倶楽部は実に面白いです。
VVVFインバーターの音がメーカーや車両によって違うとは知りませんでした。
投稿: 竹花です。 | 2014/06/25 09:17